昨日の夜中は春の嵐で怖いくらいでしたよ🙀 と、夜桜の写真が届きました。パリでは19時以降の外出は禁止ですから、夜桜は見れないで〜す👀
2021年3月28日日曜日
2021年3月27日土曜日
K 氏の呟き・・・
2回目の接種後に副反応が強いのは免疫の機序から当たり前で、1回目の接種で免疫がついた人ほど、反応は強くなります。子供の時にやったツベルクリン反応と同じ原理です。日本では一部の病院の職員に対してワクチン接種が始まって居ますが、ワクチンの供給が少ないのと、事務処理の煩雑さや問題点を揚げ足取りする野党とマスコミ、リーダーシップのない与党などさまざまな要因が重なってグダグダしております。介護施設の老人にワクチンを打つには超法規的措置が必要ですが、何かあったら責任取りたくない人ばっかりなので法令を遵守して遅々として進まない状態です。ワクチン接種の目的は集団免疫の形成であります。結果的に得をする個人が多いのですが、数十万人に一人の割合で重大な副作用が起きます。副作用は心配ですが多くの人が勇気を出して接種しなければ、集団免疫は達成されず沢山の犠牲者が出ます。国のためと言うのは今ははやらないと思いますが、愛する人を守るため接種は受けるべきです。
25日と26日のラグビーのニュースは・・・
佐沼 近畿大会優勝の常翔学園から 1トライ1ゴール ものすごい!
敗者戦でも 1トライ1ゴール 歴史をつくりましたね 。
第22回全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会で佐沼は常翔学園戦の結果は7ー60で負けて、1回戦で終わりました。夏の初インターハイに向けて、頑張って下さい。岡島
👀常翔学園(大阪代表、花園5回優勝)です。ネット配信で観てます。前半終わって15時10分、0 : 43です。頑張ってます。
岡島レポート 2019 W杯・備忘録 70
2019 W杯・備忘録 70
~ TRY ~
トライシーンは感動的だ。ラグビーをラグビーたらしめているもの、一つだけ挙げるとすれば、トライなのだろうか。
ヒトが霊長類に含まれるように、ラグビーは蹴球類・Football類に含まれる。
日本ラグビー協会は、JRFU=Japan Rugby Football Unionであり、本家のイングランド協会はRFU=Rugby Football Unionである。
エレロ『ラグビー愛好辞典』Essaiの項では、次のように解説されている。
「 ラグビーは信じられないオリジナリティを有するスポーツである:団体スポーツの中で唯一、複数の方法で得点することが認められている、足を使って、あるいは手を使って。今日、トライは得点の女王だ、最大の得点、今のところ5点が与えられる。しかし、常にこうだったわけではない。ラグビーが始まった頃は、Hポールの上の間にボールを蹴り入れた時にだけ得点が与えられた。相手陣のインゴールにボールをグランディングしても得点は与えられなかった。当時、キッカーが王様だった。
TRYという奇妙な名称は19世紀にENGで初めて定められた規則に由来する。当初、フットボール-ラグビーでは手を使うことが許されていなかった。しかし、手でボールを持って相手インゴールまで駆け込むことは素晴らしいことだと認められるようになった。では、どのような対価が適切なのか:そこで、ゴールを狙う権利を与えることになった。そして、キッカーがHポールの上の間にボールを蹴り入れれば1点が与えられることとなった。TRYという行為自体は、単に相手インゴールにボールをグランディングするという一つのプレーに過ぎない。得点を得るためには、ゴールキック(コンバージョンキック)にTRYし、ゴールを決め、得点化(conversion)しなければならない。これがこの奇妙な名称の由来である。
1886年、Cheltenhamの会議でTRYの規定が改正された。その日、ENGのラグビー関係者が集い、競技規則を議論した。彼らの関心は、手を使ったプレーを奨励することであった、そして、勝利の栄光をキッカーではなくチーム全体のものにすることを狙っていた。TRY、それはチーム全体のプレーで取るものだ、だから得点を与えてしかるべきだ、ということで、TRYそのものに初めて1点が与えられることになった。
