2013年12月15日日曜日

外村孝史さんからのメールが届いています。



3.11東日本大震災と原子力災害からすでに3年を経ようとするものの、また
復興ビジョンや復興計画は立てられたものの、被災住民の帰還や被災地域の復旧・
復興への足取りは重い。日本学術会議は東日本大震災復興支援委員会を立ち上げ、
2011年には7次にわたる緊急提言や「復興の目標と7つの原則」(第1次・第
2次)や「未来のエネルギー選択」に関する提言を行い、2012~2013年に
は東日本復興支援委員会を設置し、地震・津波・原子力災害に関する問題対策や取
組み態勢に関わる提言を行ってきた。今、学術の側に求められるのは、これまでの
復旧・復興への取り組みを総点検するとともに、今後の被災地域の復旧・復興への
取り組みが未来の国のかたちのあり方とどのように結びつくのかという新しいグラ
ンド・デザインを提示することであろう。このシンポジウムでは、文理融合・連携
という視点から地域という場を通じて自然と人間社会のあり方に関わる調査研究を
進めてきている地理学から、新しい「地域の再生と国のかたち」をいかに描いてい
くべきかについて提示し、新しいグランド・デザインの議論を専門家と非専門家の
壁を超えて深めていきたい。

「地域の再生と国のかたち~東日本大震災の教訓を活かす~」

1.日時 2014年01月12日(日)13:00~17:00
2.会場 日本学術会議講堂
(電車)東京メトロ千代田線 乃木坂駅 5出口下車すぐ
3.参加費 無料(定員300名)
 < パネルディスカッション >
  テーマ 「地域の再生と国のかたち~東日本大震災の教訓を活かす~」
  司会
碓井 照子(日本学術会議第1部会員・奈良大学文学部名誉教授)
パネリスト
山川 充夫(日本学術会議第1部会員・帝京大学経済学部教授)
高阪 宏行(日本学術会議連携会員・日本大学文理学部教授)
大江 守之(日本学術会議連携会員・慶応大学総合政策学部教授)
戸所 隆(日本学術会議連携会員・高崎経済大学地域政策学部教授)
松原 宏(日本学術会議連携会員・東京大学総合文化研究科教授)
コメンテータ
春山 成子(日本学術会議連携会員・三重大学生物資源学研究科教授)
大滝 精一(日本学術会議特任連携会員・東北大学経済学部教授)
長坂 俊成(立教大学社会学部教授)
コーディネータ
矢ケ﨑 典隆(日本学術会議連携会員・日本大学文理学部教授)
5.参加申し込み方法 何方でも参加できます。直接、会場へお越しください。
6.問合せ先 科学研究費基盤研究(S)プロジェクト 事務局 瀬戸真之(福島大学)
    E-mail: r689@ipc.fukushima-u.ac.jp TEL024-504-2865
日本学術会議事務局 第一部担当 嶋津  TEL03-3403-5706 

主催 日本学術会議地域研究委員会人文・経済地理と地域教育分科会
    後援団体 地理学連携機構、公益社団法人日本地理学会、人文地理学会他

0 件のコメント:

コメントを投稿