2024年3月31日日曜日

Aki ちゃんからの差し入れは・・・

明日(4月1日)は Pâques の祭日、夕方、いつもの様に Aki ちゃんが Cyril Lignac のケーキを届けに来てくれました。entremets de Pâques individuel (Browie aux noisettes, crème légère au chocolat noir & lait, fine couche craquante de chocolat)など3個。🎉 他にAlain Ducasse の édition limitée の les poussins , 75% le chocolat 、同じく Edition Limitée で  45% le chocolat 、それに卵(de la Fève au  Bonbon)。夕食は美味しい照り焼き鮭(サーモン)丼を一緒に頂きました。

2024年3月30日土曜日

庭先の桜(ソメイヨシノ)も花が咲き始めました✌️

岡島レポート・2019 W杯・備忘録 217

 プロ野球が開幕し センバツは佳境 サクラも開花   春が出揃いましたね

2019 W杯・備忘録 217
~ M44 RSA/FRA 9 ~
 
49分 シンビン明けのRSA4番・エツベツがピッチに戻る。
選手交代 FRA1・バイユ⇒17・ワルディ、5・フラマン⇒19・タオフィフェヌアの2選手を替える。
 
l・④(5/9 RSA陣内10mラインと22mラインの中間地点でのフランスボールラインアウト FRAFW7+11(最後尾)・12(一番手前)と9人のラインアウト RSA7人で並び2番目の7・デュトイが飛ぶも届かず 〘着地点は マークオブタッチを越境している⇒Pの可能性大〙 モールを組んで5mほど押す 〘スローで見てると モール形成後 RSA4番がサイドエントリーしている=Pだが 笛は吹かれず〙 ⑨→⑬・r・⑨→⑥ 〘まず⑥がノックオン(レフリーは見逃す!?) 1がノックオン(レフリーは右手を横に挙げ FRAのアドバンテージで継続)〙 ⑨がボールを叩いて・⑲→⑧・r・⑨→⑥・r・⑨→②・r13 レフリーの「ノー」の声に反応して ボールにかけていた手を離す 見事な反応)・⑨→⑥・r・⑨→⑰・r・⑦・r・ラック越しに1が⑨のボールを叩き落とす レフリー「1のノックオン」の笛 ⇒ FRAからすれば P RSAからすればFRAのノックオン どちらとも採れるプレー ⇒ レフリー 両チームキャプテンに事情説明 
 
51分 選手交代 
RSA1番・キッツォフ⇒17番・ンチェ 8番・ヴェルミューレン⇒20番・スミス 15番・ウィレムセ⇒23番・ルルー (これでRSA6人交代、バックスのリザーブはいなくなった) 
FRA6番・ジュロン⇒20番・クロ
ピッチを去るヴェルミューレンとジュロンがライン際で交錯し握手をして外へ出る。
 
s レフリーの「クラウチ」「バインド」のコールの瞬間 RSA2番が頭を上げる=相撲の立ち合いの「待った」=競技規則上「反則」=FRAにフリーキックが与えられるべき しかし このレフリーだと 組み直しに レフリー 両チームフロント陣に何やら言う 組み直し後 スクラムが崩れ RSA17番のコラプシングのP 〘テレビでの上空からの映像で見る限り FRA3番が首・姿勢を取られ・体が歪んでいる ⇒ これは 普通であれば FRAP〙 RSAキャプテン(この時点ではムボナンビ)レフリーに抗議している
 
53分 pg・⑮  RSA 19-25 FRA
 
K22~ ⑩→⑧・r・⑨:TK~ 左足のキック(⑨は右利き)でセンターライン付近まで戻す
 
L193/4)がタップ・2113R212311R217R2122HP~ 14と⑪がジャンプして両者がボールをつかみRSAのラックに・R4R2123R212220中央突破かなりランしFRA22m内に入る・R・②のジャッカル:20のノットリリースのP RSAキャプテン レフリーに抗議している
 
FRAゴール前20mでのPK ⑩がタッチキックを蹴るが なんとマイナスキック!
 
l・④(2/4 エツベツ コンテストするも)⑨→⑧・r・⑨:LK~ 右足でセンターライン越えにキック 11キャッチし40m超ランで FRA22m内に入り・r194〘バックスでもできないような精緻・迅速なワンタッチパス エツベツ 凄すぎ〙→20r21→2 ノックオン 2番(=RSAキャプテン) レフリーに抗議
 
58分 選手交代
FRA3番・アトニオ⇒18番・アルデゲリ
 
s ⑱が組んでからこらえきれずに首を抜いてのp 〘なぜ このタイミング(自陣22m内ピンチのスクラム)で アトニオ(146kg)をアルデゲリ(119kg)に代えたのか? 直前のスクラムで アトニオが対面に負けていた(レフリーの笛は対面のPだったが…)のを踏まえての判断だったのだろうか?それとも 試合前からプランだったのだろうか?〙
 