TRYだけで得点が与えられるようになって、TRYを取ることが目的化し、戦術も大きく変化した。地域を獲得することが重要になり、各人が固有のポジショニングをするようになった:FWとBKが分かれ、それを繋ぎゲームコントロールするハーフ団が生まれた。ディフェンスも一新された、TRYを防ぐために。1894年、TRYは3点になる。それから80年近くTRYとPGは同じ得点が与えられた。ラグビーは足を使ったスポーツであることを放棄しなかった。
1971年、TRYに4点が与えられることになり、真にラグビーの「華」となった。ジャン・クロード・スクレラがトゥルーズのスタジアム・対AUS戦で押さえたTRYに国際試合で初めて4点が与えられた。中世は過ぎ去った…
1992年にはTRYに5点が与えられるようになった。それによって展開ラグビーが盛んになった。キッカーは今でも重要であるが、チームで唯一の得点源ではなくなった。TRYは、「成功した!」という意味の言葉に変える必要があるのかもしれない。しかし、ラグビーの原点を想起させるためには、このままTRYを使い続けた方がいいのだろう。
TRYは冒険の目的であり、最上の到達点であり、真の地域制覇である。敵のインゴールはしばしば「約束の地」と呼ばれる、あたかも荒れ狂う海のかなたの桃源郷の小島のように。」
そして、「観客の前で歓喜のタッチダウンを決めるためには、格闘し・策略を施し・戦い合わなければならない。TRYは、相手チームが不正なプレーでTRYを防いだ時にも与えられる。ノーボールタックル・足掛け・オブストラクション・ジャージを引っ張る・エルボースマッシュ…これらの行為によってタッチダウンが阻止される。これを『ペナルティTRY』と言う。コンバージョンキックはゴールポストの真ん中から蹴られる。」と続く。
このペナルティトライに自動的に7点が与えられるようになったのが2017年。これによって、最大の得点は「ペナルティトライ」になった。
今大会がペナルティトライ=7点後の初のW杯であった。予選プール37試合では7ペナルティトライが、決勝ラウンド7試合では1ペナルティトライが記録されている。
ヒトがホモ・サピエンス、ホモ・ファーベル、ホモ・ルーデンスなどと称されるように、ラグビーはフットボール・トラーーーイとでも言うのだろうか…
トライの得点数がインフレ化し、今の5点が6点、7点となる日が来るのかもしれない。あるいは、ペナルティトライが8点、9点になるのかもしれない。その時、ボーナスポイントの見直しも行われるのだろう。どのあたりが適切なのだろうか。
(参考)
ラグビーとサッカーの競技規則を読むたびに、同根のスポーツだなぁという感想がわいてくる。参考までに、現在のラグビーとサッカーの競技規則の条文構成を比較した表を掲載する。
ラグビー競技規則 | サッカー競技規則 |
第1条 グラウンド 第2条 ボール 第3条 チーム 第4条 プレーヤーの服装 第5条 試合時間 第6条 マッチオフィシャル 第7条 アドバンテージ 第8条 得点 | 第1条 競技のフィールド 第2条 ボール 第3条 競技者 第4条 競技者の用具 第5条 主審 第6条 その他の審判 第7条 試合時間 第8条 プレーの開始および再開 第9条 ボールインプレーおよびボールアウトオブプレー 第10条 試合結果の決定 |
第9条 不正なプレー 第10条 オープンプレーにおけるオフサイドとオンサイド 第11条 ノックオンまたはスローフォワード 第12条 キックオフと試合再開のキック 第13条 オープンプレーにおいて地面に横たわっているプレーヤー 第14条 タックル 第15条 ラック 第16条 モール 第17条 マーク 第18条 タッチ、クイックスロー、および、ラインアウト 第19条 スクラム 第20条 ペナルティキックおよびフリーキック 第21条 インゴール | 第11条 オフサイド 第12条 ファウルと不正行為 第13条 フリーキック 第14条 ペナルティキック 第15条 スローイン 第16条 ゴールキック 第17条 コーナーキック |
ラグビーの得点は、
第8条で「1.得点の方法と点数
a. トライ5点
b. コンバージョン2点
c. ペナルティトライ7点
d. ペナルティゴール3点
e. ドロップゴール3点 」と規定されている。
サッカーの得点は、
