2024年11月16日土曜日

岡島レポート・2019 W杯・備忘録 250

 今日は 丹後駅伝の日って どれぐらいの人が 知ってるんだろうか…

2019 W杯・備忘録 250
〜 RSANZ 2 〜
 
2023W杯終了直後 Midolのインタビューで FRAのガルティエHCは 「チーム・メンバーの体験の共有が チーム力向上に欠かせないから 2023メンバーの80~90%を 次のW杯に連れて行くことになるだろう」と語った。いかにも 人情家・ガルティエらしい発言。これに対して 選手間の公平な「競争」を阻害する などという批判が 出ていた。
人間集団にとって どのように「新陳代謝」してゆくのかは 永遠の課題なのだろう。
世界王者 RSANZは どうだったのか 直近3大会における両チームの対戦でのメンバーを表にしてみた。
2015W杯:準々決勝、2019W杯:予選プール初戦、2023W杯決勝、今年のザ・ラグビー・チャンピオンシップ2戦)
 
(表-1 RSAの対NZ戦メンバー)
 
2015W
2019W
2023W
2024TRC-1
2024TRC-2
1
ムタワリナ
キッツォフ
キッツォフ
ンチェ
ンチェ
2
デュプレッシー
マークス
ンモナンビ
ンモナンビ
ンモナンビ
3
マルハーバ
マルハーバ
マルハーバ
マルハーバ
マルハーバ
4
エツベツ
エツベツ
エツベツ
S.デュトイ
エツベツ
5
デヤハー
モスタート
モスタート
ノーキア
ノーキア
6
ロウ
コリシ
コリシ
コリシ
コリシ
7
バーガー
P.S.デュトイ
P.S.デュトイ
ディクソン
P.S.デュトイ
8
ヴェルミューレン
ヴェルミューレン
ヴェルミューレン
ヴィーサ
ヴィーサ
9
デュプレア
デクラーク
デクラーク
ライナー
ウィリアムズ
10
ポラード
ポラード
ポラード
ムンゴメズル
ポラード
11
ハバナ
マピンビ
コルビ
アレンザ
コルビ
12
デアレンデ
デアレンデ
デアレンデ
デアレンデ
デアレンデ
13
クリエル
アム
クリエル
クリエル
クリエル
14
ピーターセン
コルビ
アレンザ
コルビ
ムーディー
15
ルルー
ルルー
ウィレムサ
ファシ
ルルー
16
ストラウス
ンボナンビ
フーリー
マークス
マークス
17
ニャカネ
ムタワリナ
ンチェ
スティーンカンプ
スティーンカンプ
18
J. デュプレッシー
ニャカネ
ニャカネ
コッホ
コッホ
19
マットフィールド
スナイマン
クライン
エツベツ
スミス
20
アルベルト
ロウ
スナイマン
E.ロウ
E.ロウ
21
ピナール
ヤンチース
スミス
スミス
ヘンドリクセ
22
ランビー
ステイン
ウィーサ
ウィリアムズ
ムンゴメズル
23
サーフォンテン
クリエル
ルルー
ポラード
アム
 
(表-2 NZの対RSA戦メンバー)
 
2015W
2019W
2023W
2024TRC-1
2024TRC-2
1
ムーディー
ムーディー
デクルート
ウィリアムズ
ウィリアムズ
2
コールズ
コールズ
テイラー
テイラー
テイラー
3
フランクス
ラウララ
ロマックス
ロマックス
ロマックス
4
レタリック
ホワイトロック
レタリック
S.バレット
S.バレット
5
ホワイトロック
S.バレット
S.バレット
ヴァアイ
ヴァアイ
6
カイノ
サベア
フリゼル
ブラッカダー
シティティ
7
マコー
ケイン
ケイン
ケイン
ケイン
8
リード
リード
サベア
サベア
サベア
9
A.スミス
A.スミス
A.スミス
ペレナラ
ラティマ
10
カーター
モウンガ
モウンガ
マッケンジー
マッケンジー
11
サベア
ブリッジ
テレア
クラーク
テレア
12
ノヌー
クロティ
J.バレット
J.バレット
J.バレット
13
C.スミス
ブラウン
イオアネ
イオアネ
イオアネ
14
スカダー
リース
ジョーダン
ジョーダン
リース
15
B.スミス
B.バレット
B.バレット
B.バレット
ジョーダン
16
メアラム
テイラー
タウケイアホ
アウムア
アウムア
17
フランクス
トゥンガファシ
ウィリアムス
トゥンガファシ
トゥンガファシ
18
ファームイナ
タアヴァオ
アウララ
ニューウェル
ニューウェル
19
ヴィト
トゥイプルトゥ
ホワイトロック
ダリー
ダリー
20
ケイン
フリゼル
パパリ
フィナウ
ジェイコブソン
21
カールバロー
ペレナラ
クリスティー
ラティマ
ペレナラ
22
B.バレット
ウィリアムス
マッケンジー
ブラウン
ブラウン
23
ウィリアムス
B.スミス
ブラウン
テレア
B.バレット
 
