2025年8月9日土曜日

 岡島 レポート・2019 W杯・備忘録 288

 風鈴の音 聞かなくなったような…

                  2019 W杯・備忘録 288

             〜 ライオンズツアー 2025 〜

 

ライオンズの豪州ツアーが終了した。疑似テストマッチ3連戦 いずれの試合も 内容の濃い 見ごたえのある試合だった。いろいろな意味で 「現時点での世界最高峰基準」を示していた と 思われる。

 

ライオンズのサイト、ワラビーズのサイト それぞれに各試合のスタッツが出ている。項目・順番が違っていて それはそれなりに それぞれのサイトが 何に力点を置いているのかなど 分析すれば 面白そうではある。

ここでは ライオンズ・サイトのスタッツのうちから 備忘録281で示した 2025六か国対抗の「モノサシ」と 比較してみる。

 

項目

モノサシ

         LIO

        AUS

 ㈵

 ㈼

 ㈽

 ㈵

 ㈼

 ㈽

Po(%)

   50

   43

   43

   41

   57

   57

   59

Te(%)

   50

   43

   45

   48

   57

   55

   52

Attack

得点

 

   27

   29

   12

   19

   26

   22

Try

    3.6

    3

    5

    2

    3

    3

    3

Carries

  118.8

  124

  110

  102

  149

  136

  139

D.B.

   23.5

   31

   20

   14

   18

   41

   18

Passes

  167.0

  122

  110

  103

  166

  158

  149

Offload

    7.5

   10

    8

    7

    8

    4

    4

Kicking

Kicks

   30

   32

   20

  29

   27

   20

   35

K.M.

  831.9

1001

  729

  871

  838

  779

1120

Defence

T.Made

  145.7

  207

  177

  193

  154

  124

  130

T.Miss

   23.6

   18

   41

   18

   31

   20

   14

T(%)

   86

   87

   77

   88

   77

   78

   82

Discipline

P.C.

    9.7

   11

    9

   11

    7

    8

   11

Y.C.

    0.5

    0

    1

    1

    0

    0

    0

R.C.

    0.1

    0

    0

    0

    0

    0

    0

Break Down

R.W.

   89.5

   77

   71

   60

  113

   97

  108

R.L.

    3.6

    2

    0

    0

    2

    0

    0

M.W.

    4.3

    3

    1

    2

    2

    3

    2

M.L.

    0.5

    0

    0

    1

    1

    2

    1

Set Piece

S.W.

    4.7

    5

    6

    6

    8

    5

    6

S.L.

    0.4

    1

    0

    0

    0

    0

    0

LO.W.

   14.1

   10

    9

   16

   12

   19

   12

LO.L.

    1.1

    2

    0

    5

    3

    0

    2

(注)Po(%) :Possession(%),  Te(%):Territory(%),  D.B. : Defenders Beaten  ,

K.M.:Kicking Meters,  T(%):Made Tackles(%), 

P.C. :Penalties Conceded,  Y.C. :Yellow CardR.C. :Red Card, 

 R.W.:Rucks Won,  R.L.:Rucks Lost,  M.W.:Mauls WonM.L.:Mauls Lost,  

S.W.:Scrums Won,  S.L.:Scrums Lost

LO.W.:Lineouts Won,  LO.L.:Lineouts Lost,  LO.S.:Lineouts Steal

 

第㈽戦 雷での中断を含む豪雨の中の試合だったのに スタッツ的には 他の試合と さほど差異がない。両チーム選手のスキルの高さの故だと感じる。

 

トライ数 AUS3戦ともに 「3」。ある意味 このレベルでの 基準値なのだろう。であるならば 「4」トライ以上取りきれるチームにするのか 相手チームを「2」以下に抑え込めるチームにするのか どちらを志向するのか? 以前であれば 後者(=ディフェンス重視)を選ぶチームが多かったのだろうが 興業化が進化した今日 前者(=アタック重視)を 各チーム志向せざるを得なくなってきている気がする。

 

3戦通じて AUSがボールを保持し=キャリー数・パス数が多く=ラック数も多く⇒相手チーム・LIOの方がタックル数多くなっている。

これらの項目について 「モノサシ」と比較してみると AUS値〉「モノサシ」値〉LIO値 と並んでいる。

 

