2013年8月28日水曜日

志津川小学校3年の皆さんとの出会い。









今日も高速バスで仙台を7時10分に発ち、終点登米市役所前に時間とおり8時46分に到着、岩井さんが迎えに来て下さって、先ず、中田生涯学習センターで一休みして、岩井&木村さんと一緒に南三陸町、めざすは志津川小学校、山の手に見えて来て、9時20分にはたどり着きはしました、間違って正面玄関から入らずに裏側から入った様子失礼致しました。早速、校長室で加藤校長と対面、温厚な私より落ち着きのある頼もしい校長は昔々、佐沼高校美術部の当時の部員が認めていた絵の上手な後輩でした、恩師、小関先生の話や久ちゃんの話迄、1975年頃の懐かしい話が出来て嬉しかったです、又、志津川の子供達の教育の現状をお聞きして、復興にかかる時間が子供達にどのような影響を及ぼすのか、厳しい状況の中で生きて行く子供とどう対応して行けるのか、各地の被災地が抱える問題が、ここにも在り、どう、打破して行くのか・・・今日は心の遊びを、皆で連帯する楽しさ、皆で作るアートの驚き、発見を体験してもらおうと、既に、3年1組の高橋先生、3年2組の石澤 先生のクラスの生徒達は図工室で待機、三浦教頭も同席する中で、最初に黒板の前に立ったら、直ぐ目の前に、1年前、石森小学校で会ったニコニコ顔の F 君を発見、元気!と声をかけたら、にっこり、はい!と、ホットしました。石森小学校3年生の仲間達から預かって来た大きな紙に貼ったメッセージの贈り物を F 君に手渡して、それから、遊び心の直線を描いてみましょうと、遊びの授業を始めました、子供達と絵を通して楽しく遊べる事は幸せです。絵を描くというより直線を描く事ですから、誰でも引けます、多少、曲がった直線も平気平気、紙を重ねると真直ぐに成るのですから、未来に向かって明るく羽ばたいて欲しいと願っています、石森小学校の地域は東日本大震災で崩壊した家も在りますが、志津川小学校に通う子供達の仲間は津波に襲われた街、完璧に崩壊と言うより消えてしまって残骸だけが残った街なのですから、運良く、山の手に住んでいる方々は助かった様ですが、志津川は、未だ未だ、復興とは違う感じで、2年前から5度、訪ねて居る震災後の風景は2年前から同じ様子に復興の為のダンプカーが走り廻って居ます。
3年前の風景とは大違い、志津川小学校の学生の人数は400名から200人に減少している様子、その地域の学生達と一緒に、登米市石森小学校3年生と、南三陸町志津川小学校3年生の一枚に描かれた直線をつなぎ合わせて、一つのかたちを作る遊びのアート制作を、連帯の精神でコラボする事、一枚一枚の直線の絵をつなぎ、新たな作品を生み出す事を願って、志津川が立ち直る事は日本が立ち直る事ですから、心の復興をただただ、願っています。

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