対象にした5試合すべてで 同じ背番号で先発しているのは RSA・3番:マルハーバ と 12番:デアレンデ (RSA・エツベツは 2024TRC-1で 19番 他の4試合は 4番。NZ・ケインは 2015W杯で20番 他の4試合は 6番) こういう人たちが 「鉄人」の名に ふさわしい…
 
15人の「80~90%」は 「12~13.5人」。23人では 「18.4~20.7人」。
表を作っていて 意外と 同じ名前が多いな と 感じた。
23人ベースでの 翌大会での メンバー内の人数を カウントすると次の通り。
 
(表-3 翌大会試合での出場人数)
 
20152019
20192023
20232024-1
20232024-2
RSA
      8
     16
     12
     14
NZ
      9
     10
     13
     12
 
引退した選手もいれば ケガで出場がかなわなかった選手もいる。さまざまな事情が考えられる。チームとしての 共有体験を どう創っていくのか 興味深い。
 
*********************************
 
1114日(木)WRの評議員会が開催され 会長選挙が行われた。Midolによれば 候補者は3名。Brett RobinsonAUSENGが支持)   Abdelatif BenazziFRARSAが支持)   Andrea RinaldoITAIREが支持)。投票総数は 52票。第1回投票では、Robinson22票、Benazzi21票、Rinaldo9票。上位2者による決選投票で Robinson27票 Benazzi25票 で Robinsonが 次期会長(任期4年)に選出された。世界のラグビー界が 2つに分断されているわけでもないのだろうが 一枚岩でないことも事実。新会長の下で どのように進化していくのか 気になる。
 
令和61116

森裕恵ちゃんとパリで2回、お会い出来ました✌️

 先月、11月28日、裕恵ちゃん達の展覧会に顔を出してから、久しぶり、11月6日に裕恵ちゃんと再会出来ましたが。丹吾ちゃんからの依頼で裕恵ちゃんが私のパリでの様子を撮ると言う事で再会、ランチはラ・ロトンドで取り、その後、私のアトリエの中でも私のお喋りを撮り、近くの喫茶店でコーヒーを飲んでお別れしました。

2024年11月10日日曜日

岡島レポート・ 2019 W杯・備忘録 249

 ニッポンっていう国 和魂漢才にはじまって 「お手本」を目標に 真似る癖がある気がしています。今回のUSA大統領選挙を眺めていると USAを お手本ではなく 反面教師にしたいと痛切に感じています。


                                           2019 W杯・備忘録 249
                                              〜 RSANZ 〜
 
6W杯(2007)年以降 2023W杯までの5大会 優勝国は RSANZ2か国だけである。2007年から2027年までの20年間は この2か国だけが 世界王者である。
5大会の決勝ラウンドの得点差を表にしてみた。
 
 
  2007
  2011
  2015
  2019
  2023
決勝
     9
     1
    17
    20
     1
準決勝1
    24
    14
     2
     3
     1
準決勝2
     5
     1
    14
    12
    38
準々決勝1
    17
    23
    49
    23
     1
準々決勝2
     2
     7
     1
    24
     4
準々決勝3
     6
     2
     4
     1
     6
準々決勝4
     2
    12
    23
    32
    12
(注)準決勝1:優勝チームの試合
準決勝2:準優勝チームの試合
準々決勝1:優勝チームの試合
準々決勝2:準優勝チームの試合
準々決勝3:準決勝1の敗者のチーム
準々決勝4:準決勝2の敗者の試合
 
各大会の得点差(僅差(12点差)、ワントライ(+ゴール)で逆転可能な点差、2トライ(+ゴール)で逆転可能な点差、大差)で区分して、表にしてみた。
 
大会年・点差
    1,2
  36
 713
 14
  2007
Q2:E(12-10)A
Q4:F(20-18)N
S2:E(14-9)F
Q3:Ar(19-13)S
F:R(15-6)E
S1:R(37-13)Ar
Q1:R(37-20)Fi
  2011
F:N(8-7)F
S2:F(9-8)W
Q3:A(11-9)R
 
Q2:F(19-12)E
Q4:W(22-10)Ar
S1:N(20-6)A
Q1:N(33-10)Ar
  2015
S1:N(20-18)R
Q2:A(35-34)S
Q3:R(23-19)W
 
F:N(34-17)A
S2:A(29-15)Ar
Q1:N(62-13)F
Q4:Ar(43-20)I
  2019
Q3:W(20-19)F
S1:R(19-16)W
S2:E(19-7)N
F:R(32-12)E
Q1:R(26-3)J
Q2:E(40-16)A
Q4:N(46-14)I
  2023
F:R(12-11)N
S1:R(16-15)E
Q1:R(29-28)F
Q2:N(28-24)I
Q3:E(30-24)Fi
Q4:Ar(29-17)W
S2:N(44-6)Ar
 