FRAゴール前15mでのp 角度はあったが いつものRSAであれば PGを狙ったであろう。しかし タッチに蹴りだし FRAゴール前7mRSAラインアウト
 
L19タップ(5/9 RSAラインアウトに12番・13番・21番(スクラムハーフ)を並ばせ スクラムハーフの位置には20番を置く) タップしたボールが⑦の胸に 〘⑦は19が着地する以前に越境してRSA側に着地している=明確なP なぜかこれも吹かれず〙・r・⑨→⑰・r・⑨:LK~ 11ラン・R2122R21237R21219R2122171223 ノックオン
 
61分 選手交代 RSA7番がピッチ外へ 代わりに10分前に交代でピッチ外に去り・ベンチにいた8番がピッチに戻ってくる
 
この選手交代 テレビ画面上では 「REPLACEMENT デゥトイout ヴェルミューレンin」と表示されている。画面からは 脳震盪を起こしたデゥトイがピッチ外に出て 51分に戦術的交代でピッチ外に出たヴェルミューレンが一時的に(=デゥトイのHIAが終わるまでの間)ピッチにいる措置だと思われていた。
しかし WRの記録(WRのホームページに掲載されているこの試合のタイムライン)では「61分 Sub Off スミス Sub On ヴェルミューレン」(=51分の交代は戦術的なものではなく ヴェルミューレンのケガ・出血・脳震盪による一時的なものとして取り扱われている)と「61分 Sub Off デゥトイ Sub On スミス」と記載されている。不可思議千万…
 
それにしても このデゥトイの一次的交代の引き金になったのは ボールキャリアー・デゥトイの顎にタックラー・FRA14番・プノーの頭が当たった(=ヘッドコンタクト)こと。おそらく TMO・スローで見れば 明確になり プノーにイエローが出されるのが順当なところ。であるにもかかわらず TMOは実施されず なんのお咎めもなし。これまた 不可思議千万… 前半のFRA12番へのRSA7番のヘッドコンタクトがTMOなしでお咎めなしとなったこととバランスをとったのか…
この時間帯を見ていると FRA贔屓の視点で見ても RSAにとって不運・不利・不条理で納得できない判定が続いている。RSAが見事なのは キャプテンだけがレフリーに苦情を言い 他の選手は黙々と次のプレーの準備に入ること。個人主義・自己主張・造反有理が骨身に沁みているFRAは 選手全員が抗議している≒余分なエネルギーを費やしてしまった。
 
こう書いてくるとレフリー批判になってしまうが よくよく考えてみれば これだけのハイレベルの(世界最高の30人が全力で戦っている)試合を「正しく」吹けるレフリーなんて 存在しえない。オキーフさんに批判的に書いてきているけど 少なくとも 彼なりに最善を尽くしていた・彼なりに一貫性を保ってきた(試合を出来るだけ継続させる 特にTMOについては「試合を寸断する」という批判があり それに応えてはいる)という評価はできる。すべてがおカネで解決できるとは思えないが 選手に比べて 微々たる報酬でピッチに立っているレフリーに対して 不遜な言葉をかけるのは どうなのだろうか と 反省もする。さはさりながら 事実としての「判定ミス」は糊塗すべきではない。判定ミスは判定ミスとして、きちんと理解・分析する必要がある。
両チームの判定後の各選手の反応を見ていると、RSAはレフリーが「へぼ」であること・そういう存在であることをよく理解し(=判定ミスは想定済)・過度の抗議は控えている。それに対して、FRAは…
 
6点差」での残り20
 
令和6330

2024年3月29日金曜日

😊 下野淡墨桜の写真が届きました 🙏

送り主は画家の五十嵐、東洋美術学校の2年後輩、学生時代の仲間の一人、学生時代はヤンチャで清水先生に心配もかけた、それで居て憎めない頼もしい奴(当時は私も含めてヤンチャの仲間が多かった)😅 現在も春陽会、栃木絵画研究会、小山市美術家協会等に参加して元気に制作に励んで居ます。

2024年3月23日土曜日

岡島レポート・2019 W杯・備忘録 216

 ここ数日 テレビで「大」相撲を見ています。活きのいい若手が活躍していて 見ごたえがあります。「大」リーグ然り。

2019 W杯・備忘録 216
~ M44 RSA/FRA 8 ~
 
3点のリード」+「数的優位」のFRAのキックオフで後半がはじまる。前半(の入り)と後半(の入り)、何が違うのだろうか? まず思いつくのは、①前半の相手のプレーを分析して戦術・戦略を再構築すること ②リザーブ8人のエネルギーを最大限活用する(投入時間帯・ポジションなど)。この試合の場合、これらに加えて、15人対14人の最初の10分間をどう戦うのか?
 
