謹んで、ネパール大震災の被害の皆様に、お見舞い申し上げます。
ネパールと言えば、私のブログで紹介している佐沼高校の1年後輩、元・ヒマラヤの山男、長い間カトマンズに住んでいた菊地薫さんや現在もネパールの子供達に援助をしている仙台の桜井ひろ子ちゃんが縁の在る国、私は現地を旅した事が在りませんが、パリ国立美術学校時代からの友人で画家の Malla Keshav や教鞭をとって居た国立パリ第八大学時代の教え子も居たりと何かと縁の在る国、早速、Malla と電話で様子を聞いたり、連日、フランスのテレビのニュースでは日増し被害が大きくなって居る事に、4年前の東日本大震災を思い出してしまいます。
現地時間 2015年4月25日11時56分に首都カトマンズ北西77Km付近、ガンダキ県ゴルカ郡の深さ15kmを震源として発生した地震は、気象庁松代地震観測所によるとMs 8.2と推定されている(米国地質調査局ではMw7.8と推定、中国地震局では規模をMs 8.1と推定)、この地震の強震によってネパールでは建物の倒壊、雪崩、土砂災害などにより甚大な被害が発生、またインドや中国のチベット自治区、バングラディッシュなど周辺の国々でも人的被害が生じた。 元来、 ネパールやインド北部は地震が多い地域で、建物はレンガ積みの耐震性のない脆弱な構造のものが多く、また山岳地帯では地滑りも発生しやすいなど被害が大きくなりやすいと言われている所。特に人口が集中しているカトマンズ盆地は平均の深さが数百mになる湖底堆積物及び河川堆積物で盆地が形成されており、きわめて地盤が軟弱な土地である上、プレート境界断層の上盤側に存在し、ネパール含む中部ヒマラヤは地震に対して特に脆弱な土地であることが知られていたとの情報です。