2011年10月18日火曜日

外村さんからのメールです。

みなさま
                      みなさまにはBCCでお届けしております。

今回の大震災では、多くのピアノが津波に飲み込まれ、また壊れてしまいました。幼少から
ピアノを学び、ピアノと共に生きてきたといっても過言ではない私たちにとって、ピアノを失
うということは、家族を失うのと同じくらい辛い出来事です。
もしピアノがなかったとしたら、私たちが学んできたこと、経験してきたこと、出会ってきたものは、これほど豊かなものではなかったかもしれません。その「一台」を失った方々に、《ピアノを届ける》手助けができないだろうかと考えたのが、この「被災地にピアノを届けるネットワーク」を立ち上げたきっかけです。私たちは、被災地でピアノを失った方々に、ピアノを提供するために活動いたします。ピアノを届けたいという共通の想いから、他にも《ピアノを届ける》ための活動がいくつも出てきたようです。私たちは、「いつ・どこに・どのように届けるか」ということに気をつけなければならないと考えています。
被災度の段階によっては、《ピアノを届ける》という善意が無駄になってしまう可能性があります。これでは提供していただいたピアノが、十分に生かされません。一方で、本当に必要
とされているタイミングを失することも考えられます。
私たちの活動は、実際に被災地を回って、ピアノ提供者とピアノを必要とする方の【マッチ
ング】を目的とします。被災地を回る時間は限られたものなので、情報が集めやすい公共機関
よりも、幼稚園や保育所に絞って、一台でも多くのピアノを届ける手助けをしたいと考えてい
ます。ピアノを必要としているところ・状況を把握した上で、活動されている他の団体にも呼
びかけて、《ピアノを届ける》ためのネットワークが広がっていくことを願ってやみません。
「一台」でも多くのピアノを被災地に届けるために、一人でも多くの方のご理解とご協力を
お願いしたいと思っています。そのために、私たちの趣旨だけではなく、ピアノという楽器の
素晴らしさ、そこから生み出される音のかぎりない魅力にぜひ触れていただきたいです。
そこから、ピアノの魅力を共に届けたいという共感が生まれることを心より希望しています。

                              発起人代表・赤松 林太郎

「被災地にピアノを届けるネットワークチャリティーコンサート2011」

1.日時 2011年11月3日(木・文化の日)14:00〜16:00
2.会場 国立オリンピック記念青少年総合センター カルチャー棟小ホール
  (電車)小田急線 参宮橋駅徒歩7分
3.入場料 無料(会場に設けられた募金箱に日本の暖かい真心をお願いします。)
 < 出演者 >
  ・東 圭子(ピアノ)
  ・赤松 林太郎(ピアノ)
  ・Duo HIBIKI(ピアノ一台四手)
   東 圭子と赤松 林太郎によるピアノ連弾デュオ
  ・竹浪 明(映像)
  ・中村 初恵(ソプラノ)
  ・佐藤 久成(ヴァイオリン)
  ・山根 孝司(クラリネット)
 < 音楽の贈り物 >
・ワーグナー(ビューロー編)
・タンホイザー序曲(ランゲ編)
・フローワルツ(猫ふんじゃった)佃良次郎(竹浪明 作詞)
・映画「のら暦*ねこ休みネコ遊び*」より「猫っ飛び」「ね子守唄」リムスキー=コルサコフ
・風ではない、高みから舞う風のように他
・ラフマニノフ
・ジプシー・ダンス他
5.入場申し込み方法 この案内メール(k_tomura@mtf.biglobe.ne.jp)で、お名前で申し込み下さい。
    (オリンピックセンターは公的機関のためお名前を登録する必要が御座います。
このメールで参加の可否つけて返信下さい。)
6.問い合わせ先 外村(携帯 090-5207-6098)
     メール (k_tomura@mtf.biglobe.ne.jp)

    主催 東京バロックアカデミー
共催 災害地にピアノを届けるネットワーク
後援 駐日ハンガリー共和国大使館、(社)全日本ピアノ指導者協会、
   日本音楽表現学会

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外村 孝史(Tomura Koshik_tomura@mtf.biglobe.ne.jp
連絡先 〒108-0072東京都港区白金二丁目5-12-1102
Tel/Fax 03-3280-5186 携帯090-5207-6098
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