試合の醍醐味の一つが ノーサイドまで「一発逆転」の可能性のある試合だろう。その意味で 2023大会は 決勝ラウンド7試合のうち 5試合が そういう試合だった。逆に 2019大会は 2試合のみ。こういうことも 記憶のどこかに残しておきたい気もする。
 
各大会の優勝チーム・準優勝チームの決勝ラウンド3試合での得失点差の合計は 以下のとおりである。
 
 
  2007
  2011
  2015
  2019
  2023
優勝チーム
 
   RSA
     50
   NZ
     38
   NZ
     68
   RSA
     46
   RSA
      3
準優勝チーム
   ENG
     -2
   FRA
      7
   AUS
     -2
   ENG
     16
   NZ
     41
 
2023大会は RSAが「1点差」で 決勝ラウンド3試合を勝ち切った ある種「奇跡」を起こした(と記憶している)。RSAについて 5大会を通じて見てみると 3大会(200720192023)で優勝 2大会で敗北している試合は いずれも 「2点差」(20112015)。この2大会の僅差での連敗が 今日の成功を導いている気がする。
また 2023RSAだけは 準優勝チームの決勝ラウンド3試合の得失点差に劣後している。
 
そうであるならば 2023大会で RSAに「1点差」で負けた NZENGFRAが 次の大会で 「1点差」を勝ち切るチームに変身できるか 楽しみである。
 
令和6119

2024年11月2日土曜日

岡島 レポート・ 2019 W杯・備忘録 248

半世紀前 何を目標にしていたのやら   まさか こんな風に 日々を過ごしているとは 思っていなかった  じゃあ どんな風に 暮らしていると 考えていたのやら…

                              2019 W杯・備忘録 248
                          〜 M48 RSA/NZ  16 〜
 
いくつかの気になるスタッツについて 準々決勝:NZ/IRE RSA/FRA 決勝:RSA/NZ3試合で 見てみる。
 
まず OFFLOADS
(表-1 OFFLOADS
 
総数
○内は回数 裸数字は背番号
NZ
  3
 4,8,15
IRE
  8
 11,14                     7,10,13,20
RSA
  2
 13,22
FRA
13
 9                 2,8,10                    5,7,13,14
RSA
  7
 15                9                         6,10
NZ
  5
 8,11,14,19,22
 
OFFLOADS 上背がある選手がプレーするものだと思われるが FRA9番・デュポン 多用している。「決まれば」ナイスプレーだけれど リスクを伴うのも事実。RSAは 準決勝:ENG戦(雨の中の試合)「2」(19番・スナイマンの2回のみ)。NZは 準決勝:ARG戦では「10」(背番号別には ㈪10  2,6,8,11,12,13,14,22)。相手・天候条件などで 使い方が変わってくるのだろう。
 
次に DEFENDERS BEATEN
(表-2  DEFENDERS BEATEN
 
総数
○内は回数 裸数字は背番号
NZ
22
 8     9,15    ㈪ 5,10,11,12,13      16,18
IRE
31
 12   14     20   8,10,13,15,23     2,6,11,16,19
RSA
12
 11,12       20                4,14
FRA
43
 10   2,12   9,13,17   11   8       3,4,6,7,14,15,19
RSA
14
 11        8            ㈰ 4,5,6,10,12,13,15,16
NZ
37
 11  12       8,10  13  2,9,22,23   6,14,15
 
ディフェンスを「打ち破る」回数が多いチームが 3試合とも 敗北している。最終ラインを「死守」すれば 途中経過は意味を持たない ということだろうか。
 
そして TURNOVERS WON
(表-3  TURNOVERS WON
 
総数
○内は回数 裸数字は背番号
NZ
  7
 7,8             ㈰ 4,14,19
IRE
  4
 1,7,8,12
RSA
  8
 20,21            1,4,8,9
FRA
  5
 2,3,8,9,17
RSA
  7
 21                                     7,8,13,16
NZ
  2
 2,15
 
この3試合では TURNOVERS WONが多いチームが 勝利している。なんとなくわかる気がする。決勝ラウンド7試合で見てみると 2試合で少ないチームが勝利している。まず 準々決勝:ENG30-24FIJでは ENG5」に対して FIJ7」。FIJの大健闘 レフリーがレイナル(FRA)でなければ という思いが残り続けている。そして 準決勝:RSA16-15ENGでは RSA4」に対して ENG8」。ENGが勝てた試合だった。
RSA 準々決勝・20番 決勝・21番は ヤマハ所属のスミス。これぞ インパクトプレーヤー。準決勝も30分間出場し「1」。2019W杯は スコッドに入るも 2試合の出場のみ(決勝ラウンドはベンチ外)。2023W杯ではキープレーヤーの一人に。彼の成長は 主としてヤマハのプレーで齎された!? 海外経験も重要かもしれないけれど リーグワンでも選手は育つ…
 
令和6112