テレビでは、レフリーとRSAキャプテンが何やら話しながら歩いてる姿が映っている。レフリー、前半何度か「ティボー」とFRA⑤番(⑤と⑧が英語に堪能)に呼び掛けて・何やら説明or注意していた。少なくとも、レフリーは両チームに対して、積極的に説明しようとはしていた。であるならば、FRAキャプテンは⑤を通訳として使いレフリーとコミュニケーションを密にすべきだった。非英語圏のチームの共通の課題でもあるだろう。
 
k:⑩~ 5R910HP~ 〘自陣ゴール前10mの地点からでもタッチキックでもロングキックでもなく迷いなくハイパントを蹴る〙 ⑬・r・⑨→⑧・r・⑨→⑩:GP~ 8の足に当たって・戻ってきて・⑩ノックオン
 
SRSA12をフランカーの位置に入れて8人で組む)・右に回るも・笛はなく 11・ラン:LK~ ワンバウンドしてタッチへ
 
l・⑦(4/6)・①→⑨:HP~ ワンバウンドで10が取り・ラン・R・⑧がターンオーバー 〘このラック・14がラックを飛び越える・2がサイドエントリーも笛なし〙 ②→⑦タックルされて→②タックルされて→⑮・r・②→⑩→⑬・ラン・r・⑨→⑦→⑩→⑫・ラン・r・〘8ノットロールアウェーも笛なし・6がラックに入って〙 ⑨のバランスが崩れ・パスが乱れ→13のラッシュディフェンスもあり・⑭ノックオン
 
SRSA8人で組む)・動かず910GP~ タッチに出る
 
45分 RSA5・モスタート⇒19・スナイマン 9・ライナー⇒21・デクラーク 10・リボック⇒22・ポラード と 3選手を替える。RSAのリザーブの構成・投入時間帯、状況に応じて変幻自在、この大会のチームの中で際立っていた。それにしても、このタイミング(=後半開始5分)で3人を交替させるなんて、思い切りがいい、というか、判断に迷いがないというか。エツベツのシンビン(≒10分間の休憩)が影響した選手起用だったのだろうか?
 
l・⑨(1/6 直前のラインアウトと同じ並び方でラインアウトの先頭に⑨を置き 今回はそこに投げる)→②・r・⑨ラックサイド・タッチライン際をラン:SP~ 15R・⑨がターンオーバー ③・r・⑥・r・⑨→②に13がラッシュディフェンス・パスが乱れる〘このプレーに象徴されるように、RSAは数的不利の時間帯、ファーストレシーバーに13がラッシュディフェンスをかけていた。Midolによれば、前日のNZ/IRE戦でのNZ数的不利時のディフェンスと同じだと解説している。〙→⑫・r ⑫のノットリリースのp 〘②に13がコンタクトした際に横にいた⑫がノックオンのアピール、pの笛の後に②⑧⑨⑫がそれぞれノックオンをアピール ア・ラ・モード・フランセーズ キャプテンのみが(通訳を介してでも)毅然と主張すべきだった。〙
 
PK22TK
 
46分 RSA6・コリシ⇒16・フーリー
 
早くも4人目の交替、しかも、キャプテンを下げる。RSAのピッチでの実質的意志決定者は8番・ヴェルミューレンなのだろうけど。
 
l・④(2/5) 8がコンテストして ④がタップし・2がボール確保・R211R2122へのパスコースに7が入り・ノックオン 21が拾う FRAは「ノックオンオフサイド=P」を主張するもレフリーは「21は戻って(=オフサイドの位置からオンサイドの位置に戻って)からボールを捕った」と説明 スローで見る限り明らかなノックオンオフサイドに思える。Midolのポワトの解説では「7が前進し、721が同じライン上にいる状態で21がボールをプレーしたのでPではない」としているのだが…
 
sRSA7人で組む)⑨→⑩縦にラン→⑦→⑫・r・⑨→⑬→⑪→⑮・r11の足に当たってRSAボールに 〘このシーンをスローでじっくり見てみると(1)ボールキャリアー⑮に7がタックル・二人は倒れる (2)11がジャッカルに入るような・二人の前に出ようとしているような不思議なポジショニングでボールに働きかける (3)⑪が11をスイープしにコンタクトする (4)地面にあるボールが11の足に当たってRSA側に転がる という流れで これが偶然「たまたま」か 意図したものか 判然としないが 見れば見るほど+11コルビの驚異の身体能力から考えると 意図したものに思えてくる あるいは「セブンズ」の技なのか? 恐るべきRSA〙 ・16R2115LK~ ⑩ラン・r・⑥・r・⑨→⑩→⑭→②→⑭・r・⑨→①→⑩→⑥・r・ラックから出たボールを⑨が足にかける・3・R1122TK
 
