2013年7月17日水曜日

京に上洛


 上洛して、先ず、阿彦さん(MIURA-ORI)から紹介を頂いた、和紙来歩(Washiraifu)の加藤さんを訪ねました、これ迄、ドローイング用の和紙と言えば宮城県の遠藤工房の白石和紙を使わさせて頂いていますが、襖用の和紙は初めての事、越前和紙も素晴らしく、多いに参考に成り、来年の銀座の個展には使ってみたい感じ、見本帳迄頂いてお別れ致しました。その後、日本画の麻田脩二展<祇園祭六角町六連想>が京都生活工芸館・無名舎(吉田家住宅)で開催中なので訪問、麻田さんとは初対面、しかし、親戚の洋画家、故・麻田浩一家とはパリ時代、親しくさせて頂いて居たので、お会いしてみると何となく親近感が漂う風貌も似ている感じ、幾何学的な染めの作品は、和室にぴったり、外では祇園祭の山鉾巡行が行われ、初めて見る長刀鉾はさすがに緊張感を感じさせます、大通りから細い露地迄、人は一杯でした。その後、京都駅のいつもの喫茶店で竹内氏と再会、彼は元・京都工芸繊維大学建築科の教授で資料館の主でも在り、退官されてもポスター評論にかけては日本一、フランス語が堪能で翻訳の仕事も楽しんでいる御仁、Satoru Sato Art Museumコレクションの Torres-Garcia の詩画集を翻訳して頂いています。最後の写真は珍しく、車を外された裸の山鉾、見事に縄で縛られた幾何学構成の構築された力学的機能美と言うモノ、夕食は天龍寺の近く、廣川で美味しいウナギを食べれました。

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