甘口&辛口の北の古狸より
2012年11月13日火曜日
北の古狸氏よりメールが届きました。
お久しぶり、9月に会ってから早いもので、2ヶ月過ぎました、そろそろサトル君の誕生日かな。どう、フランスの生活は、社会党政権に成って半年近く、学校教育から生活状況、又、経済、政治、更にEU共同体との関わりに変化は在りますか、アメリカではオバマ大統領が再選、興味が在るのがフランスと同じアメリカでも富裕層減税が注目されています、フランスの富裕族の一部が税金逃れに国外に移動していると聞きましたが、なかなか俺の周りにはそういう偉い金持ちも居ないというか、土着民の日本人では考えられない事です。サトル君の知っている様に我が日本は、何も変わらず、東日本大震災の影響と福島原発事故の影響とは言えないが、一時の経済大国から既に経済小国に、更に、中国に振り回され、ロシア、韓国、北朝鮮にも押されっぱなしで、いったいどうなる事でしょうか、我が日本は、更にわびしく成りますぞ。中国税関総署が11月10日発表した貿易統計によると日本からの輸入額は10月は約1兆1000億円と、前年度月比で10.2%減とか、サトル君も知っていると思うが、沖縄県の尖閣諸島をめぐる激しい反日デモや暴動などを受け、中国では日本車の新車販売台数が大幅に減少。小売りでは「日本製の日用品や食品の販売額は前年に比べて3~5割減っている」との事、益々、低下する事でしょう、中国政府の国益を考えれば当然の揺さぶり、これ迄の歴史を紐解けば、そう言う事態が起きる事は予想されていたはず、まあー、日本が一時の経済大国の時にキチンとした気締めをつけて置かなかった付けが、今、凄い勢いで日本経済はじめ、日本人の世界に対する考えた方も、展望も開けず、先が見えない空気に包まれているからかなりヤバイと言う所。農業物も含めた中国輸出業の世界は真っ暗。日本の国益を、我々が考えて行かなくては、もはや、政治家に任せられない時代なのかもしれないんだな、自分の利益を考えて、周りの国民の利益など無視する政治家が多く成って来た日本では政治家革命を起こす以外になさそうだよと言っても、年金生活者の68歳の俺には無理、若い人に期待するしか無いのだが、若者が居ないのも、もはや、手遅れなのかも。経済力を持った中国が益々、経済力と軍事力を露骨に出して世界制覇を目指して行くはず、これが今の日本を取り巻く現状です、平和ボケと良く言われていますが、何も平和を付けなくても、ボケなら俺と同じで良いのですが、ボケではなく無知なのですぞ、その辺を、サトル君に厳しく書いて欲しいですね。最近、静かに成っていますが、如何為されたかな!又、メールを書かせてもらいます、秋も深まり、パリでも日本でもそろそろボジョレー・ヌーボーとか、俺にはワインよりやはり日本酒が身に応えます、澤の泉は最高ですよ。来年の夏、又、一緒に唄いましょう。
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