2012年5月26日土曜日

Paris から Chartres への巡礼。

今日は Pentecôte (聖霊降臨祭)の前日、パリから各教会地域ごとのグループが、各教会の旗を立て、聖歌を唄いながら長い行列を作り、毎年の様に我が家の前を通りすぎて行きました。パリからシャルトル(Paris からChartres)までの約90キロ、Cathedrale de Chartres への巡礼、カトリック信者の方々、若者も家族で和やかに、この時期が来ると、フランスでは夏が近く、バカロレア(Baccalauréat)の試験がもうすぐ始まる準備に入り、受験生は大変。
そう言えばシャルトルまでの巡礼に参加した受験生は良くバカロレアに合格すると言われ、高校生の参加が多いと聞いています。

昨年は、一部、試験用紙が漏れて問題になりましたが、今年は厳重に印刷も極秘で、印刷作業の様子がテレビで報道されていました。


フランスでは明日、Pentecôte(聖霊降臨祭)の祭日、そして、翌日の月曜日が Lundi de Pentecôte(聖霊降臨祭翌日の月曜)の祭日で連休です。
聖霊降臨祭は、イエス・キリストの復活後50日目に、精霊がイエス・キリストの弟子たちに降りたことを記録した聖書の「使徒行伝」に由来され、50番目(ギリシャ語で Pentecoste)の日にあたる意味と記されていました。

空の情報、一刀斎より

ロサンゼルス空港の駐車場にキャンピングカーが数多く並んでいるそうです。それがなんと航空会社のパイロット所有。 騒音の真下にあっても、ホテルに泊まれない以上は我慢をしなければならない・・・。格安航空券全盛では航空会社の収益も知れています。 燃料代を乗客が負担しても無理なのでしょうか。そのような状況の中で黒字 ? の話も出ています。その中に秘められたリストラやこのファイルのような努力 があるのでしょうか。
利用者側として運航関係の経費削減だけは止めてほしいと思います。
航空会社関係の皆さんすみません。
2番目はロス北東にあるパサデナ警察のヘリコプターがレーザー光線の照射を受けて、搭乗していた警察官が病院に収容されたそうです。いたずらにしても大変危険なことですね。墜落したら地上にも被害が出ることはわかっていると思いますが・・・。
アメリカは戦争から手を引くと国内で何かが起きる・・・。

2012年5月25日金曜日

アルトの圭子ちゃんより。

ドイツでの演奏の写真を送らせていただきます。
最初は、皆さん浴衣で登場です! 私たちハッピーコーラスは、日本の童謡メドレーから始まりまして、平井耕三郎の歌曲を歌い、そして、浴衣からドレスに皆さんが着替えてる間に、私のソロ(時間あわせです・・・汗)待ちぼうけ、浜辺の歌、野ばらを歌いました。そして、それが終わってベートーベン、ラインベルガー、にチャレンジ、そして私たち最後のステージは美空ひばりでした。
その後ライトイムヴィンクルの教会の合唱団がドイツの民謡を中心に演奏をし、その指導者スザンヌ・カラブロさんと一緒にメンデルスゾーンの二重唱を私と歌いました。スザンヌさんは、マンハイムの歌劇場で歌っていたソプラノ歌手です。今は引退をしてこのライトイムヴィンクルに住んでいます。



今回大変お世話になりました、ドイツで一番有名な日本人ヨーデル歌手の石井健雄さんのヨーデルを何曲か聴いて、最後は合同合唱、モーツアルトのアヴェヴェルムコルプスを歌って終了でした。                大変温かい雰囲気のコンサートで楽しかったです。   ハッピーコーラスの中には82歳の方も居て、平均年齢が68から69くらいの方たちなのですが、皆さんパワフルにうたってくださいました。             それからは、もっぱら観光、買い物に一生懸命頑張りました。
<高山圭子ちゃんから、ドイツの田舎街、ミューヘンから南東に84キロ、オーストリア国境に近い、ライト・イム・ヴィンクルの教会でのコンサート報告と奇麗な山々が見える高原の風景が届きました、ちなみに街の標高は696mと記されてありました。
圭子ちゃん帰国後の演奏会は6月から忙しく、7月の計画、グリーンウッドハーモニー・第60回記念定期演奏会/J、Sバッハ ミサ曲ロ短調 BWV232、/会期は2012年7月8日(日)14時開演(13時開場)/会場は東北大学百周年記念会館川内萩ホールの知らせも頂き、7月は丁度、日本滞在中、是非、伺いたいと楽しみにしています。2日前に、Chamber Choir Clinics 仙台、バスの佐藤研一郎さんからメールで演奏会の知らせを頂き、アレ、同じ演奏会と初めて気がつき、世間は狭いと感心した所です>                        圭子ちゃんはコンサートの後、グループ一行と別れて、 ピアノ演奏家の方と一緒にパリを視察、18日の金曜日、3ヶ月ぶりの再会、左の写真はその時、サン・ジェルマン・デ・プレ教会が見えるカフェで、お友達とコロッケ ムシューを味わっている写真です。    

