2014年10月31日金曜日

Sonia Delaunay 展を観て来ました。

Musée d'Art moderne de Ville de Paris(パリ市立近代美術館)にて、ソニア・ドローネー展の副題は〖 Les Couleurs de L'Abstraction 〗素晴らしい作品が見れました。会期は10月17日より来年の2月22日迄開催されています。 彼女の油絵やグアッシュ、デッサン、版画以外にも、非常に優れたテキスタイル、ファッション、舞台装置、モザイク、タピスリー、家具デザイン、様々な分野に挑戦した作品も、総ての資料に光り輝き、1885年ウクライナ生まれ、5歳でロシアに移り、9歳でドイツに、そこで早くから絵を学び、21歳に巴里に移住、幼い時期にウクライナ、ロシア、ドイツの伝統文化を感じ取った彼女が巴里に来て更に絵を学び、東欧と西欧の文化の交差する中で鋭い感性を磨き、活かし、彼女の作品には常に新たな感動を受けます。40年前、彼女がレアリテイ・ヌーヴェル展に出品した時、隣りに自分の作品を展示させて頂いた事が在りました。又、彼女の作品を手に入れた時の喜びも今も覚えています(その作品は、Satoru Sato Art Museum に収蔵されています)。今回の展覧会の図録、フランス語版と英語版が出版されていたので、フランス語の図録は自分用に、英語は Satoru Sato Art Museum 用に購入、ちなみに、入場券は一般の方と違い芸術家は無料です。

2014年10月29日水曜日

De Vierde Dimensie ギャラリーの Terugblik 展

オランダのギャラリー 〖 De Vierde Dimensie 〗の最後の展覧会が11月2日から11月30日迄、開催されます。ギャラリーのオーナー御夫妻( Paula とPaul Corten 御夫妻)が御高齢と言う事で、幾何学構成アートを中心にヨーロッパ在住の作家の作品を取り扱って来た素晴らしいギャラリーの最後の展覧会、私の作品も取り扱って頂き、グループ展や個展、更にアートフェアー等に出品して下さったギャラリーに、Paula と Paul にご苦労様でしたと感謝しています。

2014年10月27日月曜日

Dechâtre・Takano・志津 ちゃんからのメール


先日はメッセージありがとうございました。最終日、午後 2時くらいに会場に到着し、サトルさんの作品を拝見いたしました。番号を教えていただいていたので、すぐに作品へ直行。夫婦二人で「おぉ~!!!!!!!」と声をあげてしまいました。改めて受賞おめでとうございます!       清水さんの作品も拝見しました(仙台・Art Géo Construit 研究会メンバー)、なんだか、とても誇らしいですね!    Facebookも拝見しました!みなさんからお祝いのメッセージが届いていましたね!ほんとうに、ほんとうにおめでとうございます!また近々お会いできますように!
高野 志津・Dechâtre(Shizu Takano-Dechâtre)

〖 パリに着いた翌日、Réalités Nouvelles の会場に行って下さった志津ちゃんからのメッセージです、御夫妻で見に行って下さいました、2枚の写真は志津ちゃんが撮って下さいました〗

中仏国交樹立50周年記念・Réalités Nouvelles à Pekin 2014 展

11月1日より7日迄、Galerie des Beaux-Arts nationaux de Beijing にて開催されます。



2014年10月24日金曜日

Paris 招待サロン・Réalités Nouvelles・

抽象アートの牙城、特に、幾何学構成アートの歴史を持つ、招待サロン、レアリテイ・ヌーヴェルの展覧会にカメラを持参して作品を撮って来ました。
















Di Teana の作品




写真は幾何学構成アート部門の会場の写真が中心ですが、全体で外国人作家も含め 400名の招待作家が参加している展覧会です。彫刻家の Di Teana の作品は一昨年亡くなっているので特別に展示されました、彼の作品はじめ、今年レアリテ・ヌーヴェルに参加した作家の中では 23 名の作家が Satoru Sato Art Museum にコレクションされています(ミュージアムには外国作家 150 名による寄贈作品が収蔵されています)。写真はクリックすると大きく見れます、最後に、今回のサロンで、栄えある〖 EXPO in the CITY 賞〗を受賞し、皆さんに感謝しています。

2014年10月22日水曜日

Satoru Sato Art Museum からの便りが届きました。

おはようございます。リストありがとうございます。
台風後に野外作品の色を塗装した木材を並べてみました。








秋晴れの中に映える、作品は時々、変化しています。今回、担当の粕谷さんの遊び心で、以前は中央の作品の中に置かれていた原色中心の色の塗られた角材は外に出て、正面側に正方形を、センター側に三角形を、廻りの風景を取り込みながら校庭一杯に広げた開放感の在る楽しい雰囲気で設置されています。是非、観て下さい。又、粕谷さんの希望で、色の塗られた角材は皆さんの自由に設置出来ます、希望の方は中田生涯学習センターの担当・粕谷さん&岩井さんに申し込んで、指示を仰いで下さい。1ヶ月に1回、角材の位置を変える計画と聞いています。

2014年10月18日土曜日

Vernissage de Réalités Nouvelles,Paris

パリの招待サロン、〖 Réalités Nouvelles 〗のオープニングに顔を出して来ました。このサロンは歴史的に幾何学構成アート=Non Figurative , Art Concret , Art Construit , Art  Géométrique の精神を継続して現在も現代アートとして世界中の作家が参加している招待サロンです。会場の作品写真は次回に(未だ、撮影してないので)、オープニングの様子、一部を掲載してみました。(写真をクリックすると大きく見えます)















2014年10月17日金曜日

Exposition de J.Torrés - Garcia〖 RAISON ET NATURE 〗Théorie.

