2023年10月30日月曜日

先週から 今週いっぱい迄、パリは La Toussaint のヴァカンス

 今日は里見宗次先生(ムネ・サトミ)を偲んで、La Coupole でランチを。里見先生は昔(戦前)から La Coupole のオーナーと親しく。住まいも近所ですから。私がモンパルナスに住んでいた頃(1979年頃)から良く、お茶に誘われて、里見先生とオーナーとご一緒にお喋りした事も。それから、お祝いの時など夕食に使わせて頂きました(最近は夜から昼に変えて居ます)。お二人とも今は亡く。明後日は La Toussant ラ・トウサン=諸聖人の日(万聖節)(すべての聖人を尊ぶキリスト教の祝祭)。先週からパリの学校は2週間のラ・トウーサンの休みに。久しぶりに La Coupole でゆっくり寛いで来ました。客の中に誕生日の方が居ると祝って下さるのも恒例で我々が居る間に2組のグループがハピバースデーの歌で賑わって居ました。お店を出る時は既に3時半過ぎて居ました。

1ヶ月前の夕食は・・・関 ご夫妻と

 1ヶ月前の 9月30日は、関ご夫妻が良く行くお店、又、大学の仲間で集まると言うゴミの会でも利用して居る一の木に招待されました。関夫人は石森の菊地先生(石森小学校時代の石森章太郎さんの担任の先生)の親戚、私の同級生のイクオちゃんの仙台の叔母さん。関さんは、関・空間設計の名誉会長です。会話が弾み、関さんは茨城出身で古くは佐竹家に敗れた城主の末裔。楽しい孫の話まで。又、四谷の共同建築設計事務所の大場則夫さんの話や、髙橋直子さんの話も。世間は狭いと感じました。それにしても美味しい料理をゆっくり頂き、オーナーやシェーフも紹介して頂き、楽しいかったです。最後に1962年8月に関さんが描いた神田の風景画、当時の様子が見事に描かれた絵葉書を頂きました。感謝🙏


2023年10月29日日曜日

1ケ月前に登米診療所を訪ねました🧐

利府の病院(ユウファミリークリニック院長)から登米に通ってお仕事をなさって居る素晴らしい郷土愛の髙橋医師と再会出来ました。既に私のブログで紹介しています切手のコレクターで、マラソン大会で活躍して居るスポーツマンのお医者さん。頼れる高校の後輩です。と言っても先輩の様な落ち着いて謙虚な人物です。今日は黄昏時、小野寺さんのお陰で、髙橋先生と材木を活かした心休まる空間、登米診療所を訪ねる事が出来ました。

1ヶ月前に訪問したのは・・・

 1ヶ月前の9月29日は、観光シテイプロモーション課に 09時46分に訪問する予定でしたが、予定変更で13時46分着に変更させて頂き。登米市役所前で高速バスを降りたら、既に、伊藤課長と髙橋主幹が待機して居て下さり、そのまま車に同行、南方花菖蒲の郷公園(現代野外彫刻公園)に行って来ました。懐かしい永浦さんとも再会出来て、設置されて居る作品のメンテナンス再確認と言う事で。鉄の腐食や一部破損・撤去された作品部分を復元・修正するに当たって現場での打ち合わせが出来ました。予算の関係でじっくり時間を掛けながら作品を1個、1個、以前の様に修復していきたいと言う。アートを大切に、市民の美意識を高める為にも、心を豊に。皆様に見て頂き、又、市の財産としてもキチンと作品を管理したいと言う姿勢(市政)には嬉しく思います。感謝です🙏🙇🏼‍♂️

ラグビー・ワールドカップ・フランス大会は 🏈 南アフリカが2連覇、史上初の4回目の✌️優勝。

 待望の決勝戦は南半球同士のニュージランド(オールブラックス) 対 南アフリカ。レッドカードやイエローカードが出る予想外の展開。前半戦、南アフリカが 12 対 6とリード。後半戦、ニュージランドに1トライを許すが、1点差を守り抜き。2連覇、史上初の4度目の優勝を飾りました。

 Nouvelle-Zélande - Afrique du Sud : la Coupe du monde de rugby en France s’achève par une victoire des Springboks, titrés pour la quatrième fois Les Sud-Africains ont battu la Nouvelle-Zélande d’un seul point (12-11), samedi soir, au Stade de France. Le match a été marqué par l’expulsion de Sam Cane, le capitaine des All Blacks, en première mi-temps. Nouvelle-Zélande - Afrique du Sud : la Coupe du monde de rugby en France s’achève par une victoire des Springboks, titrés pour la quatrième fois Les Sud-Africains ont battu la Nouvelle-Zélande d’un seul point (12-11), samedi soir, au Stade de France. Le match a été marqué par l’expulsion de Sam Cane, le capitain

