佐藤昌明さんとは20数年前に宮城県美術館のロビーや廊下で立ち話したり、何度か、お会いしていました。当時は河北新報文化部の記者でパソコンを使わないと言う話が印象に残って居ましたが、昨年、10月21日の河北新報、持論・時論の欄に私の文章?を載せて頂いた時、その担当の方が佐藤昌明さんでした。先日、高橋直子さんと仙台アート・ジェオ・コンストウルイ研究会展の会場で待ち合わせ、展覧会を見て頂き、彼の本を頂き、その日の内に読ませて頂きました。今日は久しぶりに県美のテラスでコーヒーを飲みながら楽しい時間を、それが証拠に2時間近くお喋り。次回は彼が学生時代、インド周辺を旅した時の写真を見せて下さると言うので楽しみにしている所です。宮城県美術館は生き残ったが、美術館の玄関先に設置されているダニ・カラヴァンの作品、頭部の汚れも気になります。
2021年8月31日火曜日
2021年8月29日日曜日
Inauguration de l’exposition collective « Carrés / autour de Guy de Lussigny » à la Galerie Wagner
パリのギャラリー・ワグナーでの展覧会のお知らせです。Satoru Sato Art Museumに収蔵されている4人の画家 (Horacio Garcia-Rossi, Guy de Lussigny, Aurelie Nemours, Satoru) も出品されています。
仙台アート・ジェオ・コンストウルイ研究会の東京展に向かって・・・
仙台アート・ジェオ・コンストウルイ研究会展に興味が在るので、東京の、とある美術館で展覧会をする希望が在りましたら、資料を送って下さいと、K氏から連絡を頂き、確定では無いにしろ、東京展に関して、代表者と連絡係を兼ねた適任者は居ないかと、これまでの安部ちゃんに相談した所、これが現状が限界状態ですから、もう他に手が回らないと言う事で、さて、こちら勝手の候補者の男澤さんは既に会社とコーラスの代表で時間が取れない。テルさんこと、早坂さんは最近、体調がいまいちと言うことで、9月に先ず、資料作りなどなど、白羽の矢は佐藤朱理ちゃんに、今日、引き受けて頂きました。待ち合わせは宮城県美術館のテラスで打ち合わせが出来ました。
2021年8月28日土曜日
岡島 レポート・2019 W杯・備忘録 92
2019 W杯・備忘録 92
~ 第1回大会準決勝 FRA/AUS ~
1987年6月17日、シドニー・コンコードオーバルスタジアム(定員:2万5千人)に1万7,768人の観客を集めて、第1回大会準決勝 FRA/AUS戦が行われた。映像で見返すと、空席が目立つ。
この大会の優勝候補筆頭はAUSだった。W杯が始まるまでは、北半球と南半球の強豪国のテストマッチが個別に春と秋に行われるだけで、一同に会して大会が開かれることはなかった。もちろん現在のような「ランキング」も存在していなかった。そんな状況下、AUSの独自の・革新的な(≒ボールを積極的に動かし、かつ、選手のポジショニングを計画的に事前に組み立てる)戦術が人びとの関心を引いていた。
試合経過は次の通り。FRAの得点は「○」、失点は「●」、FRAが得点を逃したのは「×」、AUSが得点を逃したのは「*」。
|
分 |
得点 |
種類 |
起点となった(リ)スタート |
● ● × * ● * ○ |
5 8 14 25 30 37 39 |
0 – 3 0- 6 0- 9 6- 9 |
DG PG PG DG PG PG T+G |
FRAのキックオフで試合開始。 FRA陣内AUSラインアウトから9→10・DG FRAのP(モール・コラプシング)。AUS・10・PG AUSのP(オブストラクション)。FRA・14・PGを外す。 FRA陣内AUSラインアウトからモール・9→10・DG、チャージされる。 FRAのP(スクラムでの9・オフサイド)。AUS・10・PG FRAのP(オブストラクション)。AUS・10・PGを外す。 AUSゴール前のAUSラインアウト。AUSがキャッチしモールになりかかるがFRA・4がもぎ取りAUS・9を跳ね飛ばしタッチライン傍にトライ。14・G。 |
○ ● * * ○ ○ ● × ● ○ ○ |
51 53 57 58 60 67 70 72 74 77 79 |
12- 9 12-15 18-15 21-15 21-21 21-24 24-24 30-24 |
T+G T+G DG PG T+G PG T+G DG PG PG T+G |
