2016年4月18日月曜日

Nouvelle accrochage / Satoru Sato Art Museum ville de Tomé、  その I

報告が遅く成りましたが、2016年度、春一番、桜の花と共に、Satoru Sato Art Museum の作品展示替えが行われ、新たな展示開催報告を担当の粕谷さんから頂きました。
ミュージアムに収蔵されている外国作家作品コレクション約250点の中から、今回、粕谷さんが企画したのは、先ず版画の展示室には、今回初めての試みモノクロ(白黒)作品中心(d.Allsop, o.Bertrand, a.Bozzolini, g.Campus, e.Chillida, o.Frendlich, i.Kocsis, m-h.Mahlmann, a.Nemours(2点), l.Peire, t.Ridel, m.Seuphor, v.Vasarely)の 計14点が展示され、又、絵画の展示作品もモノクロを中心にした作品( c.Andrade, o.Bertrand, c.Bezie, b.Erdmann, i.Kocsis, c.Parquet, k.Radoy, m.Saddi, f.Salazar, k.Staudtの10点)の展示室と、赤系を中心にした作品( j-f.Dudreuil, j.Ferrand, Hernandez&Fernandez, o.Herrera, j.Kuhn, a.Lambelé, g.Nicolato, y.Popet, h.Prosi, h.Riedi, j.Weyer の11点)の展示室、3つの展示室がそれぞれ異なる雰囲気の中で、合計35点が展示されています。同時に私の作品の在る展示室には前回と異なり私の高校時代の1963年からパリ留学1977年までの14年間の作品の中から16点を選んで展示されています(佐藤達の具象作品からパリ留学を期に抽象絵画へ移行する時代、直線による抽象絵画の中で、垂直を見つけた時期を紹介するものと位置づけた粕谷さんの企画展示)。今回も粕谷さんが中心に兼務の岩井さん、又、3月一杯でセンターを離れた大ちゃん(佐藤大地さん)の最後の仕事に成りました、いつもの様にミュージアム友の会・事務局の恵美ちゃん(佐々木さん)も応援に駆けつけて頂き、無事展示作業を終えたと展示風景の写真が送信されて来ましたので私のブログでお知らせさせて頂きました。仙台に行く時は是非、登米市を訪ね、登米市中田生涯学習センターの3階に在る、Satoru Sato Art Museum にお越し下さい、質問の方は是非、1階の事務局に気軽に声をおかけ下さい。センタ所長新任の伊藤幸太郎さんはじめ職員一同、笑顔で歓迎致します。
恵美ちゃん&大ちゃん、作業中
以上、版画の展示室

以上、モノクロ(白、黒、グレー)作品の展示室
赤を中心にした作品展示室
展示作品が替わる度に作業は大変で、展示や照明、キャプション作業の他に、以外と知られてないのが、展示替えの時はどういう方向性を見いだして展示にするか、ある程度、作品を選択して、いつもの様に展示毎に収納庫から作品選び、梱包された作品を運び出し、作品を傷つけない様に包みを解き、以前、展示されている作品は逆に梱包をキチンとして保管、いつでも、作品の状態を点検出来る様に管理されます。これは多くの美術館の学芸員の方々の仕事で、展示以外に表に見えない仕事が、ご苦労が一杯、Satoru Sato Art Museum の前任の岩井さん(現在兼務)から、現在担当者の粕谷さんに作品の保管、整理、展示、照明等迄、なんでも在りの技術情報が受け継がれて、ミュージアム友の会の応援も頂いて、観る方々も楽しくし観賞される様に裏方は一生懸命、今回も素晴らしい展示作品を観賞出来ると思います。

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