2012年5月23日水曜日

田手さんから、優しいメールが届きました。

何も言えません。このような平和を保つことのできない人間社会が情けなくなります。
アメリカからの転送です。 英文の下に訳を付けておきました。
 田手宏道
Adorable !! 素晴らしい!!
Every day, at the same time, she waits for him.  He comes, and they go for a walk. 
Wouldn't it be great if we all had friends like this. . . . no words needed. . . . they just intuitively recognize the value of each other in their lives and act accordingly.
毎日、同じ時間に彼女は彼を待っています。彼が来て、彼らは散歩に行きます。
我々はすべてがこのような友人を持っていることは素晴らしいことです。 。 。 。言葉は必要ありません。 。 。 。彼らは直感的に彼らの生活の中でお互いの価値を認識し、それに応じて行動してるだけです。

2012年5月17日木曜日

Serena と Bruno の協力、

友人の Bruno はウェーブ・デザイナーで写真家、奥様の Serena は造型作家(元・Universeté Paris VIII の学生)、普段作品は自分で撮影しているのですが、枚数が在る紙の作品撮影の為、アシスタントが必要、Serena に電話をしたら、Bruno と一緒にカメラを持ち込んで来てくれました。今日は紙の作品、ドローイングと版画の撮影、初めは、Bruno が Serena に撮影の仕方を教えながら撮影を始めましたが、50枚も在る撮影、途中から Bruno にタッチ、結局、殆ど、Bruno が撮影して、作品の整理は Serena が、私は、彼らのアシスタントに変身、撮影は15時から19時迄、夏は日照時間が長く成るので助かりました。

現在、Bruno は私のHP サイトを制作中、以前、私のサイトは2003年頃、2、3年間、清水一生君の制作で存在していましたが、Saroru Sato Art Museum が出来ると言うので解消して以来、6年ぶりの復活に成りそうです。どんなサイトに成るか楽しみにしている所です。

2012年5月16日水曜日

SFM 研究会/創立35周年祝賀会のニュースが届きました。

セールスフォースマネジメント研究会/創立35周年祝賀会が5月12日(土)12時より、ホテルニューオータニ・ガーデンコート4Fのインターナショナルレストラン、「GUN-SHIP」(ガンシップ)で開催され 又、副題が <故  城市富夫前会長の功績を讃えて>とついている祝賀会、私の方は、来年の展覧会や野外作品制作の打ち合わせ等、制作に追われて参加出来ませんでした。

菊地さんから祝賀会の様子を教えて頂き、更に、金子さんの撮影した写真を比護さんが編集した祝賀会のアルバムを拝見(ブルーのアドレスをクリックすると、楽しい祝賀会の写真集が、更に写真をクリックすると一枚一枚拡大されます)、 田中由多加・名誉会長はじめ皆さん、研究会の仲間と言うよりお世話になっていた懐かしい方々、司会役は比護隆一さん、アトラクションでは藤間流の藤間信子先生の舞い、おなじみマジシャン室尾武久さんの好演の様子も、久しぶりに小川敏夫先生やピアニストの田村真穂さんの笑顔も懐かしく思われました。

城市前会長の功績を讃えて、菊地薫さんが会員として、又、可愛がって頂いた佐沼高校の後輩としてスピーチをして下さった事にも感謝しています。早稲田卒の方々が中心の研究会に私も城市先輩のお陰で勉強会に参加させて頂いていました。今年の2月末、短期間でしたが日本に旅し、城市大先輩に可愛がられた仲間、同級生の高崎信昭さん、一年後輩の菊地薫さんと一緒に富士霊園を訪ね墓参りさせて頂いた時は時間も無く、SFM研究会に顔を出せなかったのですが、次回は是非、出席させて頂きたいと思います。
新しい SFM 研究会の事務局長、西岡さんは小学1年の時から、 ☆空に星・心に海 ☆の比護さんの水泳教室の生徒だったとか、しかも、西岡さんの伯母様は城市大先輩の佐沼高校の同級生と初めて知りました。