3戦とも LIO側に 「ペナルティが続いている・次やったらイエロー」という警告が出され 2戦目・3戦目は 見事に(!?) 即Pを犯し・イエローが出ていた(1戦目も 議論の余地が大いにある状況だった)。これなども 「現時点での世界最高峰基準」のような気がしてならない。

令和788

2025年8月6日水曜日

富山県下新川郡入善町の学生さん達がミュージアム訪問、学生さん達とお喋り出来ました✌️

Satoru Sato Art Museum に訪問は大型バスで、但し、直接、ミュージアムの駐車場には入れず、徒歩2、3分手前の所で駐車して頂き無事到着しました。入善町・結婚・子育て応援課長の野村慎吾課長はじめスタッフの方々、中学・小学生合わせて学生 19名、お越し頂きました。高橋所長の挨拶でプレゼントは所長から代表にまとめてプレゼントして頂きました。その後、高橋所長は石森章太郎ふるさと記念館に。私は丁度、16時15分過ぎに自由の身になり、岩渕さんの車で、登米市庁舎前15時30分発には厳しいので(乗り遅れる)、若柳総合支所停留所前まで送って頂き、ゆっくり仙台に戻れました。今日から仙台七夕まつり、朝方と異なり通りは凄い人、名掛丁通りは観光客でいっぱい、道をずらして青葉通りから、サンモール一番町通りの七夕飾りの中、散歩して、運良く、雨にも合わずに帰宅出来ました。それにしても若い学生さん達との会話は楽しかったです。🙏今日は 80年前の8月6日、仙台七夕の初日、午前 8時15分は、広島に原爆投下された日、黙祷。


2025年8月3日日曜日

今日は真面目に、 富山県下新川郡入善町の学生さんたち 19名にプレゼント準備を・・・

思い出深い富山の入善町、😊 1993年、今から32年前、元・水力発電所(跡地)再開発計画と言う事業に参加させて頂きました。水力発電所の内部に1機のタービンを残し、内部を文化センター兼ミュージアムと周りの敷地には現代彫刻公園にすると言う計画で。先ず、シンボルとしての作品をと言う事で、水の豊かな自然を活かした水力発電所のイメージを、現地に行って観察させて頂きました。二つの塔とその間から湧き出る水、流れる階段と更に長い水路、発電所と一体化する環境造形アート作品を制作させて頂きました。また、水力発電所の周りの林に現代彫刻を置く全体構想も話し合った事が在りました。日本や外国作家の作品を設置する計画でしたが、結果的には私の案は没に成りましたが。当時の設計会社の担当者と打ち合わせしながら、作品は1994年に完成。その後、1995年<下山芸術の森発電所美術館>として開館され、現在も、市の美術館として活用されています。当時の役所の担当課長さんが、サトル先生の経歴を見ると宮城県出身ですね。私は学生時代、仙台から米山に自転車で行った事が在りましたよと。昔、入善町から米山町に移った親戚が居たのでと言われて、米山役場には高校の仲間も居ますからと話が弾んだ事を良く覚えて居ました。米山町は現在、中田町と同様、登米市と成り(平成の大合併)ましたが、入善町と米山町は姉妹都市として交流を続けて居まして、今回、8月5日、大きな歓迎式展が米山町で開催され、翌日、8月6日、午後3時、 Satoru Sato Art Museum に19名の子供達が訪問すると言う事で  🎉  丁度、今年は🎁下山芸術の森発電所美術館開館 50 周年を迎える年でも在り、感謝と祝いを兼ねて、19点のデッサンを描き始めて居ます。😅 最初の写真は当時の私が描いた日本と国外の現代造形作家の作品配置の図面です。1993年のスタンプが押されて居ました。2番目の写真は今回プレゼントするオリジナル・デッサンです。当時、お世話になった設計会社の皆様と入善町役場の皆様に感謝を込めて、子供達に登米市の思い出に成ればと✌️ 昔話になりますが、戦後、 前田常作先生と青木外司さんは同期で富山から東京に出て、前田先生は画家として、青木さんは青木画廊として活躍中に、1970年代後半にパリと東京でお会いして居ました。前田先生は入善町の出身です🙏😊

 岡島レポート・2019 W杯・備忘録 287

隣町の よく覗いていた本屋さんが 経営不振で閉店することに さびしいですね

やがて ポツンと一軒・コンビニだけの 町になるのですかね


              2019 W杯・備忘録 287

              ~ JAPAN  WAY ~

 