2023年10月28日土曜日

岡島レポート・2019 W杯・備忘録 196

 いよいよ 決勝戦 

3位決定戦も 充実した内容の試合でした
ラグビーの神髄を見たいものです
 
2019 W杯・備忘録 196
〜 NZ/RSA 〜
 
決勝戦、順当に(!?)両雄が戦うことになった。
今週月曜日のMidolに「決勝戦の勝敗は、誰がレフリーを務めるかにかかっている」という見出しで、エディー・ジョーンズのインタビューが掲載された。
(以下、拙訳)
記者:決勝戦、どう見ておられますか?
EJ:最高の2チームが決勝戦で戦うことになった。どっちが勝つかを聞きたいのだろうけど、もしウェイン・バーンズが笛を吹くなら((注)インタビューの時点では決まっていなかった。後日、バーンズが主審に指名されている。)ニュージーランドが勝つだろう。もしブレイクダウンなどのコンテスト局面で厳格に吹かないレフリー((注)暗に、準々決勝・準決勝と「1点差」の試合を吹いたオキーフを想定している気がする。)であれば、南アフリカにもチャンスが出てくるだろう。試合結果を予想する上で重要なポイントだ。審判団の判断スタイルが影響してくる。
記者:2チームの違いをどう見ておられますか?
EJ:ニュージーランドは、ランに秀でた攻撃的なチームだ。そして、オールブラックスには経験値が高い選手が揃っている。ホワイトロック:152キャップ、アーロン・スミス:130キャップ、ブロディー・レタリック:108キャップ、ボーデン・バレット:121キャップ。これは貴重だ。リッチー・モウンガは、まだこのレベルに達していないがどんどん成熟してきていると診ている。これらは決勝戦の舞台で生きてくる。しかし、彼らに比べてあまり取り上げられないが、他の選手が気になっている。
記者:えっ? 誰ですか?
EJ:ジョーディー・バレットだ。私から見ると、彼が今大会最高のインサイドセンター・12番だ。試合の洞察眼・ディフェンス・ボール捌きは驚異的だ。なんというプレーヤーだろう!心底、感心している。
記者:南アフリカについては、どう見ておられますか?
EJ:私から見ると、このチームのDNAは「コンテスト」にある。彼らはラックなどの局面で強みを発揮する。そして一般的に言って、よく組織されており、試合の多くの局面で安定感を齎している。それから、多くの人びとと同じく、リザーブに強い印象を受けている。とても充実していて、試合終盤を有利に進めることに多大な貢献をしている。
記者:それから?
EJ:新しい選手もやってきている、でも私はよく知らない、発見しているところだ。例えば、マニー・リボック、ダミアン・ウィレムセ、カートリー・アレンゼだ。彼らの存在によって、カウンター・アタックが格段に良くなった。
記者:しかし、彼らは貴方のかつてのチーム・イングランドに手古摺りましたよね。
EJ:そうだね。イングランドにとって最高のコンディションが揃ってた。彼らは100%活用した。長い間で最高の試合をしたよね。残念ながら、リザーブが投入されたけど、試合終盤の圧力に抗えなかった。
記者:どうしても、「またしても」であり「いつも」南半球が北半球に比べて強いと感じてしまいます。どう見ておられますか?
EJ:その見方には賛成できないね。フランス、アイルランド、イングランドは南半球のチームと同等に強いよ。ただ、決勝に残った2チームに比べて、ほんの僅か経験が足りていない。HCの私の眼から分析すると、決勝に残った2チームは、それに加えて具体的な強みを持っている。最良のカウンター・アタックであり、強圧の中でプレーを完遂する能力だ。これらが両半球の違いを生んでいる。
 
***********************************
 
南アフリカの8人のリザーブ=”Bomb Squad” 、2019大会ではFW6人+BK2人だったが、より過激化(?)・進化して、FW7人+BK1人とするケースが出てきた。大会直前の練習試合、825日に行われた対NZ戦(以下の表の「㈵」)、そして今大会予選プール対IRE戦(㈼)、これらとの比較として準々決勝対FRA戦(㈽)、準決勝対ENG戦(㈿)のリザーブ8人の交代したポジション・時間を表にしてみた。
 
-1 交代したポジション
 
16
17
18
19
20
21
22
23
 ㈵
  2
  1
  3
  4
  5
  6
11
  8
 ㈼
  2
  1
  3
  4
  5
  6
  8
  9
 ㈽
62
  1
  3
  5
  7
  9
10
15
 ㈿
  6
  1
  3
  4
  8
  9
10
15
 