シンビンの4・エツベツがピッチに戻る
 
結局、FRA数的優位を生かせず無得点。RSAの守り方は明確だった。では、FRAは何をしようとしていたのだろうか? どの弱点を衝こうとしていたのだろうか? 悔やまれる10分間、点数が動かずに過ぎてしまった。
 
令和6323

2024年3月16日土曜日

岡島レポート・2019 W杯・備忘録 215

2019 W杯・備忘録 215
~ M44 RSA/FRA 7 ~
 
「想定外」のRSA15番の22m内でのフェアーキャッチ・瞬時のスクラム選択、FRAFWは「三々五々」歩いてスクラムポイントへ。各人、何を考えていたのだろうか?通常であれば、相手陣22m内の相手ボールスクラム、前半の残り時間わずかの場面であれば、「押し」の一択のような気もするが… とても、そんな「余力」は残ってなかった!? ピッチサイドを当惑した表情で歩いているFRAスクラムコーチ・セルヴァの姿が映される。象徴的なシーン、これだけでもRSAの「奇手」、実を齎している。
リスクを取ってでも自らスクラムを選択したRSA、こちらの方は「押し」の一択、迷いがない。準備万端。
FRAスクラムの弱点は「4番」。本職がフランカーで、フィールドプレー、ラインアウト(FRAのラインアウトリーダー)などでは出色の活躍をしてきているが、4番に根源的に求められるものに適していたか? 所属クラブの名将・ウリオスは「4番に適していない」と公言していた…
 
SRSAが押し・①が崩れ・p・アドバンテージ)912SP~ ⑪~ pに戻る
 
見ているものの予想通り、RSAが「押し」・FRA左サイドが崩れる。それを予期していたかのように、レフリーは「コラプシング」を取る。前2回のスクラムでは、スクラムが落ちる=組み直しだったのに… こうして、「本気で組んだ」RSAスクラムは滅茶苦茶強い、というイメージが上書き・補強される! 特に、オキーフの心象に。結果論だが、次戦で効いた。
FRA6番が手を挙げて、何らかの違法プレーがあったとアピールしているが、落ちたサイドの映像は画面に映らない…
RSA、アドバンテージをもらいながら、これまた、デザインしていた通り、9番から12番へパス・ショートパントでFRAバックスディフェンスラインの背後を衝く、も、FRA⑪反応よくカバーディフェンスしボールを確保する。
 
PK10~ タッチジャッジがフラッグを上げる、も、⑪・タッチラインの外からジャンプして・キャッチし・タッチラインの内側に着地し:LK~ 9:TK
 
それにしても、FRA・⑪番・ビエル=ビアレ(20歳)、本大会前のRSAで行われたU20W杯の主要メンバーであったにもかかわらず・参加せず・FRA本代表の事前合宿に召集され、代表メンバーになったばかり。ちなみに、FRAU20はビアレ抜きで優勝した。初めての大舞台で「ナイスプレー」を連発する。
 
l・④(3/7 RSAコンテストせず)→⑨→⑩→⑫・r・⑨→③・r1がオフフィートのPの笛
 
③が頬を押さえて痛がり・トレーナーが入ってくる。15分の⑫の「蹲り」は無視されたが、今回はTMOが介入してくる。
TMO:ボールキャリアー③に対して4がヘッドコンタクトの映像が流れる ⇒4・イエローunder review
 
RSAにとっては、予期せぬ・痛い「カード」のはず!? FRA、「棚ぼた」の3点…
 
pg・⑮
 
40分 RSA 19-22 FRA
 
密度の濃い試合内容、ともかくFRAが「3点リード」でハーフタイム。
 
この試合の⑥・ジュロンが1120日付Midolのインタビューの中で次のように語っている。
Q:あの準々決勝戦、どんな記憶が残っていますか?
A:前半が強く頭に刻み込まれています、自分たちが圧倒していた時間帯でした。問題だったのは、彼らのゼロないしはワンパスでの3トライ、これが重くのしかかりました。簡単に防げたのに、やすやすと得点されてしまいました。1v1では優位に立っていたのに、たった3点差しか付けられませんでした。流れが来ている時に引き離せなかったことにフラストレーションがありました。
Q:あの敗戦に関して、レフリングがよく取り上げられていますが?
A:レフリングに関して、これまでも試合後に文句を言ったことはありません。よくよく見れば、試合早々のエツベツのプレー、ノックオンではないとか。率直に、スプリングボックスの方が「賢かった((注)原文は“malin”((小学館ロベール仏和大辞典では)①抜け目のない、悪知恵のある、ずる賢い ②利口な、機転が利く、賢い ③意地悪な、からかい気味の、訳知り顔の ④〘話〙ばかげた、こっけいな)」んです。熟知してプレーするいくつかのチームのように、灰色ギリギリの限界までプレーしてました。彼らを称賛します。それに比べて、自分たちは節度を保ち過ぎました。多分、経験値が足りなかったせいだろうと。
Q:どんな教訓を得ましたか?
A:スプリングボックスをもっと引き離していれば… フラストレーションは大きかったです。でも、再戦なんてありえません、だから、ポジティブに捉えるためにあの試合以外のこと・未来に目を向けるようにしています。自らの運命を嘆いても何の役にも立ちません。
 
