2019 W杯・備忘録 4
~Disciplinary Committee~
レフリーが笛を吹いて「ノーサイド」と宣告する。試合が終了し、得点・勝敗が確定する。しかし、確定しないものもある。カードの色は、ノーサイドの後も変わることがある。
今大会、試合中にレッドカードを突き付けられた選手は9名。最終的にレッドカードが確定したのは13名。なぜか。試合後、Citing Commissioner(以下、「CC」)のreportでciteされたプレーヤー(の行為)は、Disciplinary Committee(以下、「DC」)の決定で確定するからである。
今大会のWRのホームページに掲載されている” RWC 2019 DISCIPLINARY DECISION”の対象プレーヤーは次の通り。
No.
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選手名
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月日
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試合中のレフリーの判断
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CCの判断
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DCの判断
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1
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Hodge(AUS)
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9/21
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―
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レッド
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同左
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2
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Lee-Lo(SAM)
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9/24
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イエロー
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レッド
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同左
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3
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Matu’u(SAM)
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9/24
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イエロー
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レッド
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同左
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4
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Quill(USA)
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9/26
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レッド
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同左
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同左
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5
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Francis(ENG)
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9/26
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-
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レッド
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却下
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6
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Gattas(URG)
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9/29
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レッド
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同左
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同左
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7
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Fidow(SAM)
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9/30
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イエロー×2
→ レッド
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同左
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同左
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8
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Lovotti(ITA)
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10/4
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レッド
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同左
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同左
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9
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Quaglio(ITA)
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10/4
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-
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レッド
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同左
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10
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Lavanini(ARG)
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10/5
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レッド
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同左
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同左
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11
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Larsen(CAN)
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10/8
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レッド
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同左
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同左
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12
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Aki(IRE)
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10/12
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レッド
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同左
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同左
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13
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Ngauamo(TON)
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10/13
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レッド
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同左
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同左
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14
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Vahaamahina(FRA)
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10/20
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レッド
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同左
|
同左
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上記14事例のうち、今大会で「カード」の色が変わったのは、No.2・No.3の2事例のみ。また、CCの判断が覆ったのは、No.5の1事例のみ。
以下、No.2,No.3の試合中のイエローがレッドになった事例とNo.5のDCがCCの判断を却下した事例を詳しくみていく。 No.2、No.3は、いずれも9月24日のSAM/RUS戦でのIncidentであり、プレー直後に、レフリーはTMOと協議し、イエローカードを出している。そして、試合後、CCからイエローではなく、レッドとの判断が出て、DCの協議の結果、レッドが確定している。これに対して、No.5は、9月26日のENG/USA戦でのIncidentであり、試合中は「流され」(何の笛も吹かれず、TMOも注意していない)、CCからレッドとの判断が出て、DCの協議の結果、CCの判断は却下されイエローとなっている。
それぞれのDCのメンバーは次の通り。
No.2, No.3
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No.5
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Chairman/JO
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Wang Shao-ing
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Nigel Hampton QC(NZ)
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Other Members of DC
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John Langford(former AUS International)
Olly Kohn(former WAL International)
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Frank Hadden(SCO)
John Langford(AUS)
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また、プレーヤーとともにPlayer’s Representative(s)として出席した者は次の通り。
No.2, No.3
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No.5
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Player’s Representative(s)
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AaronLloyd,Player’sCounsel
Alistair Rogers,SAM Coach
Aloi Alesana,SAM Manager
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Richard Smith QC(counsel)
Richard Hill,ENG Manager
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なお、No.2, No.3のCounselのAaron Lloyd氏は、No.10のLavanini(ARG)、No.13のNgauamo(TON)のDCにもPlayer’s Counselとして出席している。(No.13の時は、TONからは誰も出席していない。)
No.2のDCの報告書は、20パラグラフから構成されており、
Par.3でレフリーの報告として、”SAM#13 attempted to tackle Russian ball carrier making direct, high contact to the opponents head. However, with the ball carrier dropping into contact, a yellow card was shown with this drop providing mitigation factors.”が紹介されている。
これに対して、CCがmitigation factorに当たらないとして、レッドと判断し(Par.4)、以下、主として、ビデオでの検証が書き込まれ、最終的に、Par.20で
In view of the above, the Panel was not satisfied that the Player had shown on the balance of probabilities that the Citing Commissioner’s decision was wrong to cite the Player. Consequently, the citing was upheld. と決定している。
No.3のDCの報告書もほぼ同様の構成で、23パラグラフからなり、Par.23で、
In view of the above, Committee, by majority, was not satisfied that the Player had shown on the balance of probabilities that the Citing Commissioner’s decision was wrong to cite the Player. Consequently, the citing was upheld. と決定している。
これに対して、No.5のDCの報告書は58パラグラフと倍以上であり、その協議内容も大きく異なっている。
まず、CCのReportのwordingについてENG側から事前の書類で疑義が呈され(Par.7)、The Commissioner gave helpful evidence by audio link at the commencement of the hearing.
