2024年12月7日土曜日

岡島レポート・ 2019 W杯・備忘録 253

 この季節になると 冬眠したいと 思ってしまいます

                            2019 W杯・備忘録 253

                         〜 ANS 2024 (3) 〜

 

ANS2024 全21試合が終了した。主催者:六か国から見た星取表は次の通り。

 

 

Round 1

Round 2

Round 3

Round 4

Round 5

IRE

 

NZ

● 13-23

ARG

○ 22-19

FIJ

○ 52-17

AUS

○ 22-19

FRA

 

JPN

○ 52-12

NZ

○ 30-29

ARG

○ 37-23

 

SCO

FIJ

○ 57-17

RSA

● 15-32

POR

○ 59-21

AUS

○ 27-13

 

ENG

NZ

● 22-24

AUS

● 37-42

RSA

● 20-29

JPN

○ 59-14

 

ITA

 

ARG

● 18-50

GEO

○ 20-17

NZ

● 11-29

 

WAL

 

FIJ

● 19-24

AUS

● 20-52

RSA

● 12-45

 

 

IRE:ポスト・セクストン 10番を固定できるようになるか

FRA:デュポン(システム)が稼働すれば 無敵!?

SCO:ベスト4に残るためには 何かが欠けている それが何なのか

ENG:勝ち切れない 単に弱いからなのか

ITAARGの背中を追いかけて やがて掴む栄光

WAL:真っ逆さまに 堕ちて行ってる いずれ 反転するのだろうが…

 

南半球4か国から見た星取表は次の通り。

 

 

Round 1

Round 2

Round 3

Round 4

Round 5

RSA

 

SCO

○ 32-15

ENG

○ 29-20

WAL

○ 45-12

 

NZ

ENG

○ 24-22

IRE

○ 23-13

FRA

● 29-30

ITA

○ 29-11

 

ARG

 

ITA

○ 50-18

IRE

● 19-22

FRA

● 23-37

 

AUS

 

ENG

○ 42-37

WAL

○ 52-20

SCO

● 13-27

IRE

● 19-22

 

RSA:盤石 これから3年間 進化し続けられるか

NZ:君臨する日が戻ってくるのか

ARG:成長曲線上にいることは 確か ベスト2になる日は いつか

AUS:シュミット・マジックで 輝きを取り戻しつつある

 

ANS2024 六か国からみれば 南半球4か国に対して 59敗。ちなみに ANS20222023W杯の前年)では 77敗1分け。南北格差が拡がったのか…

 

ANS2024 JPNなどの「他国」との試合も含めて 21試合が行われた。ANS2022も 21試合行われていた。それらの試合を務めた主審の人数を現在のWRランキング順の国別に見てみると

 

 

RSA

IRE

NZ

FRA

ARG

SCO

ENG

AUS

ITA

WAL

GEO

JPN

2022

  1

  2

  3

  1

  -

  -

  5

  2

  1

  -

  1

  -

2024

  -

  2

  3

  2

  1

  1

  4

  2

  1

  1

  1

  1

(注)2試合吹いたのが 2022:ブレイス(IRE)オキーフ(NZ)レイナル(FRA)バーンズ(ENG)カーリー(ENG

2024:オキーフ(NZ)エヴァンズ(WAL

ENG レフリー大国である。チームビルディングには時間がかかる。レフリーも「年季」が必要だ。RSAは ペイパーが引退して 国際舞台で吹けるレフリーがいなくなった。一方で ARGSCOWALJPNから 新たな国際レフリーが生まれた。このうち ダビッドソン(SCO)は女性。IRE52-17FIJを吹いていた。意外と と書くと失礼に当たるのだろうが 「うまいなぁ」と感ずるシーンが多かった。個々のレフリーにとっても W杯決勝で吹くのが 最終目標(?)2027決勝の笛は 誰が吹くのだろうか。これから3年間 各人が どう成長するのか これも気になっている。      令和6127

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