一時期日本サッカー界でよく聞かれた「マリーシア」を思い出す。ウィキ日本版にも項目立てされていて、まず「ずる賢さ」という訳語が出てくる。ところで、スポーツにおいて「ずる賢い」とは、何を意味するのだろうか?そして、「ずる賢い」という価値観は意味があるのだろうか?日本でよく唱えられている「正々堂々と戦う」という呪文をフランスで聞くことはない。フェアープレーという言葉も聞かない。「正々堂々」宗からすれば、「ずる賢い」という忌むべき概念は存在するのだろう。しかし、おそらく、ラテン系の人びとにとって、「正々堂々と戦う」なんて偽善的で無意味という心性があるのでは、と感ずることがしばしばある。ジュロンらオクシタンの人びとも同じ心性であると痛感する。だから、「ずる賢い」ではなく「賢い」と率直に勝者を称賛している。勝たなきゃ、何を言っても負け犬の遠吠え…
 
前半のFRAのボール保持率:59%、地域支配率:69%、それでいて、「3点差」。骨折り損のくたびれ儲けと考えるのか?
チャンピオンチームに「3点差」のリード、しかも、前半最後の最後での「イエロー」、大切な後半の「入り」からの10分弱、数的優位に立てる、とポジティブに前を向くのか?
 
ハーフタイム、10分余のロッカールームでの密談の場、両チーム、何が語られ・指示されていたのだろうか。
 

令和6316 

2024年3月15日金曜日

友人の個展に行って来ました🙏🎉


 功ちゃん(宇津宮 功)の個展オープニングに行けなかったので。又、先日、トヨさん夫妻に誘われて、ご一緒に行く予定が私の緊急用事でドタキャン失礼して居ましたので。一昨日、のんびりと会場に ✌️ 運良く会場に功ちゃんが居たので、ゆっくりお喋りも出来、作品を拝見して来ました。

2024年3月13日水曜日

今年 🤩 初めての再会は、Le Sarah Bernhardt で🎉

Asdrubal と Arlette夫人 と3人で会うのは、何十年ぶりでしょうか。時の流れは速いものです。Asdrubal は今年、88歳を迎えて元気💪🏻に、昨年のポーランドでの彼の回顧展の話も聞けました。Satoru Sato Art Museum に収蔵されている彼の作品以外に登米市南方町・花菖蒲の郷公園(現代彫刻公園)にも作品(野外立体作品)が永久保存・設置されています。今日は珍しく天候も良く、Place du Châtelet に面したLe Sarah Bernhardt でランチを頂きました。既に私のブログで Asdrubal の事は紹介して居ますが。彼らとは50年以上の付き合い、彼の企画する展覧会に参加したり、彼の故郷ヴェネズエラで、時には韓国やドイツ(ベルリン)、で一緒に制作発表したり楽しい思い出一杯の素晴らしき先輩・仲間・友人です。パリ大学第八で長らく教鞭を取り若手作家も育てて。誰もが彼に好意を持ち、愛される造形作家。日本文化をこよなく愛して居る方です🙇🏼‍♂️🙏😊

2024年3月9日土曜日

久しぶり、パリで50年以上付き合いの在る🥂トヨさん、和美さん夫妻と再会出来ました😊✌️

 今日は久しぶりにトヨさん、和美さんと3人で日本食品店で落ち合いました。昔は良く会ったというか学生時代で自由だったせいも在り、トヨさんと私は同じ誕生日で52、3年前に我が家で誕生日を一緒に祝った事も在りました(その時は私の手作り餃子を中心にワインを呑み、懐かしい 20代 😊。昔話に花が咲きました。今日はその後、共通の友達、功ちゃんの個展を一緒に観に行く計画でしたが。緊急、私の方に用事が出来てドタキャン。それでも、ゆっくりコーヒーをご一緒に飲みながらお喋り出来てご馳走成りました。その後、別れて私はタイトル La porte de l'hamonie et peinture absolue のテキストを Florence に修正・翻訳して頂きに(4月にMusée des Mathématiques の展覧会に出品する作品のテキスト)Galerie Wagner 迄徒歩で10分ぐらいで辿り着き、10分ぐらいでテキスのフランス訳が終了しました。🙇🏼‍♂️ 元々、私は日本語の文章が苦手ですから。フランス語 😱😵‍💫 可成ヤバいのです。 🤩パリ近郊に住んでいるトヨさんとは最近メッセンジャー(オンライン)で顔を見ながら、お喋りしている数少ない日本人の友達。それにしても、今日は楽しかったです。感謝です。手作りのお土産も頂きました🙏

