2011年6月1日水曜日

〖 Solidarité Tomé 〗連帯・登米 No5

毎週発行される、パリ・オークション専門誌に、〖 連帯・登米 〗と言うタイトルで、登米市と宮城県に義援金を贈るべきパリの画家や彫刻家を中心にした連帯支援オークションを知らせる記事が掲載されています、登米市に在る Satoru Sato Art Museum (幾何学構成絵画の傾向のコレクション)に縁のあった作家達が中心に、更に傾向の違う仲間や先輩達の協力も頂き、170点を超える作品の特別・連帯・オークション(詳しい内容は後日、報告させて頂きす)の準備が着々と進んでいます。今日も、カタログ制作の為、Chayette & Cheval の事務所(オークション専門企画事務所)のスタッフや写真撮影の専属カメラマンも大忙し、連帯・オークションの作品は Drouot  Montaigne と言うパリのオークション会場で6月29日から、30日の昼迄展示され、30日の夕方と言うより夜、20時より、オークションが開始されます、作家の皆さんが快く応援の手を差し伸べて下さり、それは登米市と宮城県に贈るべき義援金を作ると言うより、被害地の皆様の痛みを共に分かち合い、ヨーロッパの画家達、それに関わる方々(コレクター等)も、傷んだ心をみんなで癒し、一緒に未来へ大きな夢を描こうと、復興を共に願う心のメッセージを伝える事を一番の使命と願っています、元々、芸術家の連帯感の強い歴史在るヨーロッパ、ベルギ、オランダ、ドイツやスペイン等からも作品が届いて個人的には日本と同じ様にパリでも多くの作家仲間や友人達に支えられて居る事の有り難さに感謝しています。

これからも 登米市の Satoru Sato Art  Museum のスタッフや Museum 友の会のスタッフによる企画がアートを通して幼児教育から高齢者迄、生涯アートに触れることで、今回の東日本大震災の災害を受けた心の傷を癒し、再生して行く事も含めて、共にアート作品と語り合う、アートに触れる、見る、作る、描く、遊び、遊戯の楽しさの中で、コレクション作品と市民の関わりを、どう活かして行くか、それは生活空間とアート空間の中で、想像、感性、創造、ヴァランス感覚の潜在力を如何に引き出すかにもつながる訳ですから、小さな小さな企画が、一人でも、二人でも、三人でも、アートに出会い、体験して、いつかアートを思い出したり、アートへの夢が現実に花開く時が来るのではと、そんな夢を描ける機会に成れ様に若々しい楽しい元気在るスタッフの皆様にエールを贈ります。

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