第10条で「1.得点 ゴールポストの間とクロスバーの下でボール全体がゴールラインを越えたとき、ゴールにボールを入れたチームが反則を犯していなければ、1得点となる。」と規定されている。
令和3年3月27日
2021年3月26日金曜日
韓国・民族村からの便り・・・
今日は兄の同級生で、私自身お世話に成っている岡本さん(元・岡本工務店会長)より、ソウルから車で南下、普通は1時間半で着くと言われる民族村に行って頂きました。目的は民族村に設置されている私の作品写真を撮る事で(作品は素材、御影石、サイズは高さ700cmX幅1000cmX長さ2300cm、2002年制作)。以前、釜山の国連共同墓地公園の作品を岡本さんに撮って頂き自分の在仏50周年記念作品集に載せさせて頂きましたが、摩訶不思議、民族村の作品が欠けて居たので吃驚 🙀 (出版社にキチンと写真を送って居たのですが)。今回、岡本さんに都合の良い時にとお願いして居たのですが。現場から今、民族村を出た所ですと電話を頂き、又、今回、写真を撮って頂いた Yee mi hwa 女史とも電話で、ご挨拶出来、写真も直ぐ送信して頂き、吃驚と感謝でした。後で判った事ですが、帰りは車の渋滞で3時間かかった様です。次回、ソウルに行く機会が在ったら、李女史にお礼のご挨拶をと思います。勿論、最近、パリでお会いする機会が在りませんが、山清、釜山、同様、民族村の国際彫刻シンポジュウムの企画責任者で大変お世話に成って居る彫刻家のChan-Kab Park 氏にも、お会いしたいと思って居ます。👀
2021年3月23日火曜日
今日は快晴、Cerisier pleureur = しだれ桜が綺麗でした。
パリでも桜の花が咲き始まりました(但し、我が家の庭の桜は未だ未だの様です)。私の住まいから徒歩5分の Friant 通りに桜の通りと言われる様に(🤣 言っているのは私だけ🙀)、15本の桜の樹が並んで居て、来月には綺麗に満開に成るのではと期待して居ます。今日の写真はモンスリー公園のしだれ桜でした。
2021年3月22日月曜日
新発見・Parc de Montsouris に桜の花が・・・
今日も午前中は Parc de Montsouris に散歩、公園を3周した所で、偶然、日本語が聞こえて来たので振り向いたら、お会いした事の在る御夫妻、お互いマスクをして居るのでまさかと思い訪ねて見ると、私の記録に間違い無し、以前(8年前)、ユネスコ大使(木曽功大使)のお別れ会や、Théâtre du Châtelet での地唄、5代目、坂東玉三郎の公演で隣の席でお会いしたS日仏財団・理事長のT氏御夫妻でした。昨年の3、4月、最初の外出禁止令の時は散歩も儘ならぬ初めての体験、5月以降外出禁止令が解除されてからは公園を散歩する様に心がけ雨の日以外は毎日の様に散歩して10ケ月間(昨年、秋の2度目の外出禁止令の時は公園が解放されて居たので外出証明書を持参しながら散歩が出来、今回は散歩は可なり緩やかで半径10Km以内、時間制限無し、但し、6時から19時迄)、モンスリー公園の事は隅から隅まで知って居るつもりでしたが、T氏御夫妻は公園の近くに住んで居て、自宅の庭の様に遥かに詳しく知って居る方でした。梅の樹は知って居ましたが、公園の歩道から見えない所に在る桜の樹が、🌸花が咲いて居る所を案内して頂きました(公園の外の車道からは綺麗に見える様に栽植されて居ます)。私のアトリエの庭先に在る桜は未だ、未だ、蕾も小さいと言うより蕾が見えない感じで、桜の種類に寄るのでしょうか。この時期に桜が咲いて居るとは驚きでした。もう少し暖かく成れば桜の花の色も、もっと和らぐ事でしょう。その後、用事が出来て、そのまま Port de Vanves 、Plaisance を回り帰宅、今日は今年最長の散歩が出来ました。😊
2021年3月21日日曜日
懐かしの45年前の写真・・・
今日はアキラちゃんこと、安藤 陽氏(埼玉大学名誉教授)の誕生日。彼の Facebook に🎉🍷 誕生日お目出度う 🎂😊 と、書いて、Facebook を再確認したら、なんと、<最近、ようやく1976年当時の写真が出てきました。>と!👀 私の作品の前にアキラちゃん居る写真が載って居ました。当時、パリのグラン・パレでの 招待サロン展 Grands et Jeunes d’aujourd’hui に出品して居た作品の前でアキラちゃんが、多分、アキラちゃんのカメラで私が撮ったと思われる懐かしい写真。サイズ、200X200cm の、45年前の作品を掲載させて頂きました。勿論、作品同様、お互い二人は若かった🤣
