2010年12月1日水曜日

紅葉の銀閣寺から龍安寺を訪ねて

京に上洛、紅葉の銀閣寺に足を運ぶのは初めてかも、昨年は熱い夏に修復作業中の工事現場をゆっくり見させて頂きましたが、今は修復中の面影は無く、自然の中に昔から在る様に建っていました。太陽が当たる部分だけが紅葉し、影の緑の部分が残る自然界、色は時を待たずに変化し、淡い赤から燃える様な朱色まで繊細な色を作り出していました。近くに住む建築家の山崎先生のお宅には挨拶せずに、その後は京都国立近代美術館を訪ね、そレから、龍安寺に移動、人が一杯でも方丈の縁側に腰を下ろし石庭を見ると心休まる瞬間、方丈広間、庫裡、銀閣寺と同じ様に直線が眼に飛び込んで来る、それで居て、やすらぎと心地よい緊張感を感じさせ、その奥に数字が隠されている様な空間でした。友人の竹内教授と助手兼連絡係の松井女史と京都駅で待ち合わせにタクシーの渋滞も在り10分遅れましたが、にこやかに、迷った!と言う竹内さん。京都で会うのは1年ぶり、昨年は、竹内教授、安達先生、松井女史と桂離宮を見学、その後、松井女史が設計したお店の内装を拝見して、更にウエスタン都ホテル京都の庭と建築物、内装、螺旋階段、椅子やテーブル迄(小川治兵衛&村野藤吾の話が中心)、見学、そして数寄屋橋風別館・佳水園でビールを飲みながらの勉強会、皆さんがお帰りの後は一人で湯に浸かり、障子から庭を眺めながら眠った事を思い出し、小川治兵衛の一番小さな庭を見たくなって来た所です。今回、佐沼高校1年上の菊池先輩にはお会い出来ずに(携帯が繋がらず)、逆に、祇園の近く、後輩の高橋君のお店〖 妹 〗に20年ぶりに立ち寄り、料理もおいしく、高洋先生の話に花が咲きました。紅葉の京都、旅館の料理も又格別で、湯豆腐もおいしい季節でした。

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