2015年3月27日金曜日

市野さんからメールが届きました。



 ご無沙汰しています。こちらはめっきり春らしくなってきましたが、パリはどうなんでしょう。

先日から斎藤先生の「T&Sギャラリーのための」の再現展示が始まっています。この作品のオリジナル空間での展示は、おそらくこれが最後の機会となるものと思われます。
T&Sギャラリーが来年3月で閉鎖となりますので、同じ空間が再現されない限り96年当時の斎藤先生の感性には触れられないということですね。

3月14日にそのオープニングパーティが盛大に行われました。その様子を添付しますので、ご確認ください。これまでTSAや高校に関わった方々はもちろん、斎藤先生の作品に興味を抱く若い世代の人も大勢集まって、斎藤論議に花が咲きました。その後も日本各地からキュレーターや作家、コレクターなどが来場されています。斎藤先生の再評価が始まりそうな雰囲気をひしひしと感じています。そんな時にT&Sギャラリーがなくなってしまうのは、大変残念なことですが…。

以前にお話ししました上海でのTSA中国人元留学生とTSA元教員との展覧会は、そろそろ本格的に準備しなければならない時期にさしかかってきました。    市野泰通

0 件のコメント:

コメントを投稿