Tournoi des six nations 2021 : les Bleus avaient mangé du dragon
Tournoi des six nations 2021 : les Bleus avaient mangé du dragon
岡島レポート・2019 W杯・備忘録 69
2019 W杯・備忘録 69
~ 勝ち点 ~
「勝ち点」、手元にある広辞苑で見てみると、第5版(1998年)には掲載がなく、第6版(2008年)から出現する。たしかに、国内でメジャーな大相撲やプロ野球には、勝ち点などという野暮(?)なものは存在しない。多くの人が日常的に「勝ち点」を耳にするようになったのは、Jリーグがはじまり、2002サッカーW杯の時であった気がする。
第7版(2018年)では「スポーツで、リーグ戦やシーズンの順位を決めるために、勝敗・点差・勝ち方などによって付けるポイント。」と解説されている。広辞苑では、「かちてん」を「勝点」ではなく「勝ち点」としている。
ラグビーW杯予選プールでは第1回大会から「勝ち点」による順位付けが行われている。付与される点数は、次のように変化してきている。
| 勝 | 引き分け | 負 | ボーナスP |
第1回(1987) | 2 | 1 | 0 | 無 |
第2回(1991) ~ 第4回(1999) |
3 |
2 |
1 |
無 |
第5回(2003) ~ 第9回(2019) |
4 |
2 |
0 |
有 |
第2回から第4回までは、負けても「勝ち点1」が与えられていた。
JPNは、第2回大会ではジンバブエに勝利して1勝2敗で勝ち点・5、第3回大会は3敗で勝ち点・3、第4回は3敗で勝ち点・3を得ている(?)。
第5回大会以降、予選プールでの満点は20点(各試合4トライ以上で勝利し勝ち点:5を獲得する)となった。満点で決勝ラウンドに進出したのは、第5回大会:FRA・NZ、第6回大会:AUS・NZ、第7回大会:NZの5チーム。
今大会の予選1位通過は、JPN:19点、NZ:16点、ENG:17点、WAL:19点。
ちなみに、第5回大会から今大会までの予選での勝ち点総計の満点は100点。
NZは、95点(失点(?)は、前回大会のARG戦(26-16)・今大会のRSA戦(23-13)での4トライ以下の勝利2試合と今大会の不戦・引き分け扱いのITA戦)
80点台が、AUS:86、RSA:83。
70点台が、ENG:79、FRA:75、IRE:74、WAL:73。
60点台が、ARG:69、SCO:64。
JPNは0+3+2+12+19の36となっている。
現在の勝ち点では、引き分けの場合、勝利の半分の2点が付与される。ラグビー的感覚からすれば、まぁそんなものだろうな、と思われる。一方、勝ち点の本家(?)サッカーでは、勝利:3、引き分け:1が定着している。勝利に対するウェイト付けとしては、こちらの方が適切な気がしないでもない。
第1回大会から第8回大会までの予選プールの試合数は262試合。このうち、引き分けの試合数は3試合。第1回大会のFRA/SCO、第6回大会・第7回大会のJPN/CAN。
サッカーには引き分け狙いの戦術がありうるのだろうが、ラグビーでは専守防衛では引き分けにも至らない。そういう点からすれば、ボーナスポイントで「色をつける」現行方式はラグビーの特性にマッチしているのだろう。
今大会は、実際に戦われて引き分けになった試合はなかったが、台風による「不戦」での引き分け扱いの試合が3試合あった。前回大会までは、さいわいにも不戦・引き分け扱い試合はなかった。
もちろん、不戦はないに越したことはない。今大会に関して言えば、ITAパリセ主将の的確な指摘があったにもかかわらず、大きな問題とならずに過ぎていった。しかし、まさにパリセが指摘した通り、仮にM4 NZ/RSAでNZが負けていたならば、NZ:2勝1敗1不戦=ITA:2勝1敗1不戦となっていた。NZ、ITAともにCAN・NAMからボーナスポイント付きの勝利を得ており、勝ち点で並んでしまう。こうなっていたらどうしていたのであろうか。仮定の物語として様々な展開が考えられる。
