2013年9月14日土曜日

プレ・特別企画展、親子ワークショップ開催されました。






左下の黄色い作品、2点、そのまま設置して頂きかったです。







プレ・復興・東北・登米市 Satoru Sato Art Museum  特別企画展の親子ワークショップが開催されました。仙台を高速バス7時10分で発ち、8時40分登米市庁舎にいつもより早く到着、9時前にサトル・ミュージアムに着くと、既に、中田海洋クラブ(中田中カヌー部3年生)の選手が5名、また、中田ジュニアリーダー  ぎゃらごーずの学生10名の皆様が、熊谷所長、岩井、木村、佐々木さんのセンター全職員チームに、石森章太郎ふるさと記念館から、ゆかりちゃん、大地君、そして、前・センター勤務の職員石川さんも、勿論、大工さんの佐々木さん、既に現場に来て制作作業準備中、私も早速、着替えて、外に出ると水性ペンキや筆、小さなバケツなど角材も打ち合わせ通り用意されて準備万端、9時半近くに成ると、おばあちゃんと孫さんの一行や母親に連れられて来た子供達、父親と一緒に参加した家族も、仙台から応援に駆けつけた関本チーム6名(関本、庄子、豊嶋、大平、田川、朴)も到着、開会の進行係は岩井君、挨拶は熊谷所長が、そして、ミュージアム友の会・佐藤会長のお言葉を頂き、ワークショップ開始です、私からの簡単な説明は、太さと長さの違う角材を用意して頂いているので、自分の好きな角材を選んで下さい、一人5本迄、選んでから、今度は用意されている絵の具(水性ペンキ)は三原色の他にモノクロの白と黒の絵の具から、好きな色を選んで色塗り、塗った角棒や板は、乾いた後に、中央の板塀の中と外に配置します、角材や板を組み合わせて作る造型物、遊びと幾何学構成アート、板塀の形は、日本の家屋の基本形に成っているルート2の比例で作られています、角棒の長さも、基本的にその比例に合わせて切断されて居ますと説明して制作開始!小学生の生徒はこれ迄の普段、紙に描くのと違い、好きな角材を先ず一本づつ選んで、好き色を一色塗るって、意外と迷うもの、その迷いが大切です。クレヨンやクレパスで描いている小学生低学年は、学校で使う水彩絵の具とも違い、野外で太い筆を持って、絵の具を一杯つけて、塗る行為、初めは恐る恐る塗っていた子供達、いつの間にか、元気に色がはみ出し、荒々しく、また、丁寧に塗る子供達も、初めて体験の方が多く、チョット悩む、しかし、塗り始めると、悩んで居たのが嘘のように行動力が発揮される、早い、一人で10本塗る子も、お姉さんにまじって幼稚園児も参加、それ以上に、和やかに初め心配そうに子供達を見守っていた父さんの方も子供と同じように夢中になって塗って居ました。角材を組たてながら塗って行く親子も、周りをちょっぴり気にしながら、楽しい雰囲気でした。10時半過ぎ、岩井君から、<たばご>にしま〜す、一休みして下さ〜い。庭先には屋台も出て、アイスクリームを作る機械の前にはなんと列が発生、焼き鳥、こんにゃくも皆さんでごちそうに成りにぎわいました。おやつを頂いた後、再度、元気に制作再開、中には色を混ぜて自分の好きな色を作って塗る子も、青と黄色を混ぜると緑が出来る事を知っている子も居たのです、色塗りの仕事が完成、乾いた皆さんの角材を、庭の板塀の真ん中に、円を描くように、どのように置くか、子供達は考えながら時には迷いながら置いてくれました。同時進行の板塀を打ち付ける作業は大人達が中心、プロの佐々木さん、庄子君の腕の見せ所、仙台チームの田川、大平君は初めての作業だったようです、建築科を卒業して図面をうまく描けても現場で板塀を作る実習は大学で体験して居ない様子、手こずっていました、色を塗っていた親子のお父さん、板のビス止めの打ち方を知らない二人を見て、つい、応援団に変身してくださいました、見ていると正確で作業が早い、ただ者ではない、後で聞いてみると、以前、建築現場のプロの方、今は Uターンして横浜から石森に家族を連れて20数年ぶりに帰郷、石森は、ふるさとは良いですねと言う方と知り合いになれてうれしかったです。親子ワークショップが終えた後、作品完成に向けて、中田中カヌー部3年生、また、中田ジュニアリーダー  ぎゃらごーずの学生は最後迄、作業参加、後片付け迄、協力ご一緒出来ました。仙台チームも板塀の作品作りだけでなく、子供達の塗った角棒を組み立ててみたり、角棒を芝の上に並べてみたり、楽しんでいました。庄子君は単独でも見れる作品を完成させたり、皆さんと一緒にコラボした作品、それぞれの役割分担をしての共同作業、その全体作品が完成しました。ただし、角棒の位置、配置は、鑑賞者の参加で更に変化する可能性があり、その都度、全体が違って見える遊びがこれから始まると期待しています。親子ワークショップの写真は、後日、まとめて掲載致します。丸、三角、四角の焼きおにぎり、それも、お味噌と醤油も在りと言う美味しそうな楽しい写真を撮っているので。


最後迄、頑張って頂きました。

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