岡島レポート・2019 W杯・備忘録 214

                              老大国USAの大統領選 なんとかならないのですかね

〜 M44 RSA/FRA 6 〜
 
25分にして、リードして・振り出しに戻され・リードされて・振り出しに戻して・またリードされたFRA。攻め続けるFRA… 
 
l・㈬(3/7 RSAコンテストせず)・㈷→㈹・r・㈷→㈫・モールに!
 
RSA22m内でのラインアウト、ワンパスで㈹を真っすぐに当てて・ラックを作り・㈺がディフェンダーを払い・㈰がラックに入り・クイックでボールを出し・ブラインドへパスする・ そこにはラインアウトから動かずに待ち受けていた㈫・その背後に㈬㈮:㈭㈯:㈪が。㈫にボールが渡りモールを形成しようとする。それを予期していた4が㈫と㈮の間に割って入り・モールの中を泳いで前進する。
2019決勝でRSAが相手陣22m付近で作りかけたモールを思い起こさせる。FRAの「奇手」、それを読んでいたRSA… それにしても、4・エツベツの読み・判断・反応速度、「超」すごい!
 
ともかくモールが形成され・FRAが押していく中で・モールの中を4が前進し・ボールを持った㈷に手をかけるも ㈷:GP〜 
 
㈷・デュポンの変幻自在のプレー選択、ほんとに何でも完璧に出来る(左右のパス・左右長短のキック・ラン)千両役者=「替えの効かない選手」 ⇒ ただし 顎の骨折明けで・いつものディフェンスが出来ていたのか!? 
 
11RSAゴールライン5mで捕るも・そのままタッチに押し出される
 
l・㈬(2/5 RSAコンテストせず)・㈰→㈪・r・㈷→㈹・r・㉀・r・㈰=トライ g・㈾
 
FRA3トライ目。1番・2番・1番がトライする! RSA14番・12番・11番とバックスがトライし、FRAは一列目が3トライ。FRAFW主体、RSABK主体のチーム!?
 
それにしても、ゴール前5mの相手ボールラインアウト、RSAコンテストするでもなく・サックするでもなく・モールを押し返すでもなく、簡単にFRAにボールを獲得させて・好きなように攻め込ませている!? 「策がない」のか、「勝負どころではない」から見切って・相手の好きなようにさせ・「奥の手」を隠し持ったままにしたのか!?
ここまで7FRAボールラインアウトがあり、1回㈯に投じただけで・後の6回はすべて㈬に投じている ⇒ 実に読みやすいポイントである ⇒ であるにも拘らず 何の対策も行わないのは何故だったのだろうか?
ラインアウトはRSAのストロングポイントというのは 世間が抱く幻想なのだろうか?
 
㈾のゴールキックにRSAの選手・誰もチャージに走らず。2本目のゴールキックの際には「疑惑」のチャージがあったというのに、なぜ今回は走らなかったのだろうか???
 
30分 RSA 19-19 FRA
 
K10〜 ㈾:LK〜 11ラン・R91R910HP〜 ㉂に競り勝ち7キャッチ
 
この試合、10の自陣からの5本目のハイパント。RSA、初めて(!)、マイボール化に成功する。逆説的だけど、FRAからすれば、相手にボールを渡しておいた方が良かった!?
 
R91R9ボールを手にし・パスしようとしたところに㈷が手をかけ・ボールが転がる 10が足にかけ・ドリブル・拾おうとしてノックオン ㈾が拾い・r・㈷・rで ノックオンに戻る
 
s(フランスボールのファーストスクラム、この試合初めてのFRA陣内でのセットプレー!)・1がレフリーの目の前で落ちるも・なぜか・組み直し レフリーのコールで組む姿勢になるも再び組み直し レフリー両チーム一列目に話す 三度目の正直・㈫が落ちるも流して・㈷→㉂→㉃:LK〜 
 
オキーフのスクラムマネジメント、この大会の他のレフリーと違っていた=組み直しを多用する:この試合のファーストスクラムでも組み直しを命じている ⇔ 他のレフリーは「問答無用」でPKないしはFKを与えていた(たとえば、バーンズが吹いた前日のNZ/IRE スクラム機会は5回で組み直しは4回目のスクラムの1回だけ)。
 
15・フェアーキャッチ 即座にスクラム選択!!
 