想定外のことは起こりうる→だから、PlanBを準備しておく(パリセの指摘)。これはこれで重要な指摘だ。
それでも不戦の試合があった時に勝ち点をどうするのか? 次回大会でどのような扱いになっているのだろうか。現行方式では、不戦=「引き分け」みなしで、両チームに勝ち点:2が付与される。これは妥当なのだろうか。
勝ち点の本質が予選プールの順位付けにあるのであれば、総勝ち点で順位付けするのではなく、1試合当たりの勝ち点で順位付けする(すなわち、不戦の試合はカウントしない)のはどうであろうか。今大会のプールBは、NZ:3試合:4.67、RSA:4試合:3.75、ITA:3試合:3.33、NAM:3試合:0、CAN:3試合:0の順位になる。
NAMは、6大会連続出場・無勝利。初出場の第4回大会は3敗で勝ち点:3、以後の大会も負け続け、第8回大会GEOに17-16で敗れ、初めて、ボーナスポイント(勝ち点):1を自力で獲得している。今大会CAN戦が不戦・引き分け扱いで勝ち点:2を得ているが、これって嬉しいのだろうか… 次回大会でのNAMの初勝利は見られるのだろうか。それともアフリカ予選を他のチームが勝ちあがってくるのだろうか。
直近5大会で見ると、JPNが無勝利・最下位・5位から1位に駆け上がったのに比べ、ITAは常に3位と安定している。ITAは、第1回~第3回も予選プールで3位。第4回大会だけが予選プール4チーム中4位に沈んでいる。
栄枯盛衰は世の常ながら、いつの日にか「ITAの時代」がやってくるのだろうか。
令和3年3月20日
2021年3月20日土曜日
残念ながら、再々度の外出禁止令が発令されました。
新型コロナウイルスの変異株が猛威を振るっているとして、パリ首都圏を含む16県について、20日から少なくとも4週間の外出禁止令が、1年前の春(3、4月)の第1波や、昨秋の第2波に続き、第3波が襲来、3度目の外出禁止令が発令。そんな訳で来週、Galerie Wagnerで開催予定の<正方形>展は急遽 9月に変更されるとオーナーのFlorence女史から連絡が在りました。又、先週、中止(延期)されたはずのアストラゼネカ(AstraZeneka)のワクチン接種が急遽、再開されるなど、正に細菌戦争真っ只中、日々、激変して居ます。 私の方はアストラゼネカの接種を再度予約して、第1回目が4月、第2回目が6月の接種と日程を取れましたが、6月上旬ではパリ出国がギリギリ。慌てて、急遽、ファイザー(Pfizer)ワクチン接種に変更して頂き、無事、昨日、第1回目の接種出来ました。接種会場が遠くに成ったので行きは1年以上利用して居ない久しぶりの地下鉄で緊張しましたがソシアルデイスタンスが守られて居て隣の席に座る人も無くホットしました。帰りはバスか地下鉄と思って居ましたが、接種後にAKIから携帯にタクシーで帰る様にと命令に近い連絡が来たので、出口の前にタクシーが待機して居たので素直に娘の意見に従って無事帰宅出来ました。注射の痛さは毎年射つインフルエンザの接種より痛さも無く、昼食後、散歩も出来て体調は変わらず、昨夜は0時過ぎに目を閉じて、翌日、目が覚めたら朝の7時30分過ぎで、いつもの様に熟睡=爆睡でした。今日は外出許可書を持参して朝の散歩をして来た所で、仙台の丹吾ちゃんより電話で地震の知らせを頂き、同時にラインで高倉さんより、メッセンジャーで安部ちゃんより連絡を頂きました。皆さん無事で良かったです。
2021年3月19日金曜日
安部ちゃんから届いた1988年の版画芸術の季刊誌の知らせ・
仙台・Gallery Turnaround の安部ちゃんから1988年4月に出版された版画の専門季刊誌<版画芸術>を手に入れましたと連絡を頂きました。33年前のシルク版画オリジナル入りの季刊誌、当時は8575部を出版、シルク版画はブリーとグレーの2種類の色で4300枚づつ、小峰プロセスで制作した懐かしい阿部出版の<版画芸術>、当時、東洋美術学校の後輩、パリ留学から帰国して居た佐藤容子&沼田直英両氏に版画整理を手伝って頂いた事を思い出し、その年の7月には、宮城県美術館主催の<みやぎの5人展>に大作23点(1974年〜1988年の作品)を出品させて頂いた思い出の年でも在りました。
2021年3月18日木曜日
Exposition Carré à la Galerie Wagner à Paris
