2012年7月13日金曜日

アート出前講座最終日は、




加賀野小学校5年の1組と2組の皆さん!



7月13日、金曜日は、加賀野小学校5年生の皆さんと幾何学構成アートの遊びを通して、5年生全員が色紙を1枚選んで、その上に直線を一本描いて、その線を合わせて共同作品を1点制作する事、これが、今回のテーマ、82名の学生が皆で力を合わせて一つの長方形を作る共同作品、その為にと担当の先生は体育館を用意して下さいました。制作の合間にフランスと日本の学校教育システムの違いを御喋りしたり、登米市中田生涯学習センター、野家副所長の母校でもあり、今日はいつも担当の岩井さんが用事で、野家副所長が代わりに車の運転、重い画材も運んで下さいました。毎年、入学者が少ない傾向にある登米市ですが、加賀野小学校5年生のクラスは2クラス、新しい地区は、より市民の連帯感が在り、親のコミニュケイションも他の地区より強い様です。

美味しい給食でした。


石森小学校2年生のVサインの皆さんと担任の先生













その後、我が母校・石森小学校へ、11時30分からの授業は2年生のクラス、◯▲▢を描きましょうと、先ず、鉛筆で描いて、それからクレパスで色を塗って行きます、はじめに描いた鉛筆の線から大きくはみ出した元気な絵も、鉛筆で描いた形に合わせてきちんと描く生徒、3原色を混ぜて描く生徒、それぞれ全員、元気に楽しく描いていました、授業が終わり、校長室で待機していると担任の先生と給食担当の生徒が一緒に迎えに来て下さり、給食を教室で一緒に食べようと言う事で、野家副所長と2年生の教室で御馳走に成りました。子供達と一緒に給食を頂いたのは初めて、お替わりが出来るとは初めて知りました、お魚の煮込み、ひじき、ご飯、味噌汁、デザートはオレンジ、それに牛乳1本、結構、量が在り、お腹が一杯に成りましたが、子供達は自分でおかわり、食べ終わったら、皆さんで食器を集め、当番の生徒が先生と一緒に教室から給食準備室に食器や料理が入っていた空の鍋運びます。そして、27名の生徒全員が歯ブラシを出して歯を磨く事にも、驚きました。
その後、野家副所長は用事でセンターに戻り、代わりに石川さんが来て下さいました、中田生涯学習センターの職員の皆様、連係プレイで良く働いています。さて、午後1時半より、石森小学校6年生の皆さんと再会、今回のテーマ<直線を描いて繋ごう>、皆で繋げるものは、そう、未来に向けて夢を繋ごうと話し合も、色紙を各自が選ぶのは最初の勇気ある行動、自分の選んだ色とどういう因果関係があるのか、深層心理の中で子供達が知らない、気がつかない所で、何かに動かされ色を選定する訳ですから、今回は色紙を8枚から5枚に変更、簡単な様で、3原色の青、赤、黄色、それに白、黒の5枚の色紙の中から選んでもらうので悩む事は当然なのです。選んだ色紙には、細い、微かに揺れる線、太い線、優しい線、力強い線、少し曲がった線、真直ぐな線、いろんな直線が描かれ、それぞれの線を繋いで、大きな長方形が、時には、正方形が出来上がります、完成した時の子供達の喜び、驚きは、小さな感動として脳裏に焼き付き、いつか、今日の思い出に出会う、気がつく事が在ると思います。楽しい子供達との幾何学構成絵画の基本、◯▲▢、時には、直線を使った遊戯を伴ったワークショップは私にとっても楽しい思い出に残ると思います。積み木の遊びにも似て、限られた世界でより自分を最大限に表現出来る未知への挑戦は、大人に成っても大切な事です、制約の中での夢のある制作を進んで行く訳ですから、又、周りの環境によって変化する自分に気がつく事もある事でしょう。夢って突然に消えて、忘れていた頃に、突然と現れる事も夢なのです。私が石森小学5年生の時、ピカソやマチスを知った事、模写した事、3年間学んだヴァイオリンは、いつしか忘れていましたが、今頃に成って、小さい頃に出会った先生方、仲間達、興味の在った事柄に、そして当時の夢が、大きな励ましに大きな力になっているんだと思います。今回、13回のアート出前講座、354名の登米市の子供達に出会えて、勇気と元気を頂きました、有り難う!

石森小学校6年生の仲間達と









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