最大の山場ではないが、この試合最大の、というか大会を通じて一番謎の選択…
 
事実として見て取れるのは、(1) 15がフェアーキャッチして・誰とも相談せずに・瞬時に(キャプテンでもFWでもない)15がスクラムの意思表示をしている=チーム内で試合前からの「決め事」であった (2) レフリーがスクラムの意思表示に即座に反応して(≒驚かずに)スクラムを命じている⇔試合前にRSAから何らかのシグナルが出ていた(おそらく、試合前のミーティングで「フェアーキャッチからのスクラム選択」に関して論議したのでは…) の二つ。
興味深いのは、なぜRSAはこのような「奇手」を選択したのか? 「奇手」というか「鬼手」というか。一つ間違えば、大ピンチになりかねない。それだけのリスクを負う必要があるのか? 疑問は疑問を呼ぶ…
考えられるのは、相手チームを「疑心暗鬼」にすること・何をしてくるかわからない読めないチームだと印象付けること=考えさせることによって・エネルギーを奪うこと。現代は「スカウティング」の時代。それだけに「想定外」のことを仕掛けることの意義は増しているのかもしれない。
そして、この奇手は、レフリーに対して、「俺たちはスクラムに自信を持っているんだ!」と誇示し≒RSAのスクラムは強いという先入観を上書き・強化する効果を狙ったのでは。  メディア・観客などがシンクロしていけば、意外と大きな影響が出てくる。
 
令和639

2024年3月8日金曜日

L'Alcazar でのランチ会 🎉 食べました😊

 金曜日のランチ会、今日は20数名参加、いつもの様に楽しかったです🍷来週、月曜日は年に一回の血液検査。普段通りが一番と、最近連続頂いている暖かいタルトポンム(タルトタタン)にアイスクリーム、生クリームなどを乗せて甘〜い美味しいデザートも、最後はコヒーを頂いて来ました。その帰りは Claude の車で Galerie Akié に Pierre の個展に立ち寄りましたが、歩いた Gaël の方が早く着き、車の方が30分遅れでした。バステーユ広場に車が規制されて居てぐるぐる回りで遅く成りました。ノートルダム大聖堂は着々と修復されて居ます。

2024年3月6日水曜日

仙台のある雪景色

テルさんから、仙台は雪 🎉 早坂邸の綺麗な庭も雪化粧ですと✌️ 素敵な写真が届きました。

2024年3月4日月曜日

松戸の河津桜と高湯温泉の写真が届きました✌️

 桜の写真は2月28日撮影、福島の高津温泉の写真は3月3日撮影 🎉 🎂ご主人様の誕生祝いに温泉へ。明日は雪国で乾杯🥂🍷🍶 Yoshiko ちゃんからの素敵なラインが届きました。








2024年3月2日土曜日

岡島レポート・2019 W杯・備忘録 213

 2019 W杯・備忘録 213

〜 M44 RSA/FRA 5 〜
 
20分にして 二度目の「振り出しに戻る」。力が拮抗している表れ!? リードして・振り出しに戻され・リードされて・振り出しに戻したFRA
 
K10〜 ㈯・r・㈷がラック内のボールに手をかけたところで・ラックの後ろにいた4がラックサイドを上がる・レフリーの「NO」の声・4は肘から上に挙げて戻る(=お行儀のよいRSA!) ㈷:LK〜 10・ラン→13 ㈷が高い姿勢でタックルに入り・13の肘が㈷の顎に入ったようにも見える(このシーンは、なぜか・この後のタッチキックでボールデッドになっている時間帯に再生映像が流れる。Midolは、5つのTMOの重大判定の一つとして取り上げ、ポワトが「ボールキャリアー13はコンタクトまできちんと肘を体側に付けているので問題ない」と解説している。問題がありそうで・実はないシーン(=レフリングの正しさの証明)は再生され、問題がなさそうで・実はあるシーン(=レフリングに疑念を抱かせる)は再生されない!?)・R94122R910HP〜 これまでに比べて長めのキック ㈾と14がコンテスト 712もチェイス 辛うじて FRAボールに ㈾:LK〜 15TK
 
