2012年6月15日金曜日

BIS 会長・中川 十郎 先生 からの願い事!

▶  日本ビジネスインテリジェンス協会(BIS)会員各位に、メール送信されて居る情報、BIS 会長・中川 十郎 先生から、あいさわ 一郎 様に返信されたメール、私達の願いを、いとも簡単に、鋭く単純明快に指摘した嘆願書、掲載させて頂きました。◀

あいさわ一郎先生
毎回のメール深謝致します。私が20年間主宰している日本ビジネスインテリジェンス協会<会員2百人)に毎回先生のメールを回章しています。

ただし先生の今回の原発稼動再開には私どもの研究会のメンバーの殆どが反対です。なぜイタリアや、ドイツを見習わないのですか。先日イタリアよりも日本の原発再稼動への抗議がきています。
地震多発地帯の日本に原発を53機も建設したいのは、そもそも自民党ですよね。その自民党が福島原発の事故の責任への反省もなく、安易に財界の要望をうけて原発再稼動に賛成するのは納得できません。

国民の大多数が節電に協力するとしているのに再稼動する必要はありません。なぜ国民の声を無視し、財界の言いなりになるのですか。

欧米ではサマータイムをしているではありませんか。日本もサマータイムを導入すれば電力を15%節約できると大前研一氏は試算しています。
再稼動せず、まずサマータイムを実行してください。これも電力会社や経産省など原子力村に妨害されているのですか。

かねてより、あいさわ先生には自民党のエースとして期待しております。ぜひ、まずサマータイムを実現してください。

中川十郎
日本大学大学院グローバルビジネス研究科兼任講師
日本ビジネスインテリジェンス協会理事長
東京経済大学・経営学部大学院前教授
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「電力不足は避けなくてはなりません」             総裁特別補佐日記28

 毎日新聞の世論調査によると「今年の夏まで原発が稼働せず電力使用 が制限された場合我慢できるか」という問いに対して「我慢できる77%」「我慢できない19%」という回答でした。程度問題でもあるかもしれませんが、夏本番の時クーラー使用の制限という事態となっても我慢しよう、という国民の心意気が示されています。
考えてみますと、昔はエアコンなんかなかった。昭和29年生まれの私の記憶では、小学生のころは家にエアコンはなかった。西日を避けるのにすだれが有効でした。夜は窓を開けて蚊帳をつってキンチョ—の蚊取り線香を焚いて弟と2人で寝ていました。岡山の我が家でのことです。昔はみんなそうだったのですから、あるいは我慢できるのかもしれません。ただここのところ夏場の気温は昔に比べてかなり高くなっています。37度38度は決して珍しくない。昔は暑くてもせいぜい32度33度だったと思います。
ここのところ半端じゃない暑さの夏であることを忘れては いけません。私は原発の再稼働は避けられないと思います。確かに電力会社や政府そのものが、基本のところで国民から信頼をされていないという現実があります。
政権交代以降の民主党を見ていると、とてもじゃないけれど信頼できない。あの民主党の皆さんに「再稼働させてもらいたい」と頼まれても、ちょっとねえ、という国民感情は強いと思います。
しかし夏に備えて、万一という事があってはなりません。関西電力管内をはじめ、日本全国で電力供給に不安があってはなりません。現在取 り得る最善の安全対策を行い、原発を稼働させる。是非そうすべきです。

家庭では、うちわとパンツ姿で夏の暑さに耐え得るのかもしれません。
問題は産業経済です。電力を必要とする工場、ものづくりはどうするのか。全部が全部自家発電と言うわけにはいきません。円高を背景に企業の海外逃避が続いていますが、電力供給不安はさらにその動きを加速してしまう。経済も雇用も失ってしまいます。

病院や福祉施設が電力を失うわけにはいきません。食品の衛生、安全確保も重要な課題です。電力不足は日本社会の崩壊を招いてしまいます。

安全確保に万全を期しながら、夏場の電力需要のピーク時を念頭に原発を稼働させる。しっかりと責任ある政治をすすめていきます。

自民党総裁特別補佐 
衆議院議員 あいさわ 一郎

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