-2 交代した時間
 
16
17
18
19
20
21
22
23
 ㈵
46
46
46
46
46
46
62
46
 ㈼
64
48
62
48
48
51
48
75
 ㈽
46
51
63
45
75
45
45
51
 ㈿
51
49
56
46
51
43
31
44
 
825日のRSA/NZ、いろいろな意味で「とんでもない」試合だった。前半、NZ3枚のイエロー:同一人にイエローが二度出てレッド化し38分で1人欠いて試合をすることに。それだけではなく、一方的にRSAに押された感があり、前半終了時点で21-0。そして後半開始早々:46分、RSAFW7人を一気に交代させる。その後2トライ・2ゴールを追加し、35-0NZ70分に1トライ・1ゴールを返すも35-7RSAの完勝。
これで好感触を得たのか、W杯に入って、予選プールの天王山、対IRE戦でも同じようなリザーブ構成に。結果としては、IRE13-8で敗れた(この試合のレフリーはオキーフ(NZ)。準々決勝・準決勝もオキーフ)。決勝ラウンドは、ケガ明けのスタンドオフ・ポラードの復活という特殊要因もあり(?)、準々決勝:FRA戦、準決勝:ENG戦はFW5+BK3人で構成していたが、決勝戦、またまたFW7+BK1人に。吉と出るか凶と出るか。先発15人で見ると、825日の試合と違うのは、NZ246番の3人、RSA2101112135人。
雨が降りそうな天気予報、どんな試合展開になるのやら。
それにしても、ケガでの交代が一度もない。南アフリカの選手って、試合中は絶対にケガしないのかなぁ…
 
令和51028

2023年10月21日土曜日

岡島レポート・2019 W杯・備忘録 195

物騒な世の中になりました
くれぐれも お気をつけて…
W杯は 残り僅か
ラグビーの奥深さを じっくり味わいたいものです
2019 W杯・備忘録 195
〜 2023QF 〜
 
先週末、2023W杯の準々決勝が行われた。すごい4試合だった。
勝敗は決した。これらの試合をどう捉えればいいのか、じっくり考えていきたい。
「強いから勝った」のか、「勝ったから強いのか」…
 
自らの作り上げてきたシステムを愚直に追求し最高型を極めようとしたIRE
この4年間「進化こそ最善手」と新手を次々に繰り出してきたRSA
苦しみながら「原点回帰」に活路を見出したNZ
ガルティエの思い描くフランスラグビーを具現化しようとしたFRA
 
ノックアウトステージでの4強・南北対決、予選プールで負けたNZRSAが勝利した
やっぱり負けたIREFRA
得点差は紙一重、勝因敗因いくらでも数え上げられる。その一つ一つの「因」に軽重はない。時間経過ととともに生じる様々な「因」、その「因」が次の「因」を生み出す。「因」の連鎖が結果となる。そして、結果は確定し変わらない・変えられない。事実は一つ、残るはどう理解するか。これは後日の愉しみ。
 
結果として残されたスタッツ、WRホームページ上に掲載されたものを参考に転記する。どのチームが頂点を極めるのだろうか。
 
( 参考 )QF4試合のスタッツ
 
  1. TERRITORY WHOLE GAME
 
ARG29-17WAL
NZ 28-24 IRE
ENG 30-24 FIJ
RSA 29-28 FRA
勝者
     58%
     41%
     45%
     37%
敗者
     42%
     59%
     55%
     63%
 
ARG/WALを除いて、陣地・ボールを相手に渡しているチームが勝利している。
 
  1. POSSESSION WHOLE GAME
 
ARG29-17WAL
NZ 28-24 IRE
ENG 30-24 FIJ
RSA 29-28 FRA
勝者
     56%
     45%
     49%
     40%
敗者
     44%
     55%
     51%
     60%
 
  1. METRES CARRIED
 
ARG29-17WAL
NZ 28-24 IRE
ENG 30-24 FIJ
RSA 29-28 FRA
勝者
     425
     467
     501
     424
敗者
     619
     633
     402
     524
 
  1. RUNS
 
ARG29-17WAL
NZ 28-24 IRE
ENG 30-24 FIJ
RSA 29-28 FRA
勝者
     134
     120
      95
      80
敗者
     107
     173
     133
     154
 
  1. CARRIES OVER GAINLINE
 
ARG29-17WAL
NZ 28-24 IRE
ENG 30-24 FIJ
RSA 29-28 FRA
勝者
      67
      60
      57
      36
敗者
      49
      94
      56
      82
 
  1. PASSES
 
ARG29-17WAL
NZ 28-24 IRE
ENG 30-24 FIJ
RSA 29-28 FRA
勝者
     142
     137
     123
      82
敗者
     144
     325
     156
     156
 
