2012年10月14日日曜日

Saarlouis にて、楽しい一時を過ごして来ました。

12日9時10分、Paris の Gare de L'Est からドイツの Saarbrücken 迄、直通のTGV で出発、車内に座って、Impressions of Theophrastus (テオフラストス・サッチの印象)と言うタイトルの本を読み始めて30分過ぎた頃、睡魔に襲われ爆睡した様子、乗車券コントロールの車掌さんに起こされて眼が覚めました、何となく一人旅、リラックスしてと言う訳では在りませんが、私の場合、電車や飛行機に乗って体を横たえると嘘の様に睡魔に襲われ爆睡、これが健康法の一つ、ストレス(ほとんど在りませんが)、疲れ、寝不足解消です、目が覚めて視線の先に見える小さな電子掲示板には終着駅迄の停車駅と到着時間、速度も秒ごとに記され、時速316キロ出ているのに気がつきました、注意してみると300キロ代をコンスタントに出している感じ、最初の停車駅  Saarbrücken 迄、パリから394Km 、東京・仙台間より26Km 長い距離(乗車&指定券の値段は日本の約半額近い値段、片道で53、20ユロー日本円にして約5500円)、外を眺めるとフランスの広大な田園風景が、時には小さな村の教会が、時には牛の群れが牧草の中で休んでいる様子、秋深まる風景は人の心を優しく包んでくれる様です。急に風景が変わると隣の
ドイツの国に入った事が解ります、電車も徐々に速度を落とし緩やかに 4ヶ月ぶりの Saarbrücken 駅に10時50分に到着、ホームに居りて、駅の切符売り場で改たに Saarlouis 迄の電車の切符を購入、駅の喫茶店で珈琲を飲んでからローカル線に乗車、20分近くで目的の駅に着きました、既に Bernhard が迎えに来ていて、彼の自宅に直行、12時に Bernhard の家でルクセンブルグの画家 Nico と打ち合わせ、時間があるのでレストランで予約を済ませて彼の家に着くと、Nico が既に12時5分前には着いて居た様子で玄関先で待機していました。今年の5月にと1年前から依頼されていたルクセンブルグでの個展、私の都合で延ばして頂き、今回、来年の5月に、2013年5月3日から6月9日迄の期間で個展開催が決まり、作品運搬、カタログ制作、オープニング・パーテイー、作品の保険も、総て画廊持ちと前から電話で話を聞いて居ましたが、小さな条件の確認と言う事でお話が出来ました。今日の重要な打ち合わせの一つが終わり、昼食は Bernhard の好きな店に3人で、レストランの女性オーナーもスタッフも顔なじみ、Berhard と Nico 二人はアペリテイーフはビールを飲んで、私は水で、小さなピザを食べてから、おしゃべり、サラダが一杯の前菜が終えると、いつもの特注の大判牛(南米産)を薦められましたが、連日、パリでは外食のフランス料理が続いて、牛、羊、鴨、鳥の料理は抑えて胃を休ませる為にも今日は魚を、私とNico ヒラメを、Bernhard は肉を煮込んだ野菜とパセリと、パスタも一緒で、美味しい料理、結構、ボリュウムがありました、普段、アルコールを飲ま
ない私ですが食事の時はワインを少々、デザートはイタリアンのお菓子を薦められましたが、お腹に入る余地がないので珍しくアイスクリーム(美味しく量も多いのです)、それから、珈琲を皆さんで頂き、口直しにコニャックを、既に15時近くに成り、Nico は車でルクセンブルグに帰ると言うので、そこで彼と別れて、私は Bernhard 宅に、2人でキューバ産(ハバナ)のUpmann と Montecristo の葉巻を吹かしながら、来年度の計画等聞いて、先週終えたばかりの展覧会の話(写真を見ながら)、オープニングのDVDも頂き、Pierre の作品購入の話、等等、それが終わってから、古い写真を頂いて、その中にたまたま、Elke Scheiner (判事)女史の写真が在りました、私の作品もコレクションして下さっている方で、私のブログに姿が既に掲載されている方ですが、彼女はカメルーンの田舎で孤児の支援をして居ると聞いていましたが、判事の仕事を辞めてからは、集中的に支援活動が中心で、ドイツで資金を集め物資買い求めカメルーンの田舎に支援活動の行動はルフトハンザから物資輸送料の支援を頂いたり、Bernhard も仲間に声かけて応援、コレクターで大

きな薬局を経営している友達 Frit&Sabine(私の絵画作品、御影石の大きな野外立体作品迄コレクションしているご夫妻)は薬を、特に目薬が必要とされているとか、いろんな方々の支援を頂き、行動出来る事は素晴らしい事です、又、語学を話せない人が多いと聞いて居ましたが、子供の教育をと孤児院を作り、現地で語学を教えていると聞いて、再度、吃驚と同時に感激しました。下から二番目の写真はカメルーンの田舎の孤児達に囲まれての Elke Scheiner 女史、一番下の写真は、Nico の紹介する Patrick Seyler 氏の Galerie Schlassoart  の外景です。最後に最後に、12日の夜、スタッドウ・ドウ・フランスでは日本対フランスのサッカー国際親善試合が開催されましたね、11年前、応援に駆けつけた時、当時の私の予想は0対3の覚悟をして応援に行ったのですが、予想以上の差がついて0対5で完敗、まだまだ、日本の世界への道のりが厳しいという印象が在りました、今回は、たまたまテレビで後半戦を観戦、試合終了間際、後3分を切った頃でしょうか、ワンゴールを挙げて日本が勝ったのは素晴らしい事です、めちゃめちゃ攻められて、よくぞ0点に抑えられたものだとガンガン攻められて相手は攻める事に集中しすぎて守る事が手薄に成った瞬間に、結果的にブルーに隙を作らせ、逆転とも言えるワンチャンスでゴールでしたね、逆にフランスサッカー界は日本に負けた事に対してはかなりのショックが在った様で今日のテレビのニュースでも流されていました、日本選手の国際試合経験も技術的にも10年前とは比較に成らない程、進化している証拠だと思いますね。耐える事の素晴らしさ観さして頂きました、勿論、勝負は何が起きるか解らない、やってみないと解らない、だから、面白いのですね、1968年のメキシコ・オリンピックでは、準々決勝でフランスに勝ち銅メダルを獲得して居るのですから、本当に解らないモノです。

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