Midolを読んでいたら RSAが 本代表・W杯二連覇・現在ランキング一位 に加えて U20で優勝 セブンズでも優勝 と 充実しており その原因として ①国際クラブリーグ・United Rugby Championshipに「4」クラブが参戦していること(=少数精鋭のクラブチームから代表選手が選ばれることで 選手間の日常的な共有体験時間が持てていること) ②当該クラブが 南半球・スーパーラグビーから北半球のリーグに移り かつ 代表チームは 南半球4か国で構成される ザ・ラグビー・チャンピオンシップに参戦(当該4か国で U20大会も開催されている)しており 多様なラグビーと接していること を 挙げていた。

 

おそらく 現在のWRランキング上位の国のほとんどが 当該国の「身の丈」にあった少数クラブで ジュニアから一貫した育成を 行っている。代表強化の王道は 「少数精鋭性」と「一貫性」。これと 真逆な構造で 各年齢層のラグビーがプレーされている 唯一の国が JPNであろう。

高校(1518歳)・大学(1822歳)というU20前の段階が 寸断されており かつ 反・「少数精鋭」的な大会(ひとつの指標は 大差の試合の有無であろう)が主流である。花園を目指す県大会レベル 大学の各リーグの乱立(少なくとも 少数精鋭を目指すならば 関東大学対抗戦とリーグ戦を 一本化し かつ チーム数を少数化することが求められるだろう)。この「構造」で U20チームが世界の伍してゆくことが可能なのだろうか?

一方で こういう「非・世界の常識」的構造のおかげで すそ野が広がっている気がしている。U20も大事なのだろうけど すそ野の広い「部活」が存在することも 誇るべき文化の気がする。

 

少数精鋭という観点からは プロチームの数でも 「世界の常識」に反したチーム数がある。ランキング順に見てゆくと 

RSA4 ②NZ:5 ③IRE:4 ④FRA:14 ⑤ENG:10 ⑥AUS:4

ARG:― ⑧SCO:2 ⑨FIJ:― ⑩ITA:2 ⑪GEO:1 ⑫WAL:4

 

FRAは チーム数が多いが 選手の移籍が激しく・強豪チームに代表選手が集中化する傾向にある。

 

WALは 協会の財政難などから 来シーズンのチーム数を 「4」から2ないし3にする方向で検討が開始されている。

 

先日来 J-スポーツで放映されていた「オーストラリアラグビー」のドキュメンタリーでも 少数精鋭性の重要性が強調されていた。

で 先日のJPN/WAL戦の23人メンバーの所属クラブ別構成を表にしてみた。

 

 

      JPN

      WAL

 

 

1

2

 

1

2

 1位

東芝

  5

  4

スカレッツ

  6

  5

 2位

クボタ

  5

  6

カーディフ

  7

  5

 3位

神戸

  2

  3

オスプリズ

  4

  7

 4位

パナ

  3

  3

ドラゴンズ

  3

  2

 5位

ヤマハ

  2

  1

 

 

 

 6位

サントリー

  1

  1

 

 

 

7位以下

 

4チーム・5

4チーム・4

 

 

 

 海外

 

 

  1

 

  3

  4

 

分散している 多様性の極み なのだろうか。

じゃあ 目的合理的(≒4年に一度のW杯での成績のため)に 世界の常識に 寄り添うべきなのだろうか? 

 

Midolの記事で 最近気になったのが ①RSA代表選手のリボックが 仏有力クラブよりも 近鉄を選んだこと ②W杯アフリカ予選で勝ち切り・出場権を得たジンバブエの選手のインタビューがあったが 当該選手は 現在韓国のスーパーラグビー・チームでプレーしている とのこと。

 

JPNの代表のパフォーマンスについて 主として HCの手腕が論じられてきていて どうしても 上記のような 構造問題には あまり触れられない。何か 釈然としないものを感じ続けている。

二兎は追えない。

個人的には 花園も 大学ラグビーも これまで通り 続いてほしいと願っている。リーグワンも 多チームで競い合ってほしい。

だから 代表は 暖かく応援する 多くを期待しない でも 暖かく応援する 高望みをしない でも 暖かく応援する

それでいいのではないだろうか

だって これが 日本のラグビー文化だ! と 胸を張りたい。

              令和7年8月2日