2011年11月25日金曜日

北の古狸(先輩)よりのメールです。

9月に何度か国分町の例のお店にお誘いしても風邪で静かにしていますと、珍しい返事で感心していました、未だ日本に居るものと思って早めの忘年会を一緒に考えていましたが既にパリに戻られた様子、残念、先ずは元気でなによりです。今日の朝刊に 「日米地位協定の運用を改善する事で大筋合意した、近く日米合同委員会で正式合意する見通に」、と言う記事を見て、
第二次世界大戦で日本が敗戦それも無条件降伏、東京裁判等々、屈辱的な条件を突きつけられての受け入れその後1951年日米安保条約がそして新日米安安保条約が結ばれしかし日米同盟とは名ばかりで戦後66年も経ているのに占領されたままの面影の条件が残っている、経済大国と言われても(もう、言われんけど)恫喝されると何も言えない保身の日本政治家、日本国内の基地の近くに住んでいる国民は怖がっています、人が近づけんのは昔から、51年前(1960年)日米地位協定が調印され全文28ヶ条の他に交換公文および合意議事録が付属していますが、17条に米軍人・軍属による犯罪の第一次裁判権について公務中は米側に、公務外は日本側にあると規定(日本に滞在中は勤務に決まっている)。このため公務中の犯罪はほとんど訴追されず米軍基地の在る地域に住む日本国民は不安な生活を虐げられている、それも民主主義を唱えるアメリカ合衆国の基地、米国ってどんな国なのか解らんね、それに言いなりに成っている日本人もアホやなと、在日米軍や在米軍で働く民間米国人は、何やっても許される感じで、沖縄米兵少女暴行事件でも、協定書に公務出向中となれば犯罪者については、米国当局が第一次裁判権を有し、その裁判権が行使された時には、日本はその事件について裁判する事が出来ない(17条3)、たとえ日本側に裁判権が在る場合でも、起訴される迄は身柄を引き取れない(17条5c)と、勤務中の事件は日本で裁判出来ないんや、日本に居る間は、勤務中と言う解釈も成り立つ訳で、そんな訳の解らない事、ないやろ、人は自由、平等の権利を持って居るンや、沖縄県民の事を真剣に考えないと、同じ日本人、同朋でっせ、日米地位協定に基づいて、勤務先からの帰宅途中で公務中にあたり日本に第一次裁判権がない、なんて言う協定は改めるべきだな。政治家が悪いと言うけど我々国民が日本の現状を知る義務があると、サトル君の言う国際感覚と言うか、国際状況をもっといろいろ世界をしたんとな、昔々サトル君の仲間が安保反対、ベトナム反戦と言ったデモで丁度、騒乱罪適用の新宿駅周辺での事を覚えているよ、あのデモは一体なんだったのか、変わってないよな、経済成長したけど、50年前より今は夢が見えて来ない様だよ、俺にではなく、若者達に、これが問題、俺はもう古いからな。

〖古狸(先輩)から、手直しのメールが届いたので、改めて掲載致します。確かに米軍の日本における基地は、日本を防御すると言うより、民主主義の自由の旗の元で、日本の基地は米軍が自由に使える前方基地なのですから、駐留経費の75%を国民の税金で支払って居るといわれ、思いやり予算(1978年・62億円、1980年・374億円、1985年・807億円、1990年・1680億円、1995年・2714億円が最高額、2000年・2567億円、2005年・2378億円、2010年・1881億円)以外にも基地周辺対策費・1739億円、沖縄に関する特別行動委員会関係費・101億円、米軍再編関係費・1161億円、提供普通財産上試算・1658億円、基地交付金・394億円も追加されて居るとか、世界常識からづれて居る現状を、日米安保条約を紐解いて私たちが現状に眼を向けて語り合い、修正する所を修正、異議申し立てを、改善を求めて行かないと、12月10日は ( Universal Declaratio of Human Rights ) 世界人権宣言デー、世界中で記念行事が開催される時期に、基本的人権を考えて行きたいものですね、勿論、北はロシア、西は北朝鮮、韓国、中国との地政学も考慮しながら、国民と国益と言う言葉を再認識しながら語り合わないと、危機は中近東だけはないのですから。〗

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