2015年2月18日水曜日

パリでの再会、





昨夜、ルクセンブルグ在住の造型作家、Nico Thurm より、今、パリの東駅近くのホテルに着いて、明日、個展会場で会おうと連絡が入り17時に会う約束、16時半に家を出れば充分間に合うとアトリエで仕事をしていたら、15時半に一週間前、リールのアートフェアーで会ったコレクターの André le Bozec から、サトルは今どこに居るのかなと携帯電話に連絡が入り、これから歩いてサトルの個展を見に行くので、もし会場で会えればと、それでは画廊に出る予定を早めてと、16時に家を出て16時20分過ぎに画廊着、地下鉄は車と違い渋滞もなく正確です。画廊は14時から開いていて、今日、画廊の事務所にはレミーの友人が居ました。 André 氏が丁度16時半に到着、おしゃべりしながら作品を見て頂きました。彼は作品を購入して決して後で作品を売る事はしないコレクター、彼は幾何学構成アートのみの作品をコレクションし作品を貯めて、まとめて、ミュージアムに寄贈すると言う、たとえば、Musée de Cambrai には 200点以上の作品を寄贈しています。17時に、丁度、Nico Thurm 夫妻と友達夫妻が来て、André を紹介、皆さん、Saarlouis の Berhard Giebel との繋がりを持っている方々で話が盛り上がりました。André が他の画廊を廻ると言う事で、我々5人は画廊の向かいのビストロに入っておしゃべり、途中、自転車で、モンマルトルに住む 画家のKurosu さんが個展会場に来て下さり、ビストロに立ち寄って頂き、1年ぶりの再会、立ち話で失礼しました。我々は、その後、ポンピードセンター地区を散歩してシャトレのバス停で別れ、忘れものが在ったのでギャラリーに戻った所、偶然にも吉祥寺に素敵なアトリエを持っている画家、平塚良一夫妻が画廊を訪ねて下さいました、リールのアートフェアー会場でバッタリ再会して(彼も、リールのアート・フェアーに作品を出品していました)、その時、時間が在れば個展をみに行きますと言っていたので運が良かったです。彼は1970年代、4年間、パリ国立美術学校に留学していて、私が学んだサンジェのアトリエの隣り、ナラのアトリエで学んで居ました、当時、パリ美術学校では2、3年私の方が先輩かな(実際には同じ世代)、期待していた後輩で、今も元気に制作し、東京中心に海外でも発表している仲間です。当時、18区に住んでいたアパートを訪ねて下さって熱心に芸術論を喋っていた事を思い出します。サトルさんは当時、良くフリッパーを熱心に、フリッパーに結構つぎ込んでいましたからと言われて、楽しいパリの学生時代を思い出しました。19時過ぎていたので画廊を出て、東京での再会を約束して別れました。

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