2012年3月3日土曜日

宮城県美術館開館 30周年記念。

<クレーとカンデインスキーの時代>と言うタイトルの展覧会を鑑賞して来ました。展示作品は宮城県美術館と宇都宮美術館の所蔵作品、以前の様に外国から作品を集めると言う従来の企画展方法と違った国内コレクションを活かした企画展、その中で最後の第5章のバウハウスを紹介した部門が興味を引きました、抽象絵画の父と言われるカンデインスキーの抽象画家以前の作品コレクションも在る宮城県美術館に対して、抽象画家としてのカンデインスキー、そしてバウハウスと関係を持つ作品の宇都宮美術館コレクション、イッテン、シュレンマー、モホリ=ナギ、アルバーズ、勿論、カンデインスキー、クレーの幾何学構成に関連する作家達の作品を観れたのは予想外、今日は興奮しました。宮城県美術館の常設展等で30年間、カンデインスキーやクレーの作品を観させて頂いて勉強に成りましたが、周りの時代性を加わえる事で違う歴史が見えて来る楽しさを感じさせて下さいました。明日は最終日なので、土日は混むだろうと、早朝、9時30分開館に合わせて入館、ゆっくり拝見して、その後、美術館のカフェに立ち寄り、美味しいコーヒーを飲みながら雪の在る中庭を眺めていたら、モーツアルトのご主人が、アレ、佐藤さんと声をかけて頂き、チョット立ち話、夏に、又、来ますのでと、片平のモーツアルトでは時々、お邪魔させて頂いています。美術館のコーヒー店内の空間デザインがゆったり、棚の構成がなかなか、デイ・ステイールやバウハウ                      スを連想させる感じで楽しく成りました。

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