2012年5月15日火曜日

フランス第五共和政の第七代大統領の就任式が行われました。

フランスの第五共和政の第七代目の大統領、François Hollande 氏の就任式が大統領官邸で5月15日、午後10時40分に行われました、テレビの放映は9時から、Hollande 氏は自宅から車で大統領官邸に車の渋滞も在り10時丁度に到着、Sarkozy 前大統領が迎えに出て、約35分近く、新と元大統領が二人だけの会談後、10時40分、Sarkozy 夫妻が官邸を去り、10時45分、大統領就任のサインをすませ、10分近くの就任スピーチは好感の持てる的確な目標を上げ、その後、官邸内で招待客とおしゃべり、11時13分には官邸の裏側に在る2ヘクタールの在る庭側の玄関先での軍人による祝いの儀式、国歌の吹奏楽、同時に、アンヴァリッドでは祝砲が、再度、官邸内ではクラッシクの
室内演奏を聴きながらのレセプション、11時45分、官邸を出て音楽騎馬隊の後に大統領の乗った車、その後に更に騎馬隊が行進、にわか雨の中、Hollande 氏は車の中から立ったまま雨に打たれながらのシャンゼリゼ大通りから凱旋門への行進、凱旋門では花束を捧げ、12時11分、官邸(エリゼ宮)に、その後、Tuileries 公園とL'Institut Curie に立ち寄り、新大統領の最初の公式な訪問はパリ市庁舎 Hotel de Ville de Paris に、勿論、市長は社会党の Bertrand  Dolanoë 氏、大広間での講演は大統領としてのスピーチと言っても、次期パリ市長選の応援も兼ねて多くの党員関係者も参加していました、16時30分、パリ市庁舎を出て、Velizy -Villacoublay の飛行場に向います、16時46分、大統領報道官から新首相が発表され、噂通りの 第五共和政の20代目の首相として Jean Marc Ayrault 氏が任命されました。 
Hollande は公約通り大統領就任と同時に Berlin へ、ドイツの Angela Dorothea  Merkel 首相との会談に、何と、17時10分に飛び発った République Francaise の文字が描かれている大統領専用機は離陸4分後、上空で落雷を受け大事に至らず急遽空港に戻り、2機目の飛行機(大統領専用機は2機用意されているのです)に代えて 再び Berlin に飛び立ち、1時間遅れで、ドイツ首相官邸で初めての Hollande / Merkel 会談が行われ、交友的共同声明を発表しパリに戻りました。明日は内閣の発表が在ります。それにしても、凄い行動力です。








2012年5月14日月曜日

大変、我が家に消防車が!

こんにちは…?今頃、佐藤さんは お目覚めでしょうか?11時頃、近所の友達から電話があり、呑気な口調で出たら、うちの1軒先で火事だよ!って言われビックリして大急ぎで自宅に帰ったら我が家に入れない位、消防車がいて消火作業中でしたが間もなく鎮火しました。      本当にビックリしました。これから火の扱いには十分過ぎる位、気を付けようと思いました。会社に戻ってからも、まだ 仕事が手につきません。フランスの大統領が変わり大変な状況が伝えられていますが…

◎本当に火事は恐いですね、大事に成らず鎮火されて良かったです、そうそう、明日、フランス共和国の新大統領の就任式式典が始まります、誰が就いても大変な時代です、ギリシャアは EUの財政緊縮策に関して、ギリシャ総選挙後の連立政権樹立に至って折らず、推進派のドイツでは昨日、ドイツ西部のノルトラインウエストファーレン州で州議会選挙が在り、野党だった社会民主党(SPD)が第一党となり、メルケル首相率いるキリスト教民主同盟(CDU)は破れ、複雑な状況です、ヨーロッパの経済は確かに厳しい状況の様ですが、フランスの成熟した変革を楽しみに見ている所です

