ニッポンっていう国 和魂漢才にはじまって 「お手本」を目標に 真似る癖がある気がしています。今回のUSA大統領選挙を眺めていると USAを お手本ではなく 反面教師にしたいと痛切に感じています。
2019 W杯・備忘録 249
〜 RSAとNZ 〜
第6回W杯(2007)年以降 2023W杯までの5大会 優勝国は RSAとNZの2か国だけである。2007年から2027年までの20年間は この2か国だけが 世界王者である。
5大会の決勝ラウンドの得点差を表にしてみた。
2007 | 2011 | 2015 | 2019 | 2023 | |
決勝 | 9 | 1 | 17 | 20 | 1 |
準決勝1 | 24 | 14 | 2 | 3 | 1 |
準決勝2 | 5 | 1 | 14 | 12 | 38 |
準々決勝1 | 17 | 23 | 49 | 23 | 1 |
準々決勝2 | 2 | 7 | 1 | 24 | 4 |
準々決勝3 | 6 | 2 | 4 | 1 | 6 |
準々決勝4 | 2 | 12 | 23 | 32 | 12 |
(注)準決勝1:優勝チームの試合
準決勝2:準優勝チームの試合
準々決勝1:優勝チームの試合
準々決勝2:準優勝チームの試合
準々決勝3:準決勝1の敗者のチーム
準々決勝4:準決勝2の敗者の試合
各大会の得点差(僅差(1、2点差)、ワントライ(+ゴール)で逆転可能な点差、2トライ(+ゴール)で逆転可能な点差、大差)で区分して、表にしてみた。
大会年・点差 | 1,2 | 3〜6 | 7〜13 | 14〜 |
2007 | Q2:E(12-10)A Q4:F(20-18)N | S2:E(14-9)F Q3:Ar(19-13)S | F:R(15-6)E | S1:R(37-13)Ar Q1:R(37-20)Fi |
2011 | F:N(8-7)F S2:F(9-8)W Q3:A(11-9)R | Q2:F(19-12)E Q4:W(22-10)Ar | S1:N(20-6)A Q1:N(33-10)Ar | |
2015 | S1:N(20-18)R Q2:A(35-34)S | Q3:R(23-19)W | F:N(34-17)A S2:A(29-15)Ar Q1:N(62-13)F Q4:Ar(43-20)I | |
2019 | Q3:W(20-19)F | S1:R(19-16)W | S2:E(19-7)N | F:R(32-12)E Q1:R(26-3)J Q2:E(40-16)A Q4:N(46-14)I |
2023 | F:R(12-11)N S1:R(16-15)E Q1:R(29-28)F | Q2:N(28-24)I Q3:E(30-24)Fi | Q4:Ar(29-17)W | S2:N(44-6)Ar |
試合の醍醐味の一つが ノーサイドまで「一発逆転」の可能性のある試合だろう。その意味で 2023大会は 決勝ラウンド7試合のうち 5試合が そういう試合だった。逆に 2019大会は 2試合のみ。こういうことも 記憶のどこかに残しておきたい気もする。
各大会の優勝チーム・準優勝チームの決勝ラウンド3試合での得失点差の合計は 以下のとおりである。
2007 | 2011 | 2015 | 2019 | 2023 | |
優勝チーム | RSA 50 | NZ 38 | NZ 68 | RSA 46 | RSA 3 |
準優勝チーム | ENG -2 | FRA 7 | AUS -2 | ENG 16 | NZ 41 |
2023大会は RSAが「1点差」で 決勝ラウンド3試合を勝ち切った ある種「奇跡」を起こした(と記憶している)。RSAについて 5大会を通じて見てみると 3大会(2007、2019、2023)で優勝 2大会で敗北している試合は いずれも 「2点差」(2011、2015)。この2大会の僅差での連敗が 今日の成功を導いている気がする。
また 2023のRSAだけは 準優勝チームの決勝ラウンド3試合の得失点差に劣後している。
そうであるならば 2023大会で RSAに「1点差」で負けた NZ・ENG・FRAが 次の大会で 「1点差」を勝ち切るチームに変身できるか 楽しみである。
令和6年11月9日
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