2015年3月5日木曜日

Jean Prouvé の作品と共に・・・

今日、夕方、個展会場に30分程、顔を出して来ました、画廊主の Rémy とは久しぶりに再会、1週間延びた個展も後2日で終了となります、密度の在る個展空間と作品と共に評判は良さそうです、ギャラリーの中に在るテーブルとベットも不思議と合うせいなのか違和感無く自然体、勿論、その2点が20世紀デザインの異才と言われる Jean Prouvé の作った作品と気がつかない方もたまにいらっしゃる様です。私が Prouvé の大きな展覧会を観たのは10数年前でしょうか、仙台メデイアテークで大きな彼の展覧会が日独文化交流祭の年に企画され、ドイツ文化関係者が大勢出席されていました。ドイツと言えばドイツの建築家ブルーノ・タウト(Bruno Jullus Florian Taut) と仙台は関係が在りますが、ジャン・プルーヴェはフランス人、1901年パリ生まれで、1984年ナンシーで没、その間、レジズタンス運動や短期間ナンシーの市長を勤めたり、建築家のル・コルビジェ等と共同で仕事をしたり仮設性の住宅を造ったり、家具の可能性を追求した方ですが、彼の作品や資料がドイツの美術館に多くコレクションされている事をその時初めて知りました。さて、そのジャン・プルーヴェのベットは以前から画廊に在りましたが(作品として)、テーブルは私の模型作品を置く為に、サトルの作品に合うのでとRémy がわざわざ画廊に持ち込んでくれた訳です、Rémy のコレクション、彼が Prouvé と会って居て、プルーヴェのアトリエを訪ねている事も知りました。そんな歴史の在るテーブルも、是非、じっくりご覧下さい。

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