RSA陣内10mラインよりも入ったところで FRAボールラインアウト。RSA、ラインアウトには自信を持っているのか、自陣22m内からはあっさりとタッチキックを蹴り・試合を切っている。このあたりの緩急の付け方・リズム感、80分を俯瞰してのペース配分、精緻に戦術が落とし込まれている。これに比べて、FRAは先手必勝・「前がかり」にアップテンポ(≒同じテンポ)で攻め続けた・攻め続けざるをえなかった。
 
l・㈬(5がコンテスト)(4/5)・㈯・r・㈰・r・㈷→㉀・r・㈷→㈫・r・㈷がラック内のボールに手をかけたところで・4が前に出て(≒オフサイド! ただしレフリーの「NO」の声もOKサインもなし)・㈷の手に4が手をかける⇒㈷のパスが乱れる(4に倒された㈷は両手をあげてレフリーにアピールするも「まる無視」(=セルフジャッジが目立つFRA) ⇒㈰ノックオン(セフティーファーストであれば 古典的なセービングをすべき 器用だからor「前がかり」だから ㈰は難易度の高いパスを選択 悔やまれるシーン)⇒12がボールを拾い上げ(=ターンオーバー)→7→13GP(ハーフライン前から)〜 FRA22mライン前で11胸に入れトライ G10
 
MidolFRA7敗因の一つに挙げている「45秒間に3トライ」の3トライ目。
1トライ目:8・ヴェルミューレンのターンオーバーからトライまで16秒。
2トライ目:10・リボックのハイパントからトライまで16秒。
3トライ目:12・デアレンデのボール獲得からトライまで11秒。 (足し合わせると「45」ではなく「43」秒だ)
すべてRSA陣内からの一撃。ここまでの時間帯、FRA陣での攻防は、ほぼ皆無。ほぼRSA陣内で試合が展開されてきている。この時点までのキックオフを除くセットプレーは、スクラム:1(RSAボール)、ラインアウト:6RSAボール・1 FRAボール・5)、ゴールラインドロップアウト:1RSAボール)。すべてRSA陣内! それでいて、RSAが、再び、リードした!!
 
3トライ目の起点となった、4、オフサイドに見えてならない。オキーフ流のブレイクダウンへの対処、明らかにFRAは劣後していた。RSAは、予選プールIRE戦で敗戦を糧にし・オキーフの笛に適応して、この試合を戦った。FRAも予選プールで、一度、オキーフの笛で戦っている。リザーブ中心で戦い、FRA 27-12 URGと勝利したものの不完全燃焼感の強い試合だった。しかも、Pの数は、FRA15(うちイエロー:1) URG16。オキーフとの関係性を構築できなかった。開幕戦、FRA 27-13 NZと快勝して翌週のURG戦。今から振り返ると、ここで躓いた感がしてくる。ちなみに、NZ 73-0 URG、 ITA 38-17 URG
さらに遡ると、この年の六か国対抗FRA/ENGもオキーフの笛だったが、その試合ではオキーフはフランス語をしゃべっていたのに、W杯本番ではフランス語は一切口にしなかった。こういうのも含めて、FRA内の疑念が膨張した感がある。
 
FRAは、先制攻撃で得点し・その勢いを継続して・点数を離していくこと=ある時間帯までは「前がかり」で攻め続けること⇒ある程度の得点差がついたところで試合を落ち着かせることを戦術に落とし込んで試合に入っていたと思われる。ところが、RSAのカウンターパンチが見事に3発入り、「前がかり」を止めるに止められない状況に追い込まれた!? 
これに対して、RSAは、FRAの「前がかり」をある程度予想して、受け身に構えて・スキを突く戦法に徹していた気がする。
稀代の「策士」を擁する両チーム、グラウンド上でHCから事前に与えられた指示を選手が皮膚感覚で(勝手に)変更するのは、容易ではない。と書いてみて、この試合8番ヴェルミューレンが、予選プール・IRE/RSA戦ではメンバー外でスタンドのコーチ陣(エラスムスの隣)席からゲームを俯瞰(エラスムスと意見交換)していたことを思い出す。RSAは、おそらく、何かあれば、前後半の途中でもヴェルミューレン主体に方針転換ができるチームにもなっていたであろう。そういう意味でも、すごいチームに成長していた。
 
25分 RSA 19-12 FRA
 
k:㉂〜 5R9BK(自陣22m内から)〜 10m先で落下(≒たいして距離を稼げていない。FRA22m内に侵入してきても防ぎきれると考えている!?) ㈱と11がハイボールをコンテスト この時点でも4はボール落下点よりも前に位置している ㈫タップ㈾・r・㉀→㈫・r・㈷→㈱:SP〜 ㈱と10RSAゴールライン前でコンテスト 6(ノックオンと見えなくもない)→9(ノットリリースの疑い大。FRA選手は、しきりにアピールしている=フラストレーションを溜めている)・R112R9(ラックの中のボールに手をかけた時点で㈪が前に出るがレフリーのNOの声。それでも止まらず前に出る㈪) →10TK
 
To be continued
 
令和632