突然ですが、宮城県松島の親戚<円通院>から連絡がありました。
本日8日の20:00からNHK総合で歌謡コンサートがあるそうです。
下記情報の<当院>は松島・瑞巌寺に隣接する<円通院>の住職からです。
松島の島々のおかげで比較的被害が少なかった松島海岸ですが、拝観が可能になり観光施設も通常営業中とはいえ、少しずつ戻っているとはいえ、観光地での観光客減はいかんともしがたいそうです。
不思議な風評被害も蔓延していますが、皆さんの力をお借りしてこれからの復興に向かおうとしている被災地への ご協力をお願いします。
本日 20:00からのNHK歌謡コンサートが松島から放送されます
当院からも中継があります。時間がありましたら、見てください。
昨日、宮城県多賀城市の市長に会いました。高校の同級生です。毎年恒例の国分寺まつりに、大震災後の復旧に国分寺市からも職員を派遣していたことから、そのお礼に来ていました。
偶然プログラムを見ていると多賀城市長挨拶という部分が目に飛び込み、挨拶の前後ならば会えるかもしれないということで久しぶりに行ってみました。時々テレビや写真で市長を見ていましたが、10数年ぶりにもかかわらず彼のほうから声をかけて来て、「どうしてここに?」と驚いていました。私たちの結婚披露パーティーで司会してもらいました。海に接していない多賀城市にどうして津波が・・・と言うほうが先だったそうです。多賀城は1000年以上前に起きた貞観地震の時に大きな被害を受けたそうです。それを慰霊するために祇園祭が始まったそうです。
今回は1㎞離れた海岸から仙台港の後背地にある工場や倉庫に遮られて、貞観の時ほどは浸水地域が広がらないにもかかわらず、その強さで死者多く、工場や倉庫が無くなったり、住民が避難しているために税金面の減収がかなりの額になるので、その対策に頭を抱えているそうです。また、浸水地域はし尿処理場が被害を受けたり、工場からは油が流れ出して汚水に混ざったために水が引いた後も強いにおいが残っているそうです。この情報は多賀城市の職員から聞きました。このような情報は現地に行かないとわかりませんね。
みんな前向きに考えているそうです。そこに国の対応が引き気味なので、地方自治体への影響も大きいことがわかりました。
長くなりましたが、よろしくお願いします。海外の方は無理ですね。
田手宏道