Exposition de J.Torrés - Garcia〖 RAISON ET NATURE  〗Théorie.   au Satoru Sato Art Museum Ville de Tomé . 
45 pieces de lithography de l'album  ,éditions IMAN Paris 1932,   sa première exposition au Japon. 

既に私の独り言で紹介していますが、再度のお知らせで〜す。10月より、登米市のSatoru Sato Art Museum(登米市中田生涯学習センター3階の 展示第一会場から第三展示会場) にて、トレス・ガルシアの版画(リトグラフィ)、45点の作品が展示されています。〖理性と自然〗と言うタイトルでの理論を詩的にデッサンと一緒に書かれている作品、文字もデフォルメされて、楽しい作品45点が、緩やかに展示されています。1932年にパリのイマン出版社より発行された作品、日本で初公開です。日本では無名に近い作家と思われますが(これ迄、日本の美術関係者はヨーロッパの幾何学構成アートに関して興味が無かったのか、解りませんが)、ヨーロッパ、北・南アメリカでは、幾何学構成アートの世界で、非常に重要な作家として位置づけられている作家、トレス・ガルシアの貴重な展覧会、是非、皆様に観て頂きたいと、願っています。







2014年10月15日水曜日

Nino-Calos 展に行って来ました。

Nino - Calos は 1926 年、Messine(Messina) 、Sicily 生まれ、私が初めて Nino - Calos  とお会いしたのは、1973年のSalon Réalités  Nouvelles の作品展示の時、Bozzolini と同じ、Art Géométrique・Construit のセクションの委員をしていて、Bozzolini の紹介で会ったのが始まり、Cinétisme Mouvement 〖 Lumino-Cinétique 〗の第一人者、1975〜1980 年 東京の第七画廊のグループ展にも参加して頂いた作家、彼から頂いた石版画は Satoru Sato Art Museum にコレクションされています。今日は Xuriguera 氏と一緒に、RCM Galerie を訪ね、懐かしい故人のNino の作品を見れました=Nino のカタログの紹介文は Xuriguera が書いていたので長話、そこに、大型自動二輪車に乗って  Francesco Marino Di Teana (鉄、特にコールテン鋼を使った大型アート・モニュメント作家として有名な彫刻家 )の息子 Nicolas が来て1年ぶりの再会(親父さんのFrancesco からはオブジェ=金属の立体と銅板画を Satoru Sato Art Museum に寄贈させて頂いています)、そこでパチりと写真を撮りました。左から、Satoru. Robert Murphy. Nicola Marino Di Teana . Gerard Xuriguera 。

春日の勝ちゃんから・・・

帰仏の際にはミニクラス会を招集できませんで、残念かつ失礼しました。
中国でのご活躍振り等は貴君のブログでしっかり拝見しています。忙しい中、古里「宮城県」の核廃棄物の最終処分場のことなどにもご腐心されるなど、広い視野、豊かな人間性だから大勢の仲間から親愛、信頼されることが良い作品の素になるのでしょうね。

日本人3人そろってのノーベル賞受賞は「お・み・ご・と」です。が・・・、頭脳も企業も「海外流失」は微妙な心境ですね。

さて、日本は2週連続の大型台風の上陸で各地で被害甚大です。天気予報やニュースでは、かって聞いたことのない言葉「猛烈で激しい暴風雨」とか「ただちに命を守る行動に」とか「これまでに経験したことがない」などの言葉が当たり前のように発せられ、聞く方は不安が募るばかりです。緊急な「避難勧告」も乱発気味?です。我家のすぐ前の水路も氾濫寸前で「避難勧告」がでました。

今日の天気予報では、寒い冬の訪れが早いようです。我家の前の水路には、10月初めにシベリアから小型の鴨が6組飛来しました。確実に冬が近づいているよです。
今週末には、ホウレンソウなどの冬野菜の種まき、植え付けを完了させなけれなりません。孫姫のバスケ応援も小・中学で会場2か所の移動ですが、また楽しからずやの気持ちです。
パリも木の葉舞う季節も近いでしょう。風邪などに負けずにお元気でご活躍ください。 
わざわざパリから台風のご心配ありがとうございました。 春日 勝三

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〒263-0031
千葉県千葉市稲毛区稲毛東3-19-15
              mfビル 201号
  春日税理士事務所
     税理士  春 日 勝 三