Covid-19 禍の中でパリのカフェやレストンが閉鎖され、沈黙する画廊街も厳しい状況に置かれて居ます。勇敢にパリのギャラリーワグナーでは、皆様の心体に安らぎと勇気を提供する為に、3月24日から4月24日迄、ギャラリー専属の10名の作家が参加する<正方形>展を開催します。勿論、画廊内は感染対策として、換気整備も整え、三密を避ける様に、又、入り口には消毒用ジェルも用意されて居ます。Saint Michel ・カルチエラタン地区にお出かけの際は、是非、御来廊下さい。
2021年3月16日火曜日
AstraZeneca のワクチン接種、延期に・・・
今日、3月16日、9時20分にアストラゼネカのワクチン接種の予定でしたが、昨日、午後に病院から電話連絡を頂いで、明日のワクチン接種は延期に成りましたと(マクロン大統領の延期宣言に伴い)。数人の友人に電話してみると、既にファイザーのワクチン接種した友人はファイザーの方が良いと、逆に、ファイザーは用心とせねばと言う仲間も。Covid-19のワクチンそのものが未だ臨床期間が短く正確なデーターが無い状態では信用が置けないので申し込みはして居ないと言う友人夫妻も、良かったよ、接種しないでと!励まされました。フランス、ドイツ、イタリア、スペインに続いて今日はスエーデンもAstraZeneka の接種が延期に入ったとのニュースが入りました。コロナに感染しない様に外出しない方々が徐々に特に高齢者には多く成って居る様です。
今日は雨模様で散歩は無し、アトリエでのんびり作品整理、先日、Galerie Wagner のFlorence女史 が選んだ作品3点を点検。作品は2016年(40cmX40cm)、2020年(80X80cm)、2021年(40X40cm)制作で、普段トレードマーク?と言われる麻キャンバスの作品では無く、白い作品を選んで頂きました。(👍真っ白け🤣)グループ展は3月24日から4月24日迄の予定で、後日、案内状を掲載致します。
2021年3月15日月曜日
色爽やかな桜の写真が届きました・・
今、中洲の本通りにピンク色の爽やかな桜 🌸 アーコレードの名で春と秋に二季咲きます。九州(博多)は半袖の春の季節で、道端には菜の花も咲いて居ます。と明るいニュースが届いて居ます。パリは未だ、桜の花は咲いて居ませんが、良く散歩する近くのモンスリー公園では梅の花が咲いて居ます。公園の造園家は春に向けての仕事もたけなわです。
2021年3月13日土曜日
岡島 レポート・2019 W杯・備忘録 68
2019 W杯・備忘録 68
~ ボーナスポイント ~
試合の勝敗は、得点の多寡で決まる。W杯予選プールの順位は、「勝点」の多寡で決まる。
試合の得点が、ペナルティトライ:7点、トライ:5点、PG・DG:3点、コンバージョン:2点と重みづけられているように、勝点は、勝利:4ポイント、引き分け:2ポイント、ボーナスポイント:1ポイントとなっている。
ボーナスポイントは2種類あり、トライ数と得点差に着目して付与される。着目点が違い、質的に違うが同じ1ポイントが与えられる
前回大会予選ラウンド、3勝1敗とRSA・SCOと同じ勝敗でありながらボーナスポイントの差で決勝ラウンド進出が叶わなかったJPNにとって、毎試合、4トライ取ること=ボーナスポイント1の重要性が強調された大会だった。
ちなみに、W杯にボーナスポイントが導入されたのが、2003年・第5回大会。
今大会の予選プールでのボーナスポイント発生状況は次の通り。
| 総 数 | 1試合当たり | ||||
BP1 | BP2 | 計 | BP1 | BP2 | 計 | |
プールA | 9 | 2 | 11 | 0.9 | 0.2 | 1.1 |
プールB | 7 | - | 7 | 0.875 | - | 0.875 |
プールC | 7 | 2 | 9 | 0.78 | 0.22 | 1 |
プールD | 9 | 2 | 11 | 0.9 | 0.2 | 1.1 |
(注)BP1(仮称):4トライ以上取った場合のボーナスポイント
BP2(仮称):7点差以内で負けた場合のボーナスポイント
総じて、4トライ以上のBP1がほぼ各試合で発生する一方、7点差以内の拮抗(?)した試合があまり多くないのがW杯予選プールの特徴である。