IRE325」特異値と考えるのか? 誤記かと思って自分なりに数えてみたら、「312」だった。ノーサイドの至る最後の37フェーズの猛攻。ここで「89」パス、ノーミスで繋いでいる。とんでもないチームであったことは確かである。
 
  1. DEFENDERS BEATEN
 
ARG29-17WAL
NZ 28-24 IRE
ENG 30-24 FIJ
RSA 29-28 FRA
勝者
      21
      22
      29
      12
敗者
      22
      31
      34
      43
 
  1. OFFLOADS
 
ARG29-17WAL
NZ 28-24 IRE
ENG 30-24 FIJ
RSA 29-28 FRA
勝者
       8
       3
       4
       2
敗者
       6
       8
      10
      13
 
NZRSAのリアリズム。
  1. MAULS WON
 
ARG29-17WAL
NZ 28-24 IRE
ENG 30-24 FIJ
RSA 29-28 FRA
勝者
       6
       3
       3
       1
敗者
       2
       4
       2
       4
 
  1. RUCKS WON
 
ARG29-17WAL
NZ 28-24 IRE
ENG 30-24 FIJ
RSA 29-28 FRA
勝者
     109
      94
      69
      56
敗者
      58
     129
      90
     103
 
  1. KICKS FROM HAND
 
ARG29-17WAL
NZ 28-24 IRE
ENG 30-24 FIJ
RSA 29-28 FRA
勝者
      34
      33
      30
      27
敗者
      25
      20
      20
      24
 
  1. METRES FROM KICKS
 
ARG29-17WAL
NZ 28-24 IRE
ENG 30-24 FIJ
RSA 29-28 FRA
勝者
    1384
     878
     705
     736
敗者
     744
     696
     633
     770
 
  1. KICKS REGATHERED
 
ARG29-17WAL
NZ 28-24 IRE
ENG 30-24 FIJ
RSA 29-28 FRA
勝者
       5
       6
       4
       6
敗者
       5
       -
       -
       4
 
  1. KICKS IN TOUCH
 
ARG29-17WAL
NZ 28-24 IRE
ENG 30-24 FIJ
RSA 29-28 FRA
勝者
       9
      14
      14
      13
敗者
       6
       9
      10
       2
 
  1. SET PIECES WON
 
ARG29-17WAL
NZ 28-24 IRE
ENG 30-24 FIJ
RSA 29-28 FRA
勝者
      17
      13
      15
      12
敗者
      14
      13
      21
      17
 
  1. SCRUMS
 
ARG29-17WAL
NZ 28-24 IRE
ENG 30-24 FIJ
RSA 29-28 FRA
勝者
7/7
0/0
4/5
7/8
敗者
8/10
0/0
4/6
5/9
 
NZ/IRE、誤記だと思われる。NZ5/5」(このうち3度はIREからPを取っている)。そしてIRE0/0!! この試合、IREボール・スクラムは一度もなし≒NZ、ノックオンなどのミスを犯さなかった!!!
 
  1. LINEOUTS
 
ARG29-17WAL
NZ 28-24 IRE
ENG 30-24 FIJ
RSA 29-28 FRA
勝者
10/10
8/8
11/11
5/5
敗者
6/10
13/15
17/19
12/12
 
  1. LINEOUT STEALS
 
ARG29-17WAL
NZ 28-24 IRE
ENG 30-24 FIJ
RSA 29-28 FRA
勝者
       2
       2
       2
       -
敗者
       -
       -
       -
       -
 
  1. PENALTIES CONCEDED
 
ARG29-17WAL
NZ 28-24 IRE
ENG 30-24 FIJ
RSA 29-28 FRA
勝者
7(0,0)
10(0,2)
10(0,0)
6(0,1)
敗者
12(0,0)
10(0,0)
12(0,1)
6(0,0)
(注) ()内は、レッド、イエローの数で内数。
 
  1. TACKLES
 
ARG29-17WAL
NZ 28-24 IRE
ENG 30-24 FIJ
RSA 29-28 FRA
勝者
      99
     226
     151
     158
敗者
     168
     155
     115
      92
 
  1. TACKLES MISSED
 
ARG29-17WAL
NZ 28-24 IRE
ENG 30-24 FIJ
RSA 29-28 FRA
勝者
      22
      31
      34
      43
敗者
      21
      22
      22
      12
 
  1. TACKLE SUCCESS
 
ARG29-17WAL
NZ 28-24 IRE
ENG 30-24 FIJ
RSA 29-28 FRA
勝者
      72%
      82%
      73%
      71%
敗者
      82%
      83%
      76%
      81%
 
  1. TURNOVERS WON
 
ARG29-17WAL
NZ 28-24 IRE
ENG 30-24 FIJ
RSA 29-28 FRA
勝者
       7
       7
       5
       8
敗者
       3
       4
       7
       5
 

令和51021