2012年5月7日月曜日

次期フランス大統領は François Hollande 氏に

5月6日はフランスの大統領決選投票日、現職大統領 UMP民衆運動連合の Nicolas Sarkozy 氏と、左翼系が応援する 社会党の François Hollande 氏との戦い、投票が締め切られる6日の20時と同時に仏テレビの出口調査の結果が発表、 François Hollande 氏が51、70%の過半数を獲得されたと報道されました。1時間後、Nicolas Sarkozy 氏の 敗北宣言がパリでなされ、その更に30分後、 François Hollande 氏は自分の選挙区、Tulle ( Corrèze ) のカテドラル広場で勝利宣言、その後、車で30キロ西の Brive の街に移動、そこから飛行機で500キロ北のパリに飛んで、更に空港から車でパリに入り、既に数万人が集まっている7月革命記念柱の在る( Place de la Bastille )バステーユ広場に夜中の0時30分に到着、大勢の若者に向って、あなた方がフランスをヨーロッパを世界を変えて行く力を持って居る、<変革は、今、始まる>と同士に呼びかけ、内政と EU 経済危機に変革をもたらそうと訴えていました。   フランスの第五共和政の第七代目の大統領として、5月15日に就任式が行われる予定です、今日の新聞では投票者の51、68%がオランド氏に投票、出口調査との誤差は、0、2%でした。
オランド氏とサルコジ氏は同じ年代、同時期に政界入り、5月2日のテレビ討論では約3時間、司会者が二人で、両氏に同じテーマを出して、両大統領候補がお互いに意見を言う討論会、現職の大統領が第一回目の大統領選挙で2位に甘んじ、世論調査(支持率調査)でもリードされて居るオランド氏に挽回を計る絶好の機会と攻撃的に討論して居ましたが、お互白熱した割にはボクシングで言うとドロー、多少、温厚なオランド氏が逆に点数をわずかに上げた感じで、両者への支持率には大きな変化はなく世論調査どおりに、オランド氏が当選、しかし、経済、政治、社会、治安、教育、失業、移民、年金支給開始年齢、EU 経済の推進役の仏独同盟の今後、アフガニスタンからの戦闘部隊の全面撤退等等、3時間も激しく自分の意見を訴えながら、且つ、テレビの鑑賞者に希望と夢をそして感動を与える事を意識しながら、相手を攻撃し、又、相手の攻撃から身を守る両候補をみて、これだけの問題をきちんと言える喋る事に慣れている政治家は日本には未だ未だ少ない様な気がしました。
又、今回は第一回目の大統領選挙戦で第三位の極右翼 Marine Le Pen 女史は白紙投票に、中道派の Francois Bayrou 氏は右翼系でしたが個人的にオランド支持に回り、左翼系は打倒サルゴジで団結。
フランスの人口約6200万人の内、有権者約4499万人、その有権者の18、74%が無投票に、投票した中でも5、85%が白紙投票、結果としてフランス海外県も含めフランス共和国の34424647票が正式票と数えられ、オランド氏17791436票、サルコジ氏16633211票を獲得、両者の獲得票の差は約115万票でした。

明日は5月8日、第二次世界大戦の勝戦記念日、毎年シャンゼリ大通りから凱旋門に行進する行事には、現サルコジ大統領と、15日に大統領に就任する予定のオランド次期大統領が一緒に行進する事に成っています

2012年5月4日金曜日

中国からメールが届きました。

万里の長城と雑感

万里の長城の一端にトライしました。慕田峪長城(ぼでんよくちょうじょう)と司馬台長城(しばたいちょうじょう)と八達嶺長城(はったつれいちょうじょう)の3つが一つの長城として連なっている万里の長城。匈奴の侵入を防ぐには、こうした要塞が必要だったのかを思うと、まさに奇跡の偉業としか言いようがありません。山々の稜線に沿った6000キロメートルにも及ぶ長城は、我々の図り知れない能力の可能性を知らせてくれました。やってやれないことはないんだと。

まずは3時間かけて慕田峪長城にトライ。ロープウエイもあるのですが。目も眩むような急勾配に半分震えが来るくらいでした。

さて、中国、北京の繁栄振りは凄まじいものですが、真の豊かさに到達する迄はまだまだ時間を要するような気がしました。それにしても13億の人口の押し寄せるエネルギーは、「これは、なんだ!」という程凄まじいものです。

明日は北京原人、盧溝橋、故宮等、この国を語るにはとてもとても日数が足りません。    

obayashi

2012年5月1日火曜日

中田教育事務所、皆さんの心意気!

 前回、ミュージアム(登米市中田生涯学習センター)の桜前線の様子を掲載させて頂きましたが、今日は清掃中と清掃後の写真が岩井さんより送信頂きました。
作品を設置している野外の床が、毎年、冬を越し春先になると以外と埃や汚れが残されているので、多少、心配していましたが、以心伝心と言いますか、中塩さん、石川さん達が奇麗に掃除している写真が届き安心いたしました。さすが、所長、副所長はじめ皆さんの心意気が伝わって来ます。
Satoru Sato Art Museum の在る、登米市中田生涯学習センターの一階玄関の奥に在る小さな庭空間、センターを作る時に特色を出して頂こうと玄関手前から建物の中の床、その先のガラス窓、そして、壷庭の様な小さな空間、その先の壁、総てが直線で繋がって居る様に設計させて頂きました。奇麗に清掃された庭に隣の猫ちゃんが作品を観に散歩中でした。

岩井さんからのメールに、
今年もいろいろな面で、中田教育事務所一丸となってがんばりますよ〜。と、熱いメールに感謝しています。


今日は5月1日、メーデーの休日、毎年、5月1日は至る所で労働者の集会が開かれていますが、今年はフランス共和国・大統領選挙第二回目の投票日が今度の日曜日、サルコジ陣営とオランド陣営が火花を散らして、大集会が開かれて、今日は極右翼や組合の団体がどちらの陣営に流れるか、テレビ、ラジオのニュースで賑わっています。