ちなみに、プールAのBP2は、JPN/IRE戦、JPN/SCO戦でのもの。JPN、よく勝ち切ってくれたものだ。そして、NZとRSAの入ったプールBでは、NZ/RSA戦が23-13と10点差だったこともあり、BP2は発生しなかった。台風で中止となったNAM/CAN戦が行われていたならば、どんな点差になったのか。
2020年六か国対抗ではどうであったか。ITAは全敗でかつBPも0ポイント、ITA戦でBP1を獲得したのがSCO以外の4チームということで、(申し訳ないが)ITAが格下のチームであることは明らかである(現時点においては。次回大会までに大躍進があるのか…)。
ITA戦を除いた5チーム間の10試合で見てみると、BP1:2、BP2:6となっている。僅差の試合が多くなっている≒実力の拮抗したチームで構成された大会である→見応えのある試合が多い、というのが浮き出てくる。もちろん、トライ数が多い=BP1のポイント数が多いのも「見応えがある」が、競り合った試合でノーサイドになるまで勝敗の帰趨が定かでない=「手に汗握る」試合は見逃せない。
ちなみに、WALは、1勝4敗だったが、ENG、FRA、SCOに対しては7点差以内の敗北でBP2を3ポイント獲得していた。
現在行われているJPNトップリーグ、スーパーラグビーでは、BP2の条件は同じだが、BP1は「勝敗に関係なく、3トライ差以上のトライを獲得したチームに1ポイント追加」されることとなっている。ノーガードでの「打ち合い」を避ける狙いがあると思われる。
JPNトップリーグ第1節では、トヨタ34(5T)-33(5T)東芝、神鋼47(7T)-38(6T)NECという大味な試合があった。W杯条件であれば、すべてのチームにBP1・1ポイントが付与されることになるが、JPN条件では付与されないことになる。
各節8試合行われるが、これまで、第1節:BP1・5ポイント、BP2・2ポイント、第2節:BP1・4ポイント、BP2・3ポイント、第3節:BP1:6ポイント、BP2・1ポイントが発生している。
第3節までの24試合で、BP1・15ポイント(1試合当たり0.625)、BP2・6ポイント(1試合当たり0.25)となっている。
第3節、クボタ/NTTコム戦は、クボタ34(5T)-24(3T)NTTコムの状況でノーサイドのホーンが響いたが、その後両チームともにトライないし得点を取りにいって、なかなか試合が終了しなかった。80分戦って勝ち点を「失うことがない状況」下で、かつ、両チームともにボーナスポイントを獲得するチャンスがあるという絶妙な環境下で意地を張り合う両チーム、見ていて面白かった。仮にW杯条件であれば、クボタはBP1を確定しており試合を続行するインセンティブは失われている。
FRAトップ14は、BP1はJPN条件と同じだが、BP2は「5点差以内の負け」に1ポイント付与される。3月7日までに132試合が行われ、BP1・41ポイント(1試合当たり0.31)、BP2・48ポイント(1試合当たり0.36)となっている。
ちなみに松島の所属しているクレルモンは、現時点で第4位、19試合を終え11勝7敗1分け:BP1・6、BP2・3である。
1トライの得点が3点から4点、そして現在の5点に変わったように、ボーナスポイントの条件なども変化してゆくのだろう。世の中は、ポイントに溢れている。次回大会では、ボーナスポイントの条件が変わるのだろうか?
(参考)
1. ボーナスポイントの条件
| BP1(仮称) 勝敗に関係なくトライ数に着目 | BP2(仮称) 敗者の得点差に着目 敗者にのみ付与されうる |
W杯 六か国対抗 | 4トライ以上取ったチームに付与 =両チームに付与されうる |
7点差以内の敗者に付与 |
JPNトップリーグ スーパーラグビー | 相手チームより3トライ差以上多く取ったチームに付与 =敗者でも付与されうる | |
FRAトップリーグ | 5点差以内の敗者に付与 |
2. 1試合当たりのボーナスポイント発生値
| BP1 | BP2 |
2019W杯予選プール(37試合) | 0.86 | 0.16 |
2020六か国対抗(ITA除き)(10試合) | 0.2 | 0.6 |
2021JPNトップリーグ(24試合) | 0.625 | 0.25 |
2020/2021FRAトップリーグ(132試合) | 0.31 | 0.36 |
令和3年3月13日