(Par.8)が議論の出発点になっている。Par.14は,
The Commissioner was permitted by the Panel to be asked some questions by the Player’s counsel.から始まり、(おそらく)代理人の弁護士が大活躍していることをうかがわせる。
そして、Par.26で、After the Citing Commissioner had given his evidence, the Chair, in discussion with counsel, identified the issues which were not in dispute from the Player’s perspective; and isolated the remaining issues to be decided.とし、
Par.27で、プレーヤー側もハイタックルであることは認めたうえで、以下でmitigation factorに関する議論が積み重ねられ、
57. That being so, the mitigation should have been applied by the Citing Commissioner, which would have had the effect of reducing the sanction by one level, i.e. from the Red Card level to that of a Yellow Card.
58. The Panel, being satisfied on the balance of probabilities that the Citing Commissioner’s decision to cite the Player was wrong, does not uphold the Citing. とし、The Citing was not upheld. となった。これらの結果、初戦・対ロシア戦を戦ったサモアの2選手は、今大会の残り3試合は出場停止となり、イングランドの選手は出場可能となった。
ちなみに、今回のサモア・チームで前回2015年大会と連続出場は、トゥシ・ピシを含めて7選手であり、この2選手も連続出場組。大会前に出版された『ラグビーダイジェスト 選手名鑑』(サモアの選手は5選手が紹介されている)では、No.2 Lee-Loは『ハードワークを身上とするベテランセンター。上背はさほどないが、攻防ラインで大きな存在感を示す。』、No.3 Matu’uは『当代随一のハードタックラー、スクラムやラインアウトでの技巧も光る。ニュージーランドや英国でキャリアを重ね、経験値も高い。ピッチ内外で頼りになるチームリーダーだ。』と紹介されていた。
この2選手を欠いたサモアが、スコットランド・日本・アイルランドと戦った。
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すっきりしない。
1. No.2(No.3も同様事例なので、No.2を代表例とする。)とNo.5は、いずれも、I≠Wの事例である。
2. いずれも、I≠Wと判断したのは、CCである。
3. I≠Wと判断したヘッドコーチ他、CCを除くすべての人々は、「泣き寝入りする」しかない。
4. これに対して、CCは試合中にレフリーが吹いた(ないしは吹かれなかった)「W」を変更する権限を有する。
5. No.2は吹かれた「W」、No.5は吹かれなかった「W」という違いがある。
6. No.2のケースは、TMOからの注意喚起で主審・ポワト、副審・ガルセスがTMOと慎重に画像を見ながら協議し、「ハイタックルでレッド相当、しかし、mitigation factorがあるので イエロー」と合意し、イエローカード・10分間のシンビンとなった。この三者の合意を1人のCCが覆した。副審・ガルセスは決勝戦の笛を吹いたレフリー。ポワトは決勝戦の副審を務めた。すなわち、今大会、一番信頼のおけるレフリー団の笛をCCが覆した。
7. 競技規則第6条マッチオフィシャルの中で試合中のレフリーの職務として『競技場内では、レフリーは試合中における唯一の事実の判定者であり、競技規則の判定者である。あらゆる試合において、すべての競技規則を公平に適用しなければならない。』と規定されている。
8. No.2の「W」に関しては、当該笛を吹いたレフリーが説明責任を負う、と考えるのが自然である。
9. CCが「W」に疑義が生じた場合には、まず、主審(副審、TMO)と協議するのが「筋」である。10. DCの場に物理的に出席できないのであれば、No.5にあるように「by audio link」で協議するのが「筋」である。
11. 9,10の手続きを経ず、突然、「W」について、プレーヤー側に説明責任・挙証責任を負わせるのは理解できない。
12. No.5は、不存在の「W」(笛が吹かれず流した事例)に関しての事案なので、不存在の「W」に関して、レフリーがどこまで説明責任を負うべきか、という問題が生ずるかもしれないが、「W」に関して、プレーヤー側が説明責任・挙証責任を負う、というのは「筋」が違う。
13. プレーヤー側が負う説明責任は、あくまでも自らが行った「I」に関してである。
15. これは、法廷劇であって、ラグビーではない。
16. No.2は、試合中に10分間のシンビン(出場停止)という実質的な「罰」を受けて、「おつとめ」を果している。
17. No.5は、試合中、「W」が吹かれなかったことから、実質的な「罰」を受けておらず、なんの「おつとめ」も果していない。
18. であるにも拘らず、No.2はDCの決定を受けて、さらに3試合出場停止という実質的な「罰」を受け、「おつとめ」を果さなければならないのに対して、No.5は実質的な「罰」は受けず、「おつとめ」も果さない。これは、あきらかに衡平性を欠いている。