2014年10月9日木曜日

環境省の姿勢は・・・

宮城)指定廃棄物処分場の候補地調査 加美町に連絡せず
指定廃棄物最終処分場の3候補地が県内に示されてから8カ月。環境省が8日、1カ所に絞り込むために現地調査を始めた。住民の反発を恐れ、加美町には連絡をせず早朝に着手。説明を避ける環境省の姿勢に、不満が噴出した。
 候補地を抱える3市町によると、栗原市と大和町は7日までに調査入りを伝えられていたが、調査に強く反対する加美町には連絡がなかった。
 加美町の田代岳に8日午前7時すぎ、環境省の職員1人と地質調査のコンサルタント業者2人が到着。約2時間にわたって、道路の幅や斜面の勾配を測ったり、写真を撮ったりした。朝日Digital

ノーベル物理学受賞者の意見・・・


 ノーベル物理学賞を受賞した中村修二・米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授(60)は7日、同校で記者会見した。青色LED発明の対価をめぐり勤務先だった日亜化学工業(徳島県)と訴訟を繰り広げた苦い思い出を振り返り、何を励みに研究に取り組んでいるのかと問われた中村氏は「アンガー(怒り)」だと述べた。一方で日亜の創業者の小川信雄さん(故人)を、採算を度外視して研究をさせてくれた良き理解者として「最も感謝する人」と言及した。
 また、長く拠点にしている米国については「日本と違うのは、研究の自由があることだ」と英語で熱弁。「米国では誰もがアメリカンドリームを夢見ることができる。日本には真の自由がない」と述べた。
 構内で共同通信のインタビューに応じた中村氏は、日本企業は携帯電話やテレビ、半導体や太陽電池などで優れた製品を作ったが「グローバル化に失敗したため、この分野を全て米国や中国に取られてしまった」と指摘。その最大の原因として「英語ができないこと」を挙げ「日本は第1言語を英語にするぐらいの大改革をしないと経済が収縮するだけだ」と警鐘を鳴らした。
 日刊スポーツ[2014年10月9日10時4分 紙面から]

金沢21世紀美術館のニュース

金沢21世紀美術館(21美、金沢市)が9日、開館10周年を迎えた。アートを目的とした旅の形を作り出したともいわれ、入館者総数は1400万人を突破。街の形も徐々に変えつつある。「人気の美術館ランキング1位」(2012年、フォートラベル調べ)「外国人が選ぶ! “行ってよかった”クールジャパンスポット8位」(13年、トリップアドバイザー調べ)人気ランキングの上位にしばしばあがる21美は04年に開館し、08年からは入館者は市人口の3倍を超す年間150万人前後を維持。開館7年の11年8月には、地方として驚異的なペースの累計1千万人を突破した。その7割を県外客が占める(昨年の入館者アンケート調べ)。
9月中旬、大阪府枚方市の中村京佳(みやか)さん(29)は長男(4)に「現代アートに触れさせたい」と、夫(28)とともに6年ぶりに訪れた。自身は3回目。「日常と違っていて、引き込まれる感じです」立地するのは、兼六園や香林坊(こうりんぼう)などがある市中心部の小中学校跡地。県庁が移転し、さらなる空洞化を防ごうという狙いがあったが、「現代美術館は歴史と伝統ある金沢の街にそぐわない」と批判が相次いだ。しかし、ファンクラブにあたる「友の会」会員約1800人のうち、今では県内が8割を超す。4年前に入会した金沢市の元病院職員、丸田外美江(とみえ)さん(65)は現代美術になじみがなかったが、21美へ向かう人の流れに気付いた。「試しに行ってみると、開かれた感じがして興味を持った」。21美の秋元雄史(ゆうじ)館長(59)は「街が現代アートの美術館を受け入れてくれたのが大きかった」と話す。21美が生んだ人の流れは街を変えつつある。近くの商店街の新木(あらき)久雄理事長(66)によると、周辺でアート作品を販売する店やギャラリーは開館前の1、2軒から5、6軒に増えた。09年に設立されたNPO法人「金沢アートグミ」は、市民や観光客に市内の美術店やギャラリーを巡ってもらう「アートスペースリンク」を毎夏に実施。3回目の今年は26店が参加した。上田陽子理事(28)は「金沢で活動したいという作家が増え、それに応えるようにギャラリーも増えた」という。朝日新聞Digital

2014年10月4日土曜日

Gérard Xuriguera 氏著・〖 自由なる、ある美術評論家 〗・サン・ジェルマン・デ・プレからソウルへ。


ジエラー・スリゲラ氏の新しい本、〖自由なる、ある美術評論家/サン・ジェルマン・デ・プレからソウルへ/〗の出版記念会が10月9日、17時より21時迄、画廊街で国立美術学校の近く、Galerie Berthet-Aittouares にて開催されます。スキャンダル好きなジェラー大先生、10月9日の出版記念会は、どんな感じに成るのか楽しみです。後日、報告致します。本の内容も気になる所です。