2014年1月12日日曜日

北の古狸先輩より、今年初のメールが届きました。

サトル君ご存知かな昨夜、娘が パソコンでYahoo!JAPAN をみていたら今日のニュースに<ノミの市で700円で買った絵が、700万円もするって>って言われて、どれどれと絵の写真も拝見出来ました、なんせ我が家はサトル君の影響で絵のニュースが入ると気になる様な文化的生活を楽しんでますので早速コピーを送信して頂きました。パリでもノミの市は在りますので、そんな夢のような事は無いと聞いていますが夢を追って老体に鞭打ってでも久しぶりにパリの蚤の市に行きたいな〜と、14cmX23cmの小さな絵が、でも、ルノワールと聞けば誰でも知っている巨匠の絵だよ、これ迄誰も気がつかないって芸術文化の大国でも在るアメリカで在り得るのかと驚いています。北の古狸より

【9月11日 AFP】米バージニア(Virginia)州で、ある女性がわずか数ドルを払ってのみの市で購入した箱いっぱいのがらくたの中から、思いもかけないお宝が見つかった。仏印象派の巨匠ピエール・オーギュスト・ルノワール(Pierre-Auguste Renoir)の絵画だ。
見つかった絵画は、キャンバス地にセーヌ川(Seine River)沿いの風景が描かれた「Paysage Bords de Seine(セーヌ河畔の風景)」と題された油絵で、大きさは縦14センチ、横23センチ。絵画は、競売会社ポトマックカンパニー(Potomack Company)が今月中にバージニア州アレクサンドリア(Alexandria)で競売にかける予定で、予想落札価格は7万5000~10万ドル(約590万~780万円)。ポトマックカンパニー代表者の話によると、ルノワールの絵画はプラスチック製のウシのおもちゃや人形などと一緒にがらくたが入った箱に放り込まれ、危うく処分されるところだった。だが、購入した女性の母親が絵画の隅にルノワールの署名が書かれているのを見つけ、女性に専門家に鑑定してもらうよう勧め、初めて絵の作者とその価値が明らかになった。
専門家によると、この絵画にはルノワール作品を多く扱っていたパリ(Paris)のベルネーム・ジューヌ(Berheim-Jeune)画廊のラベルが付いたままになっていた。1926年に米国人コレクター、ハーバート・メイ(Herbert May)氏がフランスでベルネーム・ジューヌ画廊からこの絵を購入したところまでは判明したが、米国に渡った後のこの絵の行方は、先月になってのみの市のがらくた箱から見つかるまで不明だったという。(c)AFP

米のみの市で700円のルノワール絵画、本物の盗品 返還の命令
CNN.co.jp 1月12日(日)15時14分配信
(CNN) 米東南部バージニア州の地方裁判所は12日までに、女性が2010年にのみの市で「7ドル」(約728円)で購入したとするフランス印象派の画家ピエールーオギュスト・ルノワールの作品を、米メリーランド州ボルティモアの美術館への返還を命じる判決を下した。約14センチ、約23センチ大の絵はルノワールが愛人のために1879年に描いたとされるセーヌ河畔の風景画。評価額は7万5000ドル~10万ドル(約780万~1040万円)とされる。
絵はその後、パリのギャラリーに買い取られ、1926年にはルノワール作品の収集家が購入していた。37年に収集家の前妻がボルティモア美術館に貸し出していたが、51年に盗まれる被害を受けた。約60年後の2010年、バージニア州居住の女性がウェストバージニア州で催されたフリーマーケットで変哲もない箱が気に入って7ドルで購入。この中に、人形やプラスチック製の牛と一緒に絵が入っているのを発見していた。
女性は同州アレクサンドリアの競売企業ポトマック社に持ち込み、絵の鑑定を依頼。同社は偽物ではないと判断したが、首都ワシントンの国立美術館やルノワール作品の専門家などがさらに調べ、本物と判明した。ボルティモア美術館から盗まれた後の約60年間、この絵がどこにあったのかなどは不明。同美術館の幹部は12年にCNNの取材に応じ、「人生に紆余(うよ)曲折はつきもの。絵の持ち主が変わっていった背景を推測するのは大変難しい」とも語っていた。女性は、バージニア州の裁判所の返還命令を受けたものの、絵の正当な所有権は自らにあるとの気持ちを抱いている。一方、ボルティモア美術館は絵の返還を望んでいる。絵の所有論議に決着がつくまで、米連邦捜査局(FBI)が絵を保管することになった。

◎ さすが、世界のニュースをみていますね、今日、フランスのテレビでも紹介されていました ◎

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