FRAラインアウト。5人並んで最後尾の6がキャッチ→9→10←12。12がAUS・10にパスしてしまうもラックに。FRA・4がピックして9が縦をついてラック。再び4がピック&ゴーしてラック。9→10→13。13が内に切れ込んでトライ。14・G。 AUSラインアウト。タップして9→10→17(ラック)9→10が縦をついて20mラン→14←15・トライ。10・G FRAラインアウトをAUSスチールし9→10・DGをチャージ。 FRAのP(ラックでのハンド)。22mライン上ポスト正面のPGを10がポストに当てて外す。 FRA22m内のFRAスクラム9→15ハイパント・AUSキャッチしてハイパント・FRAキャッチするもモール~ラックへ。AUS・9→10がつかまりラック。FRA・9→12(ラン)→15(ラン)→11・トライ。14・G。 AUSのP(ラインオフサイド)。FRA・14・PG。 FRAゴール前1mのAUSラインアウト。タップしラックに。AUS・18ラックサイドをついてトライ。10・G。 FRAキックオフ・AUSインゴールへ。AUSタッチダウンしAUSドロップアウト。短いキックでFRAラックから9→10・DGを外す。 FRAのP。AUS・PKをFRA22m内ライン際に蹴る。FRA・15カウンターを狙い→11→14がつかまりラックでFRAのP。AUS・10・PG。 FRAのキックオフ・AUSインゴールへ。AUSタッチダウンしAUSドロップアウト。これがタッチに出てFRAラインアウト。7人並んで最後尾の6がキャッチし→2→10(ラック)9→13→14。14がライン際でハイパント。これにレイトチャージに入りAUSのP。FRA・14・PG。 FRA陣内AUSラインアウト。AUSタップし9→10(DGをできずに)→17→18(ラック)FRAボールになり9→15→11・ハイパント。FRA・4がよく追いかけラック。FRA・7がピックし6→1(タックルにあうも)→3→8→12(つかまり)→9→11(つかまり)8が拾って15へ。15がゴール隅にトライ。14・G。 |
(注)「→」は順目のパス。「←」は内返しのパス。
五転した試合、しかも、後半の40分の間に。得点経過だけを見ても面白い。両チーム合わせて、前半20分までに6点、前半の後半に9点、後半の前半に18点、後半の後半に21点が入れられた。
戦術的入れ替えによる選手交替は認められておらず、負傷交替だけが認められていた時代。この試合では前半8分、21分にAUSのFWが負傷交替している。両チームの先発メンバーが格闘し、お互いの体力を削っていく。最後は「意地の張り合い」の様相に…
得点シーンを中心としたダイジェストで見ると実に面白い。ところが80分を通して見てみると、この試合も「ぶつ切り」の試合であった。 この試合では、S:21回、L:52回、P:18回であった。これにリスタートのキックオフ:12回、フリーキック:2回、ドロップアウト:8回を加えると、レフリーの笛が吹かれて、試合が止められたのは、116回。ほぼ40秒に1回は試合が止まっている。これは、前回の備忘録で取り上げた決勝の数字とほぼ同じである。ラグビーの面白さとは何か? あらためて考えさせられる。近未来に、今よりもプレーが継続され・インプレーの時間が長くなれば、現在のラグビーも過去のものとなり、つまらない「代物」と化すのだろうか…
後半70分に21-21の同点に、77分に24-24の同点になっている。この時代はトライ=4点だった。仮に今と同じようにトライ=5点とすると、21-21は24-23のFRAリードに、24-24は27-26のFRAリードに、最終結果30-24(=1トライ・1ゴール差)は34-26(=1トライ・1ゴールでは追い付かない差)となる。トライの重みは「4点」より「5点」の方が適している気がする。
FRAチームの11人がボールに触れたと語り継がれている試合を決めた最後のトライ、痛快なシーンである。今回、じっくり見ていて、AUSボールがラックでFRAボールになる起点、どうもFRA・13の倒れ込みによるボール獲得だ、という気がした。当時のラックの裁き方がどうだったか定かでないが、かなりグレーなプレーだと思われる。そうでありながら、試合後、AUS・HCは「ラグビーの栄光(the glory for the rugby)」とFRAを讃えた。古き良き時代の最良質な試合だった。
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アマチュアの時代。FRAの選手たちはエコノミークラスでの、役員はファーストクラスでの移動だった。選手たちはアマチュア、もちろん「職に就いていて」「休暇を取って」の大会参加。だから、選手たちには「休業補償」として金銭が支払われていた。
この試合で爆発したFRA・4・ロリオー。必ずと言っていいぐらい「消防士・ロリオー」として書かれている。
手探りで始まったW杯。フランス選手団・選手は26人で構成されていて、NZに到着し直後の練習は、ホテル傍のグランドで。対面をつけた試合形式の練習を行うために、近所の公園にいたNZ人を練習に参加させる。そして、この「素人」のNZ人のタックルで正ウィングがケガをして、追加の選手を本国から呼び寄せることに。今では考えられないようなことが起きていた。
令和3年8月28日
2021年8月27日金曜日
佐藤正其さんとの再会は、宮城県美術館のテラスで・・・
佐藤正其さんご夫妻は、先日、仙台フォーラスでの仙台アート・ジェオ・コンストウルイ研究会展に観に来て頂きましたが、会場でお会いする事が出来ず、失礼して居ました。電話で会いましょうと。のんびりソシアル・デイスタンスを保てる場所は宮城県美術館のテラスが一番安心と言う事で正其さんとお会いできました。正其さんと初めてお会いしたのは、2017年11月25日、夜のパリ郊外でした。日本とフランスのラグビーのテストマッチ、既に私のブログで紹介していますが、正其夫妻はラグビーキチの代表的な方 🤩、お会いすれば、ラグビーの話から始まる御仁。2年後のフランス開催を観戦しようと、行動開始している方も在ります。今日は緊急の用事が在りと言っても、それでも1時間近くお喋りしてお別れしました。佐藤昌明さん、長谷川博章さん、岡島正明さんの話も、楽しいひと時でした。仕事部屋から美術館まで徒歩、2.3Km 、23分で着き、今日の散歩は5Km行きました。パリでの散歩距離とは何故か大違いです。
2021年8月26日木曜日
Satoru Sato Art Museumは、明日から9月12日迄、休館と成ります。
今日は、宮城県の緊急事態宣言を受け、登米市でも明日から9月12日(日)まで施設の貸館とミュージアムは休館と成りましたのでお知らせ致します。最近は、登米市も感染者が増えています。先生もワクチン接種したとはいえ、気をつけてください。 粕谷
2021年8月24日火曜日
玄関ホール奥の制作完了の写真が届きました。
先生、先日は模型のご指導ありがとうございました。
今日は、2チームに分かれて前庭と玄関ホール奥の制作に取り掛かりました。
前庭の作品を組み立てる角材に穴をあけるチームは、蛇好所長、秋山副館長、石田さん。
玄関ホール奥の竹を組み立てるチームは、友の会の野家事務局長を中心に、菅原佳代子さんと私のそれぞれ3人で作業開始となりました。
前庭チームは、48本の角材に穴をあけたところで本日の作業は終了になりました。
組み立ては、来週以降に職員と友の会の会長、事務局長にお手伝いいただくことになっていますので完成しましたら写真を送らせていただきます。
今日は、玄関ホールチームの竹の作品が完成しましたので写真を送ります。 粕谷
😊 登米市中田生涯学習センター(Satoru Sato Art Museum )玄関ホール奥の新しい作品の素材は竹と泥被りの石、四角錐と円型の組み合わせ、皆さんの共同制作、見事に完成しました。✌️コロナ禍の中、感染に気をつけながら、ソシアル・デイスタンスを守りながらの作業、ご苦労様でした。来館され鑑賞される皆様も、アートの力で心体が癒される事でしょう。私も来月はミュージアムにお邪魔したいと思います。👍
2021年8月21日土曜日
岡島レポート・ 2019 W杯・備忘録 91
分 | 得点 | 種類 | 起点となった(リ)スタート | |
○ ○ × × | 13 16 25 30 | 3- 0 9- 0 | DG T+G (T) (PG) | NZのキックオフで試合開始。 FRAゴール前でのFRAボール・ラインアウトでFRAの並び方が不正常でNZにフリーキックが与えられる⇒NZ:ポイントを20m後方に下げ、9がタップキックして10にパス・10がドロップゴール。 FRA22m内のFRAボール・ラインアウト。NZがスチールして9→10。10がドロップゴールを狙うもFRA・10がチャージ⇒ボールがFRAゴール前に転がり、FRA・11が拾えず、NZ・7がトライ。10がG。 NZゴール前でのFRAボール・スクラム。スクラムが崩れるもノーホイッスルでFRA展開しタッチに押し出される。 FRA22m内のラックでラッキング。FRAのPでNZ・10がPGを外す。 |
● ○ ○ ○ ○ ○ ○ ● | 43 45 53 62 65 68 76 82 | 9- 3 12- 3 15- 3 19- 3 23- 3 26- 3 29- 3 29- 9 | PG PG PG T T PG PG T+G | ラックでNZのP。FRA・14がPG。 FRAがラインオフサイドのP。NZ・10がPG。 FRA・2がタッチジャッジの目の前で倒れているNZの選手を蹴ってP。NZ・10がPG。 FRA陣内NZボール・ラインアウトから9→10→12←13(ラック)9→10←7←9。NZ・9が走り込んでトライ。NZ・10がGを外す。 FRAのキックオフをNZキャッチしモール。NZ・9がモールサイドを駆け抜け大幅ゲイン→8→14。NZ・14のトライ。NZ・10がGを外す。 FRAのP(オフサイド)。NZ・10のPG。 FRAのP(オフサイド)。NZ・10のPG。 NZゴール前のFRAボール・スクラムから8→9←6(ラック)9→3(ラック)9→10(ラック)9がインゴールに飛び込みトライ。14がG。 |
S | L | P | |
決勝ラウンド | 11.9 | 21.7 | 16.4 |
予選Pool | 14.2 | 25